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【結果発表】2017ニンジャスレイヤー222コンの受賞作品発表!


2017ニンジャスレイヤー222コンとは?

 それはニンジャスレイヤー読者によるDIY(とにかく自分でなんか作る)イベントです。2月22日のニンジャの日を祝うため、ニンジャヘッズは2015年から「#ニンジャスレイヤー222」と呼ばれるDIYイベントを自主開催してきました。

 そして今年、ニンジャスレイヤー222と並行して、note上でコンテストを行うことができました。今回、noteアカウントを作成しての投稿というワンステップがありましたが、非常な力作を投稿していただき、本当に嬉しく思います。またnoteへの移転により、これまで長文投稿が難しいなどの理由からエントリー対象外となっていた文章による創作物、あるいは感想文などでの参加も可能となり、さらなる多様性が生まれたことを、原作者のボンド氏、モーゼズ氏とともに喜んでおります!


受賞作品の発表

 それでは早速受賞作品の紹介に移りましょう。受付期間は2月22日〜2月28日。今回、非常に多くの創作ジャンルにわたる募集を行いましたので、グランプリ作品は設定していません。約140作品のなかから、一次選考を行い、18作品をノミネート。最終的に、それらのなかから「シックスゲイツ賞」を計6作品。そして、初日である2月22日の投稿から1作品「222賞」を選びました!

7名の受賞作の方は こちら より、投稿時のnoteIDを併記した上で、ぜひダイハードテイルズ社までご連絡ください。ささやかな原作者サイン入りアイテムを記念品として贈呈させていただきます(記念品の郵送を希望されない場合も、お手数ですがその旨ご連絡ください)。


◆シックスゲイツ賞の発表◆

わほー さんの作品:

シンプルで迫力ある、ニンジャスレイヤーのコスチューム作品。通常のニンジャセッション(ニンジャの恰好をして歩いたり写真を撮影する行為)に留まらず、強力な屏風アートとタタミ、力のあるグラフィックロゴをコラージュすることで、トータルで異質なアトモスフィアを醸し出すことに成功しています。

弦田樹 さんの作品:

作中登場人物である、アフロヘアとティアドロップ・サングラスがトレードマークの男「スーサイド」と、動物変身能力を持つ男「フィルギア」をもちいたアート。幽玄みを感じさせる色調にバイクが不思議とマッチしています。テクノロジーと幻想の融合が作品テーマのひとつでもあるニンジャスレイヤーを、よく表した絵となっています。

恵 さんの作品:

第4部主人公であるニンジャスレイヤー(マスラダ・カイ)を描いた作品。引き込まれて目が離せなくなる力を感じます。ボンド氏の今回の一番のお気に入り作品で、「空気感、トータルの存在感が非常に強く、ずっと眺めてしまうね」とのコメントが出されています。

ズールーボ さんの作品:

アンダーグラウンド・コミックを思わせる不穏なタッチとポップな色使い、そして大胆な日本語のコラージュ。最低限のミニマルな要素で巧みに表現されたサイバーパンクはワビサビすら感じさせます。第1部のニンジャスレイヤーを想起させる、モーゼズ氏お気に入りの作品です。

sizn さんの作品:

サイバーパンク・ニンジャ活劇と落語をマッシュアップさせたエントリー。今回から応募対象作品となり多数のエントリーがあった「文章作品」の中でも特に、「サイバーパンクと落語」という新規性、そして総合的なプレゼン完成度の高さにより、シックスゲイツ賞を獲得しました。

Kelly さんの作品:

生姜ムースは作中に登場したスイーツ。文章で端的に名称が出てきただけの品ですが、見事に具現化されています。「あっカワイイし美味しそう!」と一目で感じ、さらに、レシピの記載もわかりやすく、総合的なプレゼンテーション性の高さがありました。


特別賞である222賞

今回、特別賞のひとつとして「222賞」が設けられました。これは直感的なニンジャ瞬発力を讃える賞であり、レギュレーションの発表が行われた2月22日中にポストされた投稿の中からのみ選ばれます(今年の応募期間は2017年2月22日から2月28日まででした)。

222賞の受賞作はこちらです!

KERO さんの作品:

現在連載中の第4部の主要登場人物を描いた作品。アナログのあたたかみ、各キャラクターのパーソナリティをよくあらわして、なおかつカワイイ性もあるアートです。審査員一同、笑顔になりました。

最終選考に残ったその他のエントリーを紹介

 力作ぞろいで、本当にどれも素晴らしかったです! 作品としての刺さる度は勿論、アートとしてのパワや、作品を見せる為の総合的なプレゼンテーション力(絵以外の作品に関してはたとえばヘッダー画像の工夫など)や、クラスタ外の人がぱっと見たときの伝わる感……なども加味して、総合的に選考していきました。こちらに、最後までシックスゲイツ賞の候補に残ったノミネート作品の数々を紹介します。

はらら さんの作品:

AOM主人公、ニンジャスレイヤー(マスラダ・カイ)を描いた作品。若さゆえの躍動感と内に秘めた暴走熱が表現されています。

深町トシヲ-tso さんの作品:

音楽作品です! クールで、同時にどこかなつかしくもあるテクノサウンドに痺れます。

ヤラカシタ・エンタテイメント さんの作品:

夏目漱石とニンジャスレイヤーの第1話「ゼロ・トレラント・サンスイ」をマッシュアップした文章作品。高い完成度です。

がお さんの作品: 

ゾンビーニンジャの「エルドリッチ」を描いた、エネルギッシュなDoodleアート作品。ソードオフショットガンの銃口がクールです。モーゼズ氏いわく「この方のエキサイティングなスタイルで、もっとどぎつい表現も見てみたい」とのこと。

イツキ さんの作品:

意表をつく脚本形式で、目を引きました。選んだエピソードがバトル・オブ・ザ・ネストというのも渋い。

オヨヨ さんの作品:

Excelによってスシ・グラフを描画したハイテックな作品。スシ・データのパラメタについてより詳細なプレゼンがあれば凄い事になった!

ぎだ/gida0730 さんの作品:

赤と黒で描かれたスタイリッシュなアート作品。222をうまく配置した血文字、二枚のスリケンなども見所。フジキドの厳ついシルエットも新鮮。

マツモトキヨシ さんの作品:

どこか懐かしさを感じさせる3Dゲーム風の動画作品。動画内容も唐突で恐怖感があり面白いものですが、付随するテキストも洒落ており、トータルで楽しむ事ができました。

かぶら木破裂 さんの作品:

ニンジャスレイヤーPLUSのエピソード「サヴァイヴァーズ・デスパレート・エクスペディション」に登場する、ニンジャ集団「サヴァイヴァー・ドージョー」を描いた作品。リリシズム溢れる独創性の高いタッチで、染み入るような良さがあります。


hatikaduki さんの作品:

都市に着目した考察文です。実際ニンジャスレイヤー第三部は都市の生と死にまつわる物語であり、興味深い記事内容となっています。

伏 さんの作品:

外部キットをうまく活用したDIYカワイイ作品。気軽に自分もやってみたくなる感じは222における重要な審査ポイントのひとつです。ヘッダー画像が付いていなかったのでちょっと損をしている。ぜひクリックして見てみてください。

おうのすけ さんの作品:

ニンジャスレイヤー(フジキド・ケンジ)を描いた作品。父性を感じさせるマッシヴな体格と、みなぎるカラテの表現に、素晴らしい説得力があります。



これ以外にも100点以上のエントリーがありました!

https://diehardtales.com/m/m114404f3bde7 こちらのマガジンに、これ以外にもたくさんのDIY作品がアーカイブされています。ぜひチェックしてみてください。なお、タグがうまくついていない作品などは残念ながら発見できず対象外となっています、ご了承ください。

 noteによる投稿は、時間とともに流れていってしまう事がないという特徴があるため、創作物をプレゼンテートするのに便利です。日記などを書くのも楽しいです。いわば未開のフロンティアで、すごい体験があるかもしれない。せっかくのアカウントなので、いろいろ試行錯誤して使ってみるのが良いと思います。

 また今後も #dhtpost  はニンジャスレイヤーを含めたダイハードテイルズ作品全てのファンアート・DIY作品用タグとして機能し、常時、公開マガジンに集めてひろく閲覧できるかたちにしていきますので、どんどん投稿してください!

 そして、実は今月もコンテストを開催予定です。今までにも、ニンジャスレイヤーに関しては、とても興味深いコラムやレビュー、感想文などが投稿されてきました。推薦エピソードをお互い交換し合ったりするのも楽しい。そういったエピソード・プレゼンテーションをテーマに、絵や文章で、なにかやりたいと思います。詳細は後日アナウンス予定です。

 今年もニンジャスレイヤー222にたくさんの応募ありがとうございました!


ニンジャスレイヤー222は、ダイハードテイルズとニンジャスレイヤー翻訳チームによる自主運営イベントであり、KADOKAWA社、ピースオブケイク社(Note)、Twitter社などの提供・協賛によるものではありません。また、このイベントのために各賞受賞者から申告を受ける個人情報は、発送のための連絡、および賞品発送のためにのみ利用されます。

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