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シャード・オブ・マッポーカリプス(80):決戦兵器安土城の爆発四散

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戦国時代、天下統一を目指すナゴヤ・ミッドランドのウォーロード、織田信長によって築かれたとされる「安土城」。だが安土城は、本能寺炎上とほぼ時を同じくして、謎の爆発四散を遂げている。果たして、安土城になにが起こったのか。

この歴史ミステリーを追い、安土城に関するミッドランド諸大名の古文書を紐解くと「不思議なことに安土城は守りの要としての構造をほぼ備えていなかった」「内部に五重塔を持つ」「爆発する天守閣が目撃されている」「その威容は山の如くあり、石垣によって踏み潰されたる人足の数は数百を下らぬ」「焼失跡には名物茶器と思しき壺の破片だけが残されていた」……などの不可解な記述が散見される。特に注目すべきは「石垣に踏み潰された」という報告である。何故城に踏み潰されるのか? なぜ天守閣は爆発したのか? その答えは最早明らかである。

織田信長や明智光秀がニンジャであったことからも自明なように、安土城にもまた、恐るべきニンジャ真実が存在したのだ。


安土城建造の許可とその目的

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