見出し画像

パルプ小説の書き方(実践編4):「開幕シーケンスを考えろ」(逆噴射聡一郎)

【承前】

よくきたな。おれは逆噴射聡一郎だ。おれは毎日すごい量のテキストを書いているが、誰にも読ませるつもりはない。おれは今夜も組織の追っ手をかわし、MEXICO当局の目をかいくぐりながら、行きつけのサルーンでこれを書いている。

おれは今までパルプ小説の書き出し方や、キャラやタイトルの作り方などをおまえにいろいろ教えてきた。PRACTICEを重ねたおまえは、インパクトのある冒頭の書き方もつかめてきたはずだ。だが・・・・・それは小説のためのパーツや素材にすぎない。最終的に小説として仕上げるための方法をおれはまだ書いていなかった。もっとも中には、誰に教わることもなく、野生のカンだけでそれができている真の WOLF - 狼- のような鋭いパルプの牙を持ちし者もいるかもしれない。だが、普通はそう簡単にはいかないものだ。毎日のPRACTICEで銃の腕前を鍛えるように、小説を書くスキルも磨かなければならない。おまえは真の男だから絶対にいつかそれができる。要は練習だ。毎日だ。

今回おまえに教えるのは、そのひとつ「好きなシーンから書いていき、それをいくつも繋いだり並べ替えたりして、1本の小説に仕上げる方法」だ。

逆噴射聡一郎先生プロフィール:社会派コラムニスト。昔からダイハードテイルズ・マガジンに時々寄稿してくださいます。当マガジン上にて「パルプ小説の書き方講座」を連載していただいています。2018年までの記事で「パルプ小説講座」の基本とPracticeは一通り終了したので、2019年はそこから発展した内容や、これまでに触れた特定項目を掘り下げた内容となっていきます。

この続きをみるには

この続き: 7,431文字
この記事が含まれているマガジンを購入・購読する
SNSが浸透した現代社会、そこはまるで無法のMEXICO・・・。隠し黄金と毒サソリがひしめくパルプ小説創作の荒野で生き抜くための信念とノウハウを収録。本書を読んだとき、あなたの胸にはMEXICOの風が吹き、真の男本来のガッツが湧き上がる。このマガジンを読んでパルプ小説を書き、過酷なメキシコで生き抜こう!

社会派コラムニスト「逆噴射聡一郎先生」がダイハードテイルズ・マガジン上で連載している「パルプ小説の書き方」やQ&Aをまとめたものです。...

「パルプ小説の書き方」などを「ダイハードテイルズ出版局活動月報マガジン」で連載している逆噴射聡一郎先生の、2019年分の記事を全てまと...

このマガジンでは、ダイハードテイルズ作家陣(杉ライカ、本兌有、逆噴射聡一郎など)のコラムや日報、小説、備忘録、準備稿、プレビューなどが読めます。ダイハードテイルズのオンライン創作活動に対する定期ドネート窓口でもあります。

本兌有、杉ライカ、逆噴射聡一郎など、ダイハードテイルズ所属作家のコラムや小説が読めるマガジンです。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

🍣🍣🍣キャバァーン!
102
「ニンジャスレイヤー」などを連載する、オンライン・パルプノベルマガジンです。