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最新鋭の極彩色サイバーパンクアクション【スズメバチの黄色】好評発売中!


Bookwalkerの試し読みはこちらから(冒頭30ページほどが読めます)

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∴STORIES|全てを奪い返せ∴


「スズメバチの黄色」は、混沌とした近未来の日本を舞台とするサイバーパンク・ヤクザアクション小説だ。

主人公の少年、老元千葉(ラオモト・チバ)を中心に、火蛇大熊猫など、多数の明日なきティーンネイジャーたちが熾烈なヤクザ抗争に身を投じる。全てのものを奪い返し、無法者どもの頂点に立つために。

ダイヴせよ。龍256を舞台とした、最新鋭の極彩色アジアン・サイバーパンク世界へ。

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∴SETTINGS|世界観∴

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舞台は2039年頃の日本。

国家群は崩壊し、暗黒メガコーポと呼ばれる企業複合体群が世界を支配。渾崎地区(ケオサキ・ディストリクト)の龍256ストリートでは、異常発達したサイバネティクス兵器群がバルク品となって露天で叩き売られ、ティーンネイジャーたちも無軌道な人体改造を厭わない。

一帯を支配するのは地元ヤクザ組織の《老頭》。そして暗殺サイバネ教団《参眼寺暗殺堂》などを中心とした同盟組織。宿敵関係にある巨大ヤクザ組織《武田》が、虎視眈眈と龍256を狙う。外資系暗黒メガコーポに仕える治安維持組織《KATANA》が不穏な動きを見せる。

長きに渡る膠着状態を破ったのは、刺客に追われながらネオンスラム街を南へ疾走する一台の車であった。

激しい銃撃を受ける車内に居たのは、かつて日本を支配した伝説的暗黒組織の御曹司、老元千葉(ラオモト・チバ)。チバは追っ手を振り切り、龍256の巨大なネオンスラム街に潜伏した。

彼を手にした者が日本裏社会の次なる支配者となるであろう。途方もない価値を持つ少年をめぐり、複数組織の思惑が交錯する時、血で血を洗うサイバネティック・ヤクザ抗争が幕を開ける。


∴CHARACTERS|キャラクター∴

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主要キャラ身長比較。
左よりチバ、火蛇、氷川、大熊猫、蠱毒。

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“先に地獄で待っていろ”

老元千葉(ラオモト・チバ):15-16歳の少年。かつて日本裏社会を支配した伝説の暗黒組織《総会屋》の御曹司。身長は低く、外見年齢は12歳前後だが、その鋭い眼光と無慈悲な言動は大人顔負けだ。また特殊な生い立ちゆえ極めてプライドが高い。自身の戦闘能力はほぼ皆無だが、指揮能力と知略に長け、幾多の修羅場をくぐってきた。


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“おいコラ、どこのモンだ。調子乗ってんじゃねえぞ……!”

火蛇(かじゃ):18歳。ヤクザ組織《老頭》の末端構成員。直情的で気性が荒いが、仲間には決して手を上げず、また嫌なことがあってもすぐに忘れる。龍256のネオンスラム街で培った高い身体能力を誇り、戦闘用サイバネを複数埋め込んでいる。ニューロン直結型拳銃や赤熱ワイヤーウィップなどの各種対サイバネ装備も使いこなすが、プロの域にまでは達しておらず、ツメが甘い。龍256に迷い込んだチバの第一発見者となる。


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“大変だよ。火蛇は怪我してない?”

大熊猫(おおくまねこ):18歳。龍256にある高速飛隼至尊飯店の遠隔宅配員。彼はほぼ一年中飯店ビルから出ることなく、同じフロアにある宅配ドローン格納庫とコントロールルームと寝室を往復している。大熊猫は《老頭》の構成員ではないが、火蛇の幼馴染であり、しばしばオカモチ・ドローンの遠隔制御能力を駆使して彼をナビする。


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ご苦労だったな火蛇。映像は見た。今は休んどけや”

蠱毒(こどく):35歳。龍256を牛耳るチャイニーズ・ヤクザ組織《老頭》の上級構成員。両腕に戦闘用サイバネを埋め込んでいる。その性格は無慈悲かつ残忍だがインテリジェンスは高く、下からは恐れられ、親分の墨龍からは一目置かれている。また舎弟の一人に火蛇を持ち、しばしば火蛇の不始末のカタをつけることも。


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“やめておけよ。昔とは違う。今の俺は手加減できない

氷川(ひかわ):18歳。外資系暗黒メガコーポの民間警備保証組織《KATANA》に所属。反重力機動部隊の隊長を務め、最新鋭の装備に身を包み、渾崎地区周辺を警邏する。《KATANA》もまた何らかの理由でチバの行方を追っているようだ。氷川は火蛇と同じく龍256のネオンスラムで育ったが、数年前とはまるで別人のように成長していた。その両眼はしばしばアイスブルーに輝く。


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“あら火蛇、どうしたの? うちの子が出前でも取った?

ミルチャ(みるちゃ):18歳。所属組織なし。龍256のサイバー楼閣『老舗の味』に勤務する花魁。サイバネ腕二本を増設しており器量が良い。火蛇や大熊猫たちとは幼馴染。《老頭》の構成員ではないが、楼閣に集まってくるストリートの不穏な情報をしばしば火蛇に教えてくれる。


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“ハイ、ハイ、ハイ、ちょっと失礼しますよ

脳外科医(のうげかい):年齢不詳。《老頭》と敵対関係にある大規模ヤクザ組織《武田》の特殊チームに所属する改造白衣の女。対象のニューロンを強制ハックし、記憶映像を吸い出す。龍256のネオンスラムに消えたラオモト・チバを追って暗躍する。


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“裏切りには死を。第三の眼にかけて、必ずや”

羅刹374(らせつさんななよん):17歳。《老頭》と同盟関係にあるヤクザ組織《デッドスカル》の《参眼寺暗殺堂》に所属する女アサシン。身体能力強化用のサイバネを各所に埋め込み、額には儀式的な生体LAN直結ポートとタトゥーがある。戒律に極めて厳格でストイックだが、自我も強い。



∴PRODUCT INFO|製品情報∴

「スズメバチの黄色」はKADOKAWA/エンターブレインより2019年6月28日発売予定。(著) ブラッドレー・ボンド, フィリップ・N・モーゼズ, 本兌 有, 杉 ライカ,  (イラスト) ttl 。Amazonリンクは下記。

Bookwalkerの試し読みはこちらから(冒頭30ページほどが読めます)

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“What are you looking for, young n00b.
Guns, viruses or a chrome metal heart.
You can take whatever you want.
This is Neo-Saitama.
The city of cybernetic chaos.


∴EVENTS AND ARTICLES|イベントや記事∴

発売後に開催された「スズメバチの黄色:ウキヨエコン」と、作者のインタビュー記事です。


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