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【結果発表】2017年3月ニンジャソン「ニンジャ・プレゼンコン」の受賞作品発表!


プレゼンコンとは?

「作品の面白さや魅力を伝える力」とは、「魅力的な作品を生み出す力」と同じか、時にはそれ以上に重要なものだと、我々はつねづね考えています。ニンジャスレイヤーという作品は、公式プロモーションだけでなく、大勢のニンジャヘッズの手によってその魅力が熱く語られ、日々新たなニュービー読者を生み出してきました。

そのような考えから開催された今回のニンジャソン。そのメインテーマは「プレゼンテーション」です。ニンジャスレイヤーの好きなエピソード、キャラ、部、何でも構いません。ニンジャスレイヤーの知識を持たずにそれを読んだ人が、そのストーリーに強い興味を持ち、思わず読みたくなるような、魅力的なプレゼンテーション記事を作成した人に、賞が贈られます。その他、今回のイベントのレギュレーションなどはこちらの記事を読んでみてください!


それでは、各賞の発表となります!

それでは早速受賞作品の紹介に移りましょう。46作品のなかから一次選考を行い10作品をノミネート。最終的に、それらのなかから「今月のニンジャソンマスター賞」を計5作品選びました! 

こうして見るだけで、実際、様々な角度からタノシイする事ができ、各プレゼンテーションがあわさることによる総合プレゼンテーションはさらに凄いと感じました。応募いただいたすべてのみなさん、本当にありがとうございます!

5名の受賞作の方は こちら より、投稿時のnoteIDを併記した上で、ぜひダイハードテイルズ社までご連絡ください。ささやかな原作者サイン入りアイテムを記念品として贈呈させていただきます(記念品の郵送を希望されない場合も、お手数ですがその旨ご連絡ください)。


◆今月のニンジャソンマスター賞◆


R-9 さんの作品

「ナイス・クッキング・アット・ザ・ヤクザ・キッチン」をテーマとしたプレゼン記事。まず誰に向けられているのかターゲットがわかりやすく(サイバーパンク好き向け)、また冒頭イラストで目を引き、平易な文章での解説、最後にキャッチコピーつきのオススメ一覧など、マクノウチ弁当的な楽しいプレゼンでした。

マツモトキヨシ さんの作品

復讐モノの系譜としてのニンジャスレイヤーについて、誰もがその名前を知っているような古典「ハムレット」と絡めたプレゼン記事。まず「ニンジャスレイヤーとシェイクスピア」という組み合わせが目を引き、内容についてもシェイクスピアとイクエイションのアナグラムなど、サンスイ考察に斬新なアトモスフィアがあり面白かったです。

ブリテイル さんの作品

なんと「ニンジャ・サルベイション」のエピソードを自らの手でコミカライズした記事になっています。冒頭部分がまるごとヴィジュアルで提示されるというインパクトのある荒技で、説得力を感じました。文章もストレートかつ力強く、特に最後の一文などものすごいスピード感があり、総合的パワを感じます。

秋月 翼 さんの作品

「フォロウ・ザ・コールド・ヒート・シマーズ」をテーマとした記事。内容もさることながら、まず「人間が主役のニンジャ小説」という引っかかりのあるタイトルがとにかく強かったです(この小説を知らない人は「え?」と思ってきっとタイトルを読み直すでしょう)。また実際、ニンジャスレイヤーはニンジャと非ニンジャが織りなすストーリーでもあり、着眼がありました。

伏 さんの作品

第1部の「マシン・オブ・ヴェンジェンス」の冒頭で登場し殺されるニンジャ「アーソン」のプレゼン作品です。ニンジャスレイヤーには非常に多くのニンジャ・ヴィランが登場し、単話で散っていく者が多いですが、そういったニンジャにもファンが存在している事、そしてその背景について、初見の方にも理解が進むよいテキストになっていると思います。


以上の5作品が今回の入賞作品となります! 寸評も付されていますが、あくまでも「コン形式」のアトモスフィアを生み出すためにコメントを行っているものであり、寸評はあくまで彩り的に楽しんでいただければ幸いです。みなさんのプレゼンテーション作品そのものが主役です!


◆その他、最終選考ノミネート作品◆

非常に妖艶でオリジナリティのあるヴィジュアルとともに、作中きっての危険人物「リー先生」を紹介する記事です。


もうひとつの主役ともいえるネオサイタマという街そのものをクローズアップし、始点エピソードのひとつである「ウエルカム・トゥ・ネオサイタマ」から多様な楽しみ方の入り口の選択肢をガイドした記事です。


ヒロイックニンジャファンタジー冒険エピソード「タワー・オブ・シーヴズ」と、蛮人コナンの両方に興味がかき立てられるプレゼンテーション。内角ぎりぎりの変化球です。


イグナイトというニンジャについて、幾つかのキーワードを軸に、フレッシュかつ鮮やかさをもって紹介されています。


ニンジャスレイヤー作品への入り口のひとつとして、みずからの体験をもとに、実際入りやすいコミカライズに端的に誘導するシンプルかつナイスなプレゼンテーション。(ヘッダーがあるともっと良かった)



これ以外にも40点近いエントリーがありました!

これまでもウキヨエコンやDIYコンなどは多数開催していましたが、ここまでテーマを絞ったコンは初めての試みなので、どのくらい集まるか未知数でしたが、46点ものエントリーをいただきました。ありがとうございます! 

どのニンジャスレイヤー関連コンもそうですが、こうしたイベントで最も重要なのは、勝ち負けだけを重点したり「どれが正しいか、どれが最適解なのか」などと考えるのではなく、自分や他の人のエントリーを通してより深く作品の魅力に触れたり、あるいは他の人の全く違う考え方や視点に触れたりして、楽しく新鮮なひと時を過ごすことにあります。(我々は読書感想文コンクールがほんとうにだいきらいなので、プレゼンというテクニカル面での審査とコメントがしやすい形にしました)

こちらのマガジンに、ここで紹介できなかったたくさんのエントリー作品がアーカイブされています。ぜひチェックしてみてください。今後も #dhtpost はニンジャスレイヤーを含めたダイハードテイルズ作品全てのファンアート・DIY作品用タグとして機能し、常時、公開マガジンに集めてひろく閲覧できるかたちにしていきますので、どんどん投稿してください!

次回の #ニンジャソン は、5月1日に発表予定です!(ニンジャスレイヤー新刊のウキヨエコンの締め切りが4月30日だからです。こちらも備えて!)お楽しみに!


受賞者の方へ

受賞者の方にはささやかな物理的サプライズがダイハードテイルズ社より進呈されます。年に一度の祭典である「ニンジャスレイヤー222」ほどゴウランガな内容にはできませんが、ささやかな記念品を用意しております。なお、物理肉体が無い等の理由でプライズ送付を断る事も可能です(その場合は受賞時に、noteアカウントへのメッセージへの返信で、その旨お伝えください)。


ニンジャソンは、ダイハードテイルズとニンジャスレイヤー翻訳チームによる自主運営イベントであり、KADOKAWA社、ピースオブケイク社(Note)、Twitter社などの提供・協賛によるものではありません。また、このイベントのために各賞受賞者から申告を受ける個人情報は、発送のための連絡、および賞品発送のためにのみ利用されます。


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