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未来の子供たちのDHPとUNIXシーライフのために、私たちができること


Diehardtales.comは、世界規模のDHP保護、およびUNIXシーライフの乱獲阻止をうったえて設立された団体です。

Diehardtales.comが社会にコミットする3大ミッションとは「DHPの流通をつぶさに監視し、継続可能なエコシステムを構築すること」「それらを乱獲や密造から守り、UNIXシーライフの多様性を守ること」「DHP資源とUNIXシーライフと人類の恒久的な共存のために、文化振興事業および科学振興事業を行うこと」です。

現在この地球上では、DHPの偽造やUNIXシーライフの乱獲が後を絶ちません。なぜこのような事態が起こっているのかというと、スマッホによる予測変換です。

【あなた方にとって不都合な真実】あなたがスマッホで一度予測変換するたびに、地球上のどこかでUNIXシーライフが1匹乱獲されている。

「スマッホは、そうですね、かなり便利だと思っています。とくに予測変換とかが・・・」ワイオミング州のセリーナ(33)は後ろめたそうに語ります。「でもそうした一時の便利さのために、年間どれだけのUNIXシーライフが犠牲になっているか知っていたら、私は果たして予測変換を使っていたでしょうか? それを見過ごしてきたのは、私たちの責任だと思っています。予測変換とかのせいで、私たちの子供やその子供の時代に、DHPやUNIXシーライフがいなくなっていたら・・・それはとても悲しいことです」


あなたが今知るべき7つのFACT(真実)

 ・UNIXシーライフはウニなど大量に食べる

 ・中型のUNIXシーライフは昼行性で、夜になると海藻を体に巻きつけて海流に流されないようにして休む

 ・DHPはUNIXシーライフの一種であり、小型である

 ・DHPは大型UNIXシーライフの餌としてエコシステムを支えている

 ・DHPはテレパシーを持っている

 ・DHPは光るものを好む

 ・DHPはやさしい

「DHPにはヒーリングの力が宿っています」アリゾナ州のベン(54)は目を輝かせて語る。「幼い息子の虫歯にDHPをかざしたところ、痛みが消えました。また、引っ込み思案だったその姉にDHPを与えたところ、クラスで一番の人気者になりました。取り戻したんですよ、笑顔を。ああそうだ、こんなこともありました。家の玄関をワニが塞いでいた時のことです。大きなワニでした。私がDHPをかざしたところ、ワニは危害を加えることなく、おとなしく川に帰って行ったんです。不思議に思いましたか? でもこれらは全て、DHPが本来持つ力なんですよ」


伝統的なDHPとUNIXシーライフの捕獲方法

さあ、荒波を越えてフィールドワークに出発しましょう。「UNIXシーライフの捕獲はいつだって命がけさ!」UNIXシーライフ漁を1995年からプロとして続けているというマイクは、昼の日差しの下、ビールを飲みながら笑います。「大物をキャッチすればキロ100万! 俺たちは皆、一攫千金を求めてUNIXシーライフを追うんだ!」

ですが今回の漁はうまくいきません。餌の不足に気づきます。「今のは何ですか?」「DHP(ダップ)を採ってたんだよ」「でも、海面を無造作に網ですくっただけじゃないですか。そんなに簡単にDHPが?」「ああそうさ、意外と知られてないけど、この海域まで来ればDHPは簡単に採れる。そして大型UNIXシーライフの餌になるんだ」マイクは未だにこやかです。漁は長時間に及びます。近年の無秩序な乱獲により、熟練のマイクでさえもUNIXシーライフをキャッチすることは難しくなってきています。「まあ、こういう日だってあるさ……。乱獲のせいだ。連中がなりふり構わないやり方で、荒らすせいでな。誰も十年後のことなんて考えてない」マイクは苦々しい顔で語ります。しかし、私たちは偶然、深夜に不審な行動を取るマイクを発見しました。

「ちょっと待ってください、今のは何ですか? 水着姿のベイブの違法写真に大量のタグをつけて海に放り込んでいたように見えますが・・・」「うるさいな、獲れりゃいいんだよ!」+++映像の乱れ+++「こうすりゃ大量のUNIXシーライフが集まってくるんだよ! 皆やってるんだ! やらない奴はどうなる? 時代から取り残されて廃業だ! あんたらが保証してくれんのか!?」

気づきづらい真実:あなたが日頃何気なく目にしているDHPやUNIXシーライフは、違法に密漁されたものかもしれない。その見分けは、つかない。


DHPの歴史:通貨であり生物であり資源である

歴史について学びましょう。DHP(ダップ)が人類の歴史上初めて仮想通貨として用いられたのは、1999年のことです。オンラインパルプマガジン「ダイハードテイルズ」の記事内で、毎号、画像として1〜5程度のDHPが添付されていました。また投稿作品が掲載されると、数千から数万DHPが、当時のダイハードテイルズ・マガジン編集局から無秩序に交付されました。古き良き時代です。

DHPはとても良く、世界をとても良くしました。しかしこれにはひとつ問題がありました。付録のDHPは画像データだったため、電子的コピーが可能だったのです。誰かは気づいていたはずなのに、誰も声を上げませんでした。200,000DHP程度しか発行されていないと思われていたDHPは、いつの間にかネズミ算式に増え、1.073742e9DHPを超えていました。前述のような理由から、DHPはこれまでに何度か仮想通貨危機に見舞われ、そのたびに適切なデノミによって破綻を回避してきました。完全に安心して下さい! 2014年以降は当局の適切な介入により、デノミは防がれています!


DHPの密造現場をおさえる

中南米で押収された銃、偽造DHP束、栓抜き。
あなたは暗い真実に目を向ける時です。

DHPの電子的コピー、つまり養殖が可能であった理由について、あなたは学ばなくてはいけません。DHPの暗い側面に目を向ける時です。DHPはアジア、中南米、および南アフリカなどで今この瞬間も密造が続けられています。そうしたDHPの多くは無菌培養施設などで生み出され、かなり良くありません。これにはあなたも無関係ではありません。知らなかったではすまされないのです。DHPの密造を防ぐため、いますぐ行動してください。

「エッ、こんな簡単な施設でDHPが培養できるんですか?」という私の声に、施設の主ガルケス氏(22)は得意げに答えた。「そうだ。誰だってノーリスクで簡単に始められる。滅菌装置、栓抜き、シャーレ、そしてワークベンチ1個分のスペースがあればいい。あとは冷蔵庫。これも家庭用でいい。シャーレに適当に撒いて、生き残ったコロニーだけ大量培養すればいいんだ」「……違法なことをしているという気持ちは?」「無い。やらない奴がアホだ」「DHPに対する虐待にあたるとは考えないのですか?」「知るか」

シャーレ上で無菌培養されたDHP。「色は自由につけられる」とガルケス氏は語る。「冷蔵庫に入れて3日もすると成長して紙幣になる。あとは適当にゴムで巻いて、ジップロックに詰め込んで、売り飛ばすだけさ」この世の終わりがすぐそこにせまってきています・・・!

中南米で押収された偽造DHP。ほとんど本物と見分けがつきません。


このままでいいのでしょうか? ジェシカ・クリストファー教授(72)は「このまま乱獲が続けばUNIXシーライフの数は2020年までにだいぶ減少します」と語ります。「UNIXシーライフが大きく育つには、本来かなりの時間が必要なんです。後先考えない乱獲や予測変換は、エコシステムに大きなダメージをもたらします。いなくなってからでは、遅いのです」

今後ますますDHPの密造が問題視されていくはずです。これは一人一人のモラルの問題であることが証明されています。この先、さらに予測変換やDHPの違法培養が続けば、それを餌としているUNIXシーライフの乱獲はますます歯止めがかからなくなっていくでしょう。これは私たち全いんの問題なのです。


Diehardtales.comは、未来のために立ち上がります

こうした様々の問題、すなわち世界中で続くDHPの違法培養に対抗するため、そしてUNIXシーライフの乱獲と減少を食い止めるため、 2017年にDiehardtales.comは立ち上がりました。それは密造防止システムを搭載した新型物理DHP券の交付開始です! コピー対策として一枚一枚にスタンプが押され、さらに製造責任者のサインが記されます。「これにより偽造は理論的に300%不可能」との当局のコメントが出されています。スタンプやサインの写真を求めたところ、製造責任者は「その画像をもとに偽造されると悪いから、ここでは公開できない」と答えてくれました。これによってついに全てが解決します!

2017年4月より交付開始予定の新物理DHP券


Q:これまでに交付された電子的DHPはどのように扱われるのですか? 私のプレゼントボックスやDHP口座は虚無と化して荒廃するのですか?

A:これまでに交付された電子的DHPが失われることはありません。皆さんは各自のDHPをこれまで通り自己管理してください。そして「預けるだけで年間200%もDHPが増える」「10000DHPを100DHPで売ります」といった怪しいメールは開かず、即ゴミ箱に叩き込むことです。少し考えれば誰だって、おかしいと解るはずなんです。

Q:今後は物理DHP券しか交付されないのですか?

A:そのような意図はありません。我々は今後も電子的なDHPの発行を続けていきます。また電子的DHPと物理的DHPの両替は行いません。我々は断固としてUNIXシーライフの保護を主張します。


ドネートを受け付けています

このように Diehardtales.comが地球規模で問題に取り組んでいることが解っていただけたと思います。ダイハードテイルズ活動月報マガジンでは、DHPとUNIXシーライフの地球的保護のためのドネートを受け付けています。月々わずか250円のドネートで、UNIXシーライフであれば5匹、DHPであればおよそ5000DHPが、心ない密漁や乱獲から守られることが解っています。未来の子供たちのために、今すぐ行動してください!


※この記事は2017年エイプリルフール用の記事です。DHP券はダイハードテイルズ出版局がノベルティとして配布しているものであり、実際の金券としては使用できません。ロゴマークのイラストレーションはshakaさんによるものです。

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