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2019年ニンジャスレイヤー222結果発表

“ブラックホールに飛び込んでもニンジャなら大丈夫。そういうパワがある。ニンジャスレイヤー222も同様であることが完璧に証明されている”

  - アインシュタイン(2019)

🍣ドーモ、ニンジャスレイヤー翻訳チームです。本日は2019年度の #ニンジャスレイヤー222 の結果発表をおこないたいと思います🍣。

まずそもそも #ニンジャスレイヤー222 とは何なのか? 要するにそれは222がニンジャである事に気づいた人々によって始められた、ニンジャとDIYの祭典です。春の陽気が近づき、新しいことやニンジャをしたくてたまらなくなってくる……! いわばそんな衝動です。絵を描いたり、写真を撮ったり、ハイクを詠んだり、自由な形式のDIYで参加出来るのです。

そして今年もたくさんのDIY作品が応募されました。ありがとうございます! 今年も我々は原作者のボンド&モーゼズ氏とともに審査を行い、ファスト・アズ・ライトニング賞とシックスゲイツ賞の受賞作品を選定しました。力作があまりに多いため、例年通り、とても嬉しいことであると同時に、審査はとても大変なことでした。そこで、おしくも受賞を逃した作品いくつかについて、今年もピックアップとコメントを用意してあります!


◇ファスト・アズ・ライトニング賞◇

それではまず「ファスト・アズ・ライトニング賞」から発表をおこないたいと思います。これは2月22日当日に応募された作品の中から、その素早さとパッションを讃えて贈られる賞になります。

B&Mコメント:文字であり記号でありコトダマであり絵だ。情報量が多く、遊び心がぎっしり詰まっていて楽しく、じっと見ると様々な発見があって新鮮だ。金色なのサブジュゲイターらしくていいね!


B&Mコメント:甥から送られてくる写真で僕たちがよく見る日本とはまた違う、独特のアトモスフィアを感じられて、とても楽しかった。世界中のどこにでもニンジャは存在しうる、そのニンジャ精神を改めて思い出させてくれた。街のアトモスフィア自体もとてもいいね。


受賞おめでとうございます! それでは続いて、シックスゲイツ賞の発表に移ります!


◇シックスゲイツ賞◇

B&Mコメント:まるでコミックの表紙ページのようなダイナミックさと、AoM時代らしいモダンさ、そして気持ちのいい開放感のある絵だ。イグナイトやヒュージシュリケンの装束や武器デザインもとても独特のテイストがあって面白いね。

B&Mコメント:論文形式のドキュメントやグラフは脳を興奮させる。ニンジャという予測不可能で定量不可能なものをグラフ化したり分析する試みは、それ自体がロマンであると思う。このまま続ければイグニンジャノーベル賞も取れるかもしれない。

B&Mコメント:新しいことに挑むというDIY精神がおおいに伝わってきた。このひとは普段から3Dをやっているわけではないよね?(もしそうだったとしたらごめんね!) そういう新しい分野への果敢な挑戦も、ニンジャの大切な要素なんだ。

B&Mコメント:フルコース感があり、色彩豊かで、写真全体のアトモスフィアの出し方も巧みだった。日本料理が持つ独特のカワイイが表現されていたのもよかった。まるでスシたちが今にも語りかけてきそうだ。

B&Mコメント:サツバツでミニマルな世界観を絵と音楽でしっかりと見せている作品になっており、独創性と説得力があった。最近の尖ったインディーズゲームなどの表現手法にも近い、とてもミニマルでロックなアティチュードだと思う。


B&Mコメント:とにかく絵と色彩からすごいダイナミックさとパワを感じた。見るものを圧倒する問答無用のパワ、それもまた僕たちの考える重要なニンジャの要素だ。


以上、6作品が今年のシックスゲイツ賞となります。受賞おめでとうございます!


◇ピックアップ&コメント◇

ここからは、おしくも入賞を逃したいくつかの作品について、原作者からのコメントつきで紹介をしていきたいと思います。なお小説系や長文のテキストについては、ダイハードテイルズを介してボンド=サンとモーゼズ=サンに内容を説明しています。


B&Mコメント:どこから見ても悪そうなニンジャだ! 見ていて気持ちがいいくらいEvilだね! 色合いもかっこいい。


B&Mコメント:TRPGから着想を得たニンジャのストーリー。アトモスフィアにも緊張感があり面白かった! このまま一本の短編として完成させればシックスゲイツ賞だったかもしれないね。


B&Mコメント:エッチングや銅版画のような精密さのサイバーパンク絵が僕を興奮させる。このテイストでいろいろと突き詰めていくと、すごいものができそうな気がする。


B&Mコメント:珍しいシルバーキー装束のエーリアスだ。それぞれの要素のミックス具合が面白いね!


B&Mコメント:サツガイの超常的存在感の一側面をうまく表した造形物だね。実際、宇宙的規模の恐怖、あるいは神話的存在というものは、突き詰めていくうちにカワイイが見出されたりすることはよくあることだ。「カワイイのはだめだ」なんていうのは卑小な人間の勝手な思い上がりで、彼ら自身はそんな枠にはまらないし気にもしていないのだ。


B&Mコメント:とてもアトモスフィアを感じられた。鶴だけでなくバタフライも混じっていることにハッとさせられるね。


B&Mコメント:プロットが工夫されていて、その終わり方にはエルリックの夢の旅めいた一抹のワビサビを感じさせられたね。


B&Mコメント:和菓子にはとても興味がある。ネリ・キリは特に神秘的なお菓子だ。DIYするのはとても難しそうだ、どうやってやるのか想像もつかないよ。出来上がったお菓子はみなニンジャらしい工夫と奥ゆかしさに溢れているね。


B&Mコメント:とてもクールな撮影スポットだ。ニンジャスレイヤーのホラーな要素がうまく表現されていると思った。僕がサンシタニンジャになってこんな怪物に遭遇したら、生きて帰れる自信は無い。


B&Mコメント:ぱっと見た時、野外のどこか夕焼けなのかと錯覚させられた。そしてここがシュギ・ジキであると気づいた。インスピレーションに満ち溢れているね。ゾーイの表情もいいし、シルバーキーの似合っていない髭の落ち着かない感じがいい。


B&Mコメント:本編でヴォイドに呑まれた者達がゲームなどにクロスオーバーして立ち上がってくる構成だと知った時、面白くて笑顔になってしまった。接続の仕方がエキサイティングだと思ったよ。それに、ニンジャならばブラックホールに飲まれても生きているかもしれないからね。


B&Mコメント:ワオ! 渋い色味も相まって、サツバツナイトらしい奥ゆかしさと円熟のカラテを感じるね。強いインパクトとパワの作品だ。


B&Mコメント:童話のようなメルヘンタッチの絵柄がとても気に入った。AoMのシャドウウィーヴのストーリーには子供が絡むものが多いんだけど、こうしたニンジャ童話も面白いかもしれないね。


B&Mコメント:背中合わせのサツバツナイトとニンジャスレイヤー! マフラーの使い方がとても効果的だ。マスラダの荒々しさも出ているね。


B&Mコメント:ぼろぼろのソファーとか、ピザタキ全体の雰囲気がとてもいいね。タキの服装も西海岸っぽくて面白い。全体の色合いも好きだ。


B&Mコメント:ニンジャとスパイス。それは今まで僕らが思いつきそうで思いつかなかった新たな概念かもしれない!


B&Mコメント:悪そうなコトブキとパーカーがいいね(そんなに悪そうじゃない)。マスラダもフジキドとは違う若さを感じられていい目つきだ。


B&Mコメント:小さなサワタリの存在感がいいね。オーガニック・ボンサイ的な表現は新たなニンジャDIY分野を開拓するかもしれない。そんな気持ちにさせられた。


未来へ

ここで全部紹介できないのが残念なくらい、今年もたくさんの力作が集まりました。ぜひ全応募作品をチェックしてみてください。Twitterならば ここから(謎の取得漏れがよく発生するようなので注意してください)、noteならば ここから 全ての応募作品をチェックできます。

これにて今年のニンジャスレイヤー222結果発表を終了したいと思います。今年もたくさんのニンジャでうれしくなりました。ありがとうございました! なお、各賞受賞者のみなさんには追って @DHTLS から記念品の送付に関して連絡が近日中に届くと思いますので、よろしくお願いします。



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