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無印コミカライズ版から始める「ニンジャスレイヤー」!

妻子を殺され、自らも瀕死の状態にあったサラリマン、フジキド・ケンジ

ナラク・ニンジャのソウルが憑依し、彼を死の淵から呼び戻した

……復讐のために!

メリー・クリスマス・ネオサイタマ」より


無印コミカライズとは?

 ニンジャスレイヤーはこれまでに様々なコミカライズ作品が描かれてきた。今日は、そのひとつであるコンプティーク版コミカライズ、通称「無印コミカライズ」版について紹介しよう!

第1巻「マシン・オブ・ヴェンジェンス」より


リアル! 骨太! ストレート!

 1巻の冒頭部から、あなたは妖しいネオン輝く近未来電脳都市ネオサイタマの夜景にダイヴすることとなる。そして浮かび上がるのは、ヤクザの死体とニンジャ! 「無印」の名前通り、原作準拠度を特に高めたコミックシリーズで、3Dモデルなども多用され、息を呑むようなリアルさだ。中国語、スペイン語、フランス語など、各種言語版も発売されており、カラテアート度の高さから、米国だけでなくヨーロッパでもその人気は高い!

メリー・クリスマス・ネオサイタマ」より

 無印コミカライズの脚本/作画は「コミックマスターJ」「アクメツ」「真マジンガーZERO」などで名高きベテランコンビ、余湖裕輝&田畑由秋! そして「リアル! 骨太! ストレート!」なアクションが「無印」の魅力である。無印ニンジャスレイヤーでは、男も女も最高に決断的でダイナミック&セクシーだ!

ゲイシャ・カラテ・シンカンセン・アンド・ヘル」より

ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」より

問答無用の漲るカラテ!

骨太の人間ドラマもそこにある!

美女もいる!

神々の使者もいる!

女子高生もいる!

情け容赦無いゴアシーンもある!

ナムアミダブツ!


どこから読む?

 無印ニンジャスレイヤーは第1部「ネオサイタマ炎上」編を基本としているが、時系列順ではなく、ニンジャスレイヤー世界の基本に徐々に慣れていけるように、2部を含めた人気エピソードを絶妙な順番でチョイスして連載が進行している。

ニンジャに弾丸は当たらない!

 たとえば1巻は「ニンジャの実在とその恐怖!」「ニンジャを殺す復讐の戦士、ニンジャスレイヤー!」という形で始まり、2巻と3巻では「ニンジャソウルに憑依された高校生の物語」によって、この物語のキー要素のひとつである「ニンジャソウル憑依」というものがどのような概念なのかが解る。そこから、サイバーパンク世界であるネオサイタマの電脳戦、バラエティに富んだニンジャの紹介、そして改めてニンジャスレイヤーとは何者かというオリジン語りに戻る構成なのだが、「ニンジャスレイヤーはニンジャを殺す復讐の戦士」という基本さえ押さえていれば、どこから読んでも面白いのだ。

 「それでもどこから読むといいのか?」という質問には、特別好きなキャラや気になっているキャラが既にいるので無い限り、1巻の「マシン・オブ・ヴェンジェンス」がおすすめだ。あるいはニンジャスレイヤーのオリジン(誕生秘話)が明かされる「メリー・クリスマス・ネオサイタマ」もいいだろう。


最新刊「フィスト・フィルド・ウィズ・リグレット・アンド・オハギ」もおすすめ!

 もし、あなたが「ニンジャスレイヤーは、ニンジャに妻子を殺されたフジキドが復讐のために戦っている」といった程度の背景は知っているならば、最新刊「フィスト・フィルド・ウィズ・リグレット・アンド・オハギ」を試しに買ってみるのもオススメだ。

「これでニンジャスレイヤーの奥深さとワビサビの虜になった」という人も多い傑作短編のコミカライズであり、第1部らしい仄暗さと火花のようなカラテ、そして男の哀愁に溢れた名作。コンパクトながら、ニンジャスレイヤーのエピソードの基本となるエッセンスがぎゅっと濃縮されている。

「ニンジャやネオサイタマやオハギで、どうしてシリアスな物語になるんだ?」と思ってしまった人は、ぜひ手にとって読んでみて頂きたい。ニンジャスレイヤーは全てがシリアスであることが解るはずだ!


本誌連載は第1部「ネオサイタマ炎上」編がクライマックスへ!

 コンプティーク誌での連載は、いよいよ第1部のクライマックスが近い。フジキドの妻子を殺めたニンジャ組織「ソウカイ・シンジケート」の首領、ラオモト・カンを狙い、鋼鉄のインテリジェント・モンスターバイク「アイアンオトメ」に跨るニンジャスレイヤーが激走! ついに最終決着の時が迫る!

 なんと無印ニンジャスレイヤーは、Twitterアカウントからでも連載分が無料ですべて読める! ……だが、コンプティーク本誌の大紙面で読んだ時の迫力と興奮は、何ものにも代えがたい! そして余湖=センセイ、田畑=センセイのこの素晴らしいコミカライズが末長く続き、2部ラスト、3部ラスト、そしてその先までも広がるよう、単行本を買って積極的ドネートをよろしく! 

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