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2017ニンジャソン夏:全結果発表

これまでのあらすじ:平安時代の日本をカラテで支配した半神的存在、ニンジャ。2017年夏の到来によってニンジャ前線が発達北上。これまで一度も本編で登場したことのない謎めいた南洋都市「オキナワ」テーマの拡大版ニンジャソンが、8月1日から8月31日にかけて開催されたのだった。

更新履歴:3件の電子的な漏れがあり、追加が行われました。参加方式は次回以降に改善しますので、ごあんしんください。


H:今回は趣向を変えて、選考委員である杉ライカ、本兌有によるコメンタリー形式でフランクに行ってみようと思います。

S:DHTレディオでやろうかと思ったけど、結局文章で書き起こしてたほうがみんな読みやすいだろうしな、という感じですね。なおイラストについては原作者のボンド&モーゼズ氏にもファイルを届けてあるので、のちほどその結果も混ぜていきます!

H:では、来た順にやっていこう。

S:今回は38作品、すごいたくさん集まりました、翻訳チーム、原作者一同、今回も開催して良かったなーととてもよろこんでます。ありがとうございます。

H:仮に自分が選考したらとシミュレーションしていただけるとわかると思うんですが、しょうじき選ぶのはむちゃくちゃつらいです。どれも素晴らしい。しかしそれでも決めていくわけです。

S:最初はこれですね。「夏の海のヤマビコ。」投稿がめちゃくちゃ早かった……。ブラックストライプス=サンですね。スイカだ!

H:確かにブラックストライプスの装束描写に則っていますね。なるほど、という感じ。ナマハゲ的な神秘性もあります。太陽にカモメで殺伐感を生み出せているのがいいですね。

S:次はこちら。「日光アレルギー。或いは―」。INWのオキナワですね。

H:おそらく作中トップクラスでオキナワが似合わないであろう人々ですね。良いケミストリーが出ました。非常にシャイニーで、ブルーブラッドの耽美うるささみたいなものが出ています。綺麗です。

S:まぶしくて夏らしくていいですね。賑やかで好きな色合いです。次は小説「ニンジャ・フィッシング・ア・ニンジャ(ニンジャソン夏)」。これは……完全にシャークネードですね。

H:今回は小説分野ではデッドリーヴィジョンズ方式の投稿をいくつかいただいていますね。一本釣り、いいですね。死闘なのだが俯瞰すると面白くなっている、というポイントをおさえていると思います。

S:いっそちょっとシャークネードの名前を変えちゃったほうが良かったのでは……という惜しさはありますね。では次に行きましょう! オキナワの高まりを感じるウキヨエ作品「オキナワが高まってきた」です。

タイトル通り豊満なナンシー=サンです。画像へのコメントにもありますが、これはそう、確かにナンシー=サンはどんな格好していてもクールでシリアスなんですよね。この記事からのプレビューでは各画像につけられたキャプションが見えない仕様らしいので、ぜひ画像系の作品で気になるものがあったらクリックして、各クリエイターページで作者コメントも見てみてくださいね。

H:いやあ素晴らしいです。大好きですね。

S:ストレートで良いですね。原作者二人も喜んでいました。みんな好きなんですね。では次に行きますね。「ニンジャスレイヤー・イン・オキナワ」 パイナップルメンポのDIYです!

H:料理レシピだと思って読んでいたら意表を突かれました。でもこれ、かぶれそうだな! 大丈夫だったのか?

S:やっぱりベタベタするんですね。まあそうだよな。次は先ほどのINWビーチと同じ方から4コマで「アンブレラとサクリリージinオキナワ」 

H:さきほどのINW絵を送っていただいた方の4コマ作品ですね。全コマ面白かったですね。そもそもアンブレラとサクリリージが海に来ている時点で凄くおもしろい、ヒトデからスリケンで面白い、水死体あんのかよ! と来てのオチ……そこでもスシとか言い出すし、楽しいです。絵のテンションも高い。

S:全投稿作の中で、ニンジャ世界のオキナワビーチが絵になったのはこれが初めてなので、そのチャレンジ精神にボンド=サンは強く感銘を受けていましたね。この微妙にプラスチック感のあるめちゃくちゃ綺麗なビーチというのが、一周回ってネオサイタマぽいですよね。次はウキヨエ「ナンシー=サンとユンコちゃん」

H:王道です。絶対見たかったやつです。ありがとうございます。

S:ニンジャスレイヤー作品のコンでもこういう直球は全然アリです。星の数が一番多いですね。夏らしい爽やかさがあって、好きです。いいですね。ナンシー=サンは確かにこういうの着そうですね。

H:やはり夏の日差しであるからには海や水着だけではなく光源処理も大事で、この逆光感いいですね。海の泡の処理も綺麗。良いです。

S:次はテキストです。「オキナワ・バックストリート・ニンジャ」 

H:バックストリート・ニンジャのテキストをオキナワ・マッシュアップした挑戦的な作品ですね。

S:ビーチを初めて絵にするのと同じくらい、新しい地名を作るのって挑戦だと思いますので、すごいなと思いますね。絶対最初手探りになると思うので。そういうガジェットや名前が全部、本編にありそうなラインにまとまってて、面白かったです。

S:次はこれです。「オキナワの鳥!」 

H:NinjaslayerGO作品です。突然の鳥! しかしヤンバルクイナは離島への郷愁をかきたてる要素です、間違いない。ヤンバルクイナ存在を認識しただけで私は「今オキナワに行けなくて寂しい」という気持ちになります。オキナワの離島は最高です。

S:でかいのでバイオ生物でしょうね。カワイイがあります。オキナワといえば俺は昔、本兌から「西表島に行ったんだけどビーチには握りこぶし大くらいのヤドカリが普通に歩いていて最高だった」という誤った情報をもらって、当然、行ったんですけど、いなかったんですよね、でかいヤドカリは。そういう悲しかった気持ちがよみがえってきます。

H:まあ今思うと巨大ヤドカリは沖縄本島だったかもしれない。

S:まあでも西表島自体は最高だったので好きですよ! さあ、次はイラスト「ソウカイヤ・イン・オキナワ」です。新生ソウカイヤが早くもビーチですね。驚きました。慰安旅行か。 

H:シックスゲイツや大人チバのデザインを全員やってくれていますね。素晴らしい。カバレットとガーランドの感じもツボを押さえています。サーフィンしているシガーカッターの殺気が凄まじいですね……。

S:次はウキヨエです。スワッシュバックラーたちの「鷲の夏」。プレビューだとハイク作品みたいに見えていますが、イラストがあるので、クリックしてチェックしてみてください! ソルスティスもいる。嬉しいな。

H:これはいい笑顔です。殺伐とした闘争を皮肉な笑みで生きている彼のようなニンジャにも、オキナワであれば心からの笑顔をさせる事ができるかもしれませんね。

S:次はまたデッドリー・ヴィジョンズ形式の小説「ニンジャズ・ポール・アンド・ライン・フィッシング」です。これ面白いですよ。ミニマルだし、最後の締めが、モーゼズ=サンっぽい。

H:バリキ・ジツの亜種的なギョライ・ジツ。マグロが凶器に変わる。驚異的でいいですね〜。あ、あと「!」は全角にすると見やすくなるよ。

S:次は「オキナワ・バケイションのススメダイジェスト版」です!

H:鮫島事件的なノリのテキストですね。実際、オキナワは実物なのか形而上のものなのか、我々もボンド&モーゼズにしっかり確かめていないんですよね。最近のPLUSのエピソードで、オキナワ近海が登場はしましたが……。

S:設定上、いくつも人工リゾート島みたいなのは浮かんでいるようですね。メインとなっている本土は水没都市みたいなんですが、それとは別に、古代都市がどうとかボンド=サンも言っていたと思うので……いずれエピソードに登場する時が楽しみですね。この作品も、オキナワのイマジネイションが広がる面白い作品でした!

S:次は大作だ。「ロスト・イン・オキナワン・シー」

H:これは凄いですよ。プロレベルじゃないですか。サイバーパンクの寂寥感、アトモスフィアがある。確立された作風を感じます。素晴らしい。

S:ネオサイタマ・アウトロウズ系列のトーンをさらにサイケ方面に拡張した感じがあって、バイオレントでロウブロウですっごい面白い。ラッキー・ジェイクが出てくるんですけど、キャラの使い方もうまいですね。

H:空恐ろしいですね。ニンジャといわずこのままどんどん量を書いてデビューしてほしいです。

S:次はウキヨエです。「タノシイナツヤスミ」。フジオとパープルタコ=サンですね。アトモスフィアがいいですね。ほっこりします。でっかいヒマワリ……。

H:このフジオすごくいいですよ。洒落ています。よく見るとパープルタコ=サンの水着がエッチですね。キャラが立ってる。しかもトータルでかわいい。リリカルです。

S:本編での極めてシリアスな立ち位置と役割はそれとして、フジオは何を持ってもさまになるのがずるいですよね。角材持っても面白いシャアみたいなキャラ質感があります。

S:続けていきます。「テラー・フロム・ディープ・シー」のラストシーンウキヨエ!

この真顔な感じというか写実で行こうとしたときに出てくる避けえない異質感が、すごく本編のニンジャ性や雰囲気をうまく捉えていると思います。

H:これうまいですよね……。迫力がある。描きたいものが頭の中にガッチリある感じがします。色のセンスもいいです。

S:次は短編「ア・タートル・トラップ・オブ・ザ・マーメイド」。これもまたさっきのロスト・インとは違った方向性で巧いですよ。構成がきれいでスピード感が気持ちいいですね。 フジキドの罵倒もよかったです。

H:亀自販機がしっかりキマったな、という感じです。めちゃくちゃ面白かった。これは会心の作ではないでしょうか。

S:ガジェットがキマるとやっぱりサイバーパンクがキマりますね。次はBUNDODOが来ましたね。「BUNDODO@デッドリー・ヴィジョンズ:ブラック・ストライプス」です。ブラックストライプス人気だな。

H:ナラクがヤバイですね。すごいジワジワくる……。構図バッチリです。

S:次はかき氷です。ヤバイのが来ていました。「ドンブリ・ポン!この夏の新商品のお知らせ!」

H:ちょっと待ってくれ。色彩がイチゴ的だったので一瞬「あっ美味しそうな……」と思ってしまったのが罪深いですね。でもどうですかね? 脳の混乱を勘定に入れなければ、刺身の盛りの一種だと思えばアリかもしれませんね……。綺麗です。

S:次はウキヨエです。「スタジオの中の楽園」。ネコネコカワイイだ。

球体関節部の露出がフェチくていいですね。水着とか文字とかでいろいろ隠されてるんですけど、それより関節ですねこれは。背景やタイトルとの対比もワビサビがあっていいですね。とてもサイバーパンクみのある、猥雑でいいウキヨエだと思います。

H:タイトルとの合わせ技で、一抹の寂しさみたいなものも感じさせるのがいいですね。彼女らは実際オキナワに行ったことは無いであろう、だがオキナワをプレゼンするのであろう、スタジオのクロマキーで……日々の営み……。とても良いです。

S:次は「ヒュージウキワ=サン」。アースとヒュージですね。ストレートな夏!という感じで好きです。

H:オキナワコンの醍醐味です。大の男が浮き輪を持っているとかわいいですね。そしてさらにでっかいアースクエイク。いいですね……。

S:原作者二人からも、「今でも第1部ソウカイヤのファンがいてたくさんのファンアートを描いてくれることがとても嬉しいよ」というコメントをいただいています。次に行きましょう。次はレシピだ。「アンコラム・アイス」

H:これは! ガチで作るアイスですね。絶対美味しい。あと盛り付け写真のマットとかが非常に良いです。トータル・プレゼンテーション力があります。

S:ヴィジランス=サンの部屋に行くと食べさせてもらえるのかもしれませんね。というか普通に美味しそう。次はこれ、無印デザインのアーソン=サンとクローンアロハヤクザの「バカンス・ドーゾ」です。

H:これはまたシチュエーション想像力をかきたてる作品になっていますね。後ろのクローンヤクザのバカンス感と、アーソンのあえてのスーツ姿の維持、熱意を感じますよ!

S:続けてもうひとつウキヨエいきましょう。「OKINAWAN DANDY」 

この二人ほどリゾートが似合うニンジャもそうそういないだろうという。ブラックヘイズ=サンとフェイタル=サンです。小物がいろいろと凝ってて面白いです。よく見たらフェイタルすごい水着着てるな。リラックスしつつも二人のキャラが出てて、とてもいいですね!

H:絵葉書風の処理もイケてる。これは良いものです。色のチョイス、とてもいいですね。

S:次は短編「グッバイ・オキナワ・アンド・モータル」です。コンセプチュアルな作品ですね。最後のシメが力強くて好きです。

H:「カラテ→ミームの伝播説」的なものを感じさせますね。よくまとまっていますし、見せ場のパワがしっかり伝わって来ました。

S:次も小説だ。今回はほんとう、文章系が増えて嬉しいですね。「ニンジャークルスムン」。いつもいろいろなゼロ・トレラント・サンスイをやっている人ですね。

H:沖縄の言葉は良いですね。個人的に今「衛府の七人」にハマっているのですが、あれの沖縄編も沖縄言葉が濃厚でアトモスフィアがありました。

S:文章が表面的に置換されるだけでなく、アトモスフィアそのものが変わるんですよね。元のサンスイはとてもアーバンで鋭角的なんですけど、それがオキナワっぽくなって、丸っこくなって、海……自然……みたいな……。そこが面白いですね。

S:次はこちら、ホローポイントが主役の渋い小説作品です。「ミッドサマー・ナイツ・ワンダラー」。ヘッダーの通りのアトモスフィアがありますね。4部ソウカイヤのマフィア的なかっこよさがよく出てると思います。ディアボリカもいい。

H:これは小粋ですね。そしてもう一人の登場人物の彼は最近ご無沙汰なのでちょっと寂しくなっちゃいましたね。あの人は今何をしているんでしょうか。こちらからは連絡が取れないんですよ。

S:次はこれです、「エルドリッチ・イン・オキナワンダーランド」。エルドリッチがオキナワに行く漫画だ。

H:夢とパッションがあっていい漫画でした。この体験をするのがエルドリッチというのがいいですね。いかにもこういう反応しそうです。というか、エルドリッチを見たスーサイド達の反応は今みなさんの作品に触れている私の状態そのものですね。「オキナワ行きてえ」となっています。

S:アトモスフィアが良かったですね。ユーモラスで好きです。次は小説「忍偵ヌンチャック非公式スピンオフ「ピストル探偵シキベwithガンドーチイサイ~ピストル探偵シキベ、オキナワリゾート大暴れ!~」」タイトルが長い! 

H:ヌンチャックというかブーブスみたいになっている瞬間もありますが笑 「ZBRオン!」じゃあないんだよ! 笑いました。楽しかったです。

S:この当然今までずっとやってたシリーズの続きですみたいな顔してやるのがとても好きですね。次です。レシピ。「マスラダをイメージしたパイナップルとオレンジのゴーヤのポークカレーinオキナワ」。普通においしそう。

H:これ早速作ってみたいですね。次のカレーはこれにチャレンジしたいです。

S:酒にも合いそう。全然関係無いけど、西表島で美味かったのはラフテーとガザミ(蟹)とウミヘビです。地元の人が行く食堂みたいなところでウミヘビ汁とかラフテー汁を食べれるんですけど、めちゃくちゃ美味しかった。それを思い出してオキナワ気分になりました。ありがとうございます。食べ物というのはやはり記憶・・・・サイバーパンクなんですね。

S:次は小説。「スペシメンス・オブ・ニンジャ」。スペシメンスっていうのは験体とか標本とかだっけ。当然バイオの匂いがしますね。

H:マングローブ林的な……海ではなくオキナワの森部分に着目しています。ひねりがありますね。

S:メモのあたりなど、サツバツ感があってとても良い読後感でした。次は文章作品「Like a Okinawa sunset」です。

H:シルバーカラスのエピソードで語られるような、ここではないどこかとしてのオキナワのアトモスフィアに着眼した作品ですね。遠くにありて想うもの。儚くサツバツです。

S:次はアマクダリ・ウキヨエ「青と白はハイデッカーの色」。ジャスティスの夏休みだ。ジャスティスの育ちの良さがうかがえる清楚な感じのバカンスです。



アマクダリはやっぱり第3部ということもあって、なかなかメディアミックスの速度が追いつかないため、イラストやウキヨエが少ないのが凄く寂しかったんですよ。だからアマクダリ幹部系のイラストはそれだけでもすごい嬉しいですね。みんなもっと描いてね!

H:淡い色調が美しいですね。ジャスティス、パラソル、海、と推移してゆくグラデーションが素敵です。

S:次は「ビール・オン・ザ・ビーチ!◆夏」


レッドハッグだ! オキナワに賞金稼ぎビズに来てそうな感じですね。

H:日差しの表現がキマっています。メリハリが美しい。夏テーマは、こういった日差し表現を堪能する機会ですね。生ビールのノボリ旗も郷愁を感じさせる……。

S:次もウキヨエです。アマクダリ「十二人サマー」

この空とか日差しの……なんか80’デザインっぽいノスタルジックな感じがオシャレで好きですね。アマクダリというのはレトロな人々ですし。キャラもひとりひとり個性が出ていて、賑やかで、見ていて楽しめます。

H:マンゴーかき氷というか、ブルーハワイというか、そういう夏の冷たくて美味しいものを連想させる鮮やかなイラストレーションです。

S:本編でも十二人って結束力あるんだか無いんだかわからない絶妙な距離感なんですけど、それがよく出ているというか、みんな勝手な大人なので好き勝手やってるというか、アガメムノンとアルゴスがいいですね。これとかも2枚あるので、クリックして見に行ってみてくださいね。

S:次は4部のウキヨエだ!「ジ・エンド・オブ・サマー」

夏の終わりを感じさせる、いいアトモスフィアのある絵です。コトブキがカワイイですね。

H:サンセットが来ました。若さの溢れる感じが4部らしくて良いですね。タキ、やばい投げられ方をしています。

S:次は「海と探偵」。シルエットだけなんだけど、誰がどれかすぐわかりますね。フジキドは確かにハンチングかぶってそうですよね。でも下はさすがにアロハと短パンかな、この感じは。

H:右上がいいですね。まぶしいです。影絵と太陽と海、ミニマルに描かれていることによって、様々な行間の印象を喚起していますね。感情が来ます。

S:ウキヨエが続くぞ。「ニンジャバカンス」!

イグナイトとヤモト。インスタントカメラ風にカワイイです。平和だ……。

H:めちゃくちゃカワイイですね。素敵なタッチです。水着のデザインも彼女らのパーソナリティに非常にしっくり来る感じで説得力がありますね。

S:ニンジャスレイヤー世界は常にサツバツとしているわけじゃなく、こういう時間はたいてい幕間で描かれてないだけですから、どんどんイラスト化してもらえると原作者の二人も喜ぶと思います。というか喜んでいました。自分の子供の成長写真を見るような感じらしいですね。

次はテキスト「ニンジャいろは歌ver2」です。すごい! これはマーメイドの短編と同じ方ですね。

H:これはすっごいですね。こういうのってどうやって作るんでしょうか? 力作です。

S:残る作品はあと2つになりました。次は「オキナワスゴイリゾートチ」オキナワの日光のパワが感じられます!

H:嗚呼、これは現地で売られている土産物シーサーのペインディングっぽい! と思ったら、しっかりと足元にシーサーが。どこか縁起の良さすら感じさせる良い絵ですね。

S:見ていて元気になるいいニンジャですね。最後は「探偵業務inオキナワ」。

このフジキドは……さすがにハンチング被っていませんね。とても和みアトモスフィアのあるイラストでした。服の柄も三者三様で面白い。

H:エーリアスの表情がとてもいいですね。内面、パーソナリティが滲み出ているというか。このニュアンスが見事。

S:というわけで、全部見終わりました! 今回は1ヶ月間応募期間があったからか、すごく凝った力作が多かった印象でした。本兌のほうはどうでしょうか。

H:素晴らしい作品揃いで、いつにもまして選ぶのが難しかった。でも本当やってよかったコンですね。賞選考はありますが、賞には入らなくても、全てとても良かったです。やたら天気が悪かった八月でしたが、皆さんの作品のおかげで、グッとアガりました!

S:ボンド&モーゼズの両氏からも審査IRCが届きました。では、結果発表にいきたいと思います!



◆ニンジャソンマスター賞(四名)◆

◉1点目は「OKINAWAN DANDY」!

◉2点目は「ア・タートル・トラップ・オブ・ザ・マーメイド」!

◉3点目は「エルドリッチ・イン・オキナワンダーランド」!

◉4点目は「ジ・エンド・オブ・サマー」!

めちゃくちゃ大変な審査の結果、以上4点が今回のニンジャソンマスター賞に入選決定いたしました。おめでとうございます! NINJA YEAH! では、続いて特別賞各賞の発表に移りたいと思います……!

◆スタートダッシュ賞◆

◉ナンシー=サンとユンコちゃん

◆ボンド・ウキヨエ賞◆

◉「ニンジャ・バカンス」

◆モーゼズ・ウキヨエ賞◆

◉「スタジオの中の楽園」


◆逆噴射小説賞◆

◉「ロスト・イン・オキナワン・シー」

以上4点が、今回の特別賞となります! ワオワオ! ちなみにスタートダッシュ賞は8月15日までに投稿された作品の中から選ばれる賞です。また逆噴射小説賞は、今回から設けられた賞で、逆噴射聡一郎先生が審査員となって選ばれる特別賞です。特別賞はどれも、それぞれ異なるニンジャネスの側面をたたえる賞となっています。受賞おめでとうございます!


また次回のニンジャソンで!

今回のニンジャソン夏は、以上で終了となります。原作者のお二人も大いに喜んでおりました。たくさんのエントリー、ありがとうございます! 次回の #ニンジャソン は、2017年秋に開催予定ですが、ニンジャアトモスフィアの突発的な高まりなどを感知する場合もありますので、抜かりなく備えておいてください! STAY NINJA!


受賞者の皆さんへ:
受賞者の方にはDHPとともに、ささやかな物理的プレゼントがダイハードテイルズ社より進呈されます(今回は拡大版ニンジャソンのため、少しだけ豪華な記念品となっております)。後ほど、noteに登録しているメールアドレス宛に「ユーザーからお問い合わせが来ています」というタイトルで、ダイハードテイルズからのメッセージが届くと思いますので、そちらをご参照ください。なお物理肉体が無い等の理由でプライズ送付を断る事も可能です(その場合はnoteアカウントへのメッセージへの返信で、お気軽にその旨お伝えください)。

ニンジャソンは、ダイハードテイルズとニンジャスレイヤー翻訳チームによる自主運営イベントであり、KADOKAWA社、ピースオブケイク社(Note)、Twitter社などの提供・協賛によるものではありません。また、このイベントのために各賞受賞者から申告を受ける個人情報は、発送のための連絡、および賞品発送のためにのみ利用されます。

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