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「アラタの獣」完結御礼

コミックビームでの2年に及ぶ連載が終わり、無事「アラタの獣」が完結しました。応援ありがとうございました! 羽生生純先生 との共同制作という機会に恵まれ、大変光栄なお仕事でした。この機会に「アラタの獣」について改めて紹介させてください。

どんな話か

「アラタの獣」は2030年の東京湾市を舞台にした、ひたすら壮絶! かつアッパーな異形バトルアクションです。 作画は「恋の門」「青 オールー」の羽生生純先生 、脚本をニンジャスレイヤー のダイハードテイルズが担当しています。

ふしぎな少年アラタと出会った会社員の黎(レイ)は、内なる獣性と欲望を解放し、異形のヤクザ組織との闘争を開始。 「希望捨ストリート」に始まったバトルは、最終的には邪神存在が引き起こす地球規模の破壊にまでエスカレートしていきます。




みどころとキャラクター

我々は羽生生先生の描くキャラクターやアクション、スーツを着た超クールな殺し屋、八方塞がりから過剰に暴走するアウトローたち、そして時折出てくる超次元的な異形存在などが大好きです。

今回の「アラタの獣」の脚本では、それら要素を過剰に詰め込み、アクセルを踏み続けました。

◆「黎(レイ)と新(アラタ)」:主人公。内なる欲望を暴力に昇華し、戦闘を重ねる。

◆「荼毘泥(ダビデ)」:「不器用」を座右の銘とし、戦いを通して成長する狂気のヤクザ。

◆「史人(シビト)」:邪神存在「斌(ヒン)」の秘密を知る、おっパブオーナー。

◆「瀬戸(セト)」:公安所属の邪悪なインテリ男。

他にもさまざまなキャラクターが登場します。過剰に過剰を重ねた展開が行き着く先を、ぜひ体験して下さい。




大阪でトークイベント開催

そんな「アラタの獣」が、2年の連載を経て無事完結。さらに羽生生純先生の「画業だいたい30周年記念展」も重なりました。 大阪の画廊「モモモグラ 」 にて「 #羽生生純展 」開催中です。

また来月4月15日には、ダイハードテイルズから「本兌 有」も参加し、羽生生純先生とのトークイベントが開催されます。 会場では「アラタの獣」の生原稿も多数。この機会にぜひ、展示会場へ足を運んでみてください。我々も現地で羽生生先生の過去の膨大なネームや原稿群を鑑賞できることを楽しみにしています。

今回、「ファミ通のアレ(仮題)」の頃からずっと愛読し続けている羽生生先生と実際にハイテンションな作品の仕事が出来たことが嬉しく、最高でした。引き続き、4月15日のモモモグラでもよろしくお願いします!

(ダイハードテイルズ)


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