2次選考突破作品の発表

お待たせいたしました！ 自作小説の冒頭800文字でCORONAビールを競い合う「逆噴射小説大賞2024」の1次&2次選考結果を、ここに発表いたします。今年は全339作品のうち、108作品が一次&二次選考を突破しました。次のステップとして最終選考が行われて10本前後にまで絞られたのち、大賞受賞作が決定します！

↓突破作品はこのマガジンに収録されています↓

まずは選考を突破された皆さん、おめでとうございます。そしてイベントに参加してくれた皆さん、今年もありがとうございました。本年度は最終的に、2023年度の応募総数を50本以上も上回る盛況ぶりとなりました。たくさんの応募、そして応募作品に対する応援ピックアップやコメントの数々などに、あらためて深く感謝いたします。それでは最終選考結果の発表まで、もうしばらくお待ちください！

🔰初めて応募した方へ

逆噴射小説大賞は誰でも気軽に参加できるカジュアルなイベントです。しかしコンテストである以上、入賞するためには他の作品を上回り、抜きん出る必要があります。プロ作家や毎年のように応募してきているベテラン参加者もいる中、勝ち抜くのは実際大変なことなので、もし選ばれなかったとしても過度に落ち込まず、「自分が作品の書き出しをモノにできた」ということを奇貨として、今後の創作のきっかけにしていただければと思います。

もしこれが初めての応募であれば、落選は備えていない人には実際ショックな経験であり、中には無力感に苛まれたり、がっかりしてしまう人もいるかもしれません。しかし人生において、特に創作分野においては、全てがトントン拍子に行くことは実際のところなかなか少ないものです。特に今回は339もの作品が参加しており、あなた以外のすべてがライバルでした。

加えて、この大賞はそもそも極めて特殊なレギュレーションであることを思い出してください。場合によっては、「僕はこの作品をこういうつもりで書いたのに全然意図が汲み取られていない！」というような不満があるかもしれません。そのような場合は、この後の逆噴射聡一郎先生の審査コメンタリーを読んでいただければ参考になるかと思います。

またそもそも、この逆噴射小説大賞は書き出しだけを競うものであり、完成品の審査は為されていませんから、その作品の真価は選考結果とは全く異なるものです。完成品の真価はあなたしか知らないのですから、この賞の選考結果をあまり深刻に捉えすぎる必要はありません。「この賞の受賞如何に自分の創作活動を賭け、ダメだったら筆を折る！」みたいな不毛な考え方をしてはいけないということです（これはこの賞のみならず、あらゆる賞に言えることですが）。

選考を突破できなかったから、あるいは大賞を獲得できなかったからと言って萎えてしまうのはすごく不毛な時間となりますので、得たものを見、未来を見ていきましょう。

ダイハードテイルズ編集部

🌵逆噴射聡一郎先生のコメンタリー🌵

よくきたな。おれは逆噴射聡一郎だ。おれは毎日すごい量のテキストを書いているが、誰にも読ませるつもりはない。しかし今年の逆噴射小説大賞の選考を進めていたおれは、いくつか思いついたことがあったので、ここにM.E.M.Oしておく。中には他の局員のやつが書いたものも混じっているが、特に区別せずに載せておく。

必ず読むべきものでもない

基本的に、この先を読む必要はあまりない。応募する前からこれを受験対策集とか攻略本みたいに読む腰抜けだらけになってもいけないので、読みたいやつだけ読んでほしいし、読む前にまず書いてほしいと思うからだ。

おれはいつもダイハードテイルズのやつらに、募集要項のレギュレーションの所に注意書きをつけすぎないよう、口酸っぱく言ってきた。初挑戦の作品がこじんまりとせず、自由にやれるように、「こういう事しないよう気をつけろ」的な指南はレギュレーションに併記せず、あまり目立たない場所に仕舞ってきたとゆう寸法だ。

前置きは以上だ。では書いていく。

なぜ突破リストに残っていないのか？

おまえの自信作が、なぜ一次＆二次選考を突破できず、作品リストに残っていないのか・・・？　その答えは大体このリストにあるとゆっても過言ではないだろう。これは毎年書いてる気もするが、毎年コピペしても面白くないので、改めて新鮮な気持ちで書きなおすことにした。