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結局またドクターマーチンを買いまた靴擦れしている、他 (杉ライカ)

はだざむい。30℃くらいの日々が続いていたのに、突如20℃を切る感じ。SNS時代だから季節の流転も早い。家の前のジュース自販機すらもその涼しさに追いつくことはできずCOLDを売り続けている。ボサッしていると置いていかれるぞ。というわけで冬に向けてレースアップブーツが欲しくなったのだった。


結局またドクターマーチンを買ったんだね

これで通算4足目(ゲッタグリップを入れると5足目)なんですが、結局またドクターマーチンになりました。でもダブルソールは初めてだから新しいことにしよう。

以前の雑記でも書いたように、子供を保育園に送り迎えしていると、レースアップブーツはどんどん履かなくなります。保育園の玄関で靴を脱ぐときにモタついていると死ぬからです。しかもいまのDHT仕事場は靴を脱ぐ方式なので、1日に最低でも8回の脱ぎ履きタイミングがあります(家、保育園、保育園、仕事場、仕事場、保育園、保育園、家)。この環境ではどう考えてもレースアップブーツは不利であり、進化のレースに負けて靴箱の隅へと追いやられ淘汰され、スニーカーかサイドゴアブーツこそが生き残る。それでもレースアップブーツが欲しくなるんだから仕方がない。

今回は前々から欲しかったJADON HIという厚底の10ホールが早くも絶版になりそうだったので、都内のマーチン直営店をいくつか回って、履いて試して、買いました(個人的にはマーチン池袋店が一番カスタマーサービスが良かったです。たすかった)。

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これ。サイドにジップがあり便利!

さてマーチンのミドル以上の丈のやつを履いたことがある方はわかると思うんですが、もう最初はどうしようもないくらい履きにくいし、やたら硬いので重く感じるんですね。大抵の場合、靴擦れを起こします。マーチンをしばらく履いてから他のメーカーのブーツを買うと「ウワー履きやすい!もう二度とマーチンなんか買うか!あほ!マーチンのあほ!」と思うのですが、結局マーチンに戻ってしまう。靴擦れして皮がめくれて痛いのに。これはきっとDV・・・いや、帰巣本能・・・・・・シャケなどが持つアレですね!

しかも新しいマーチンを買う頃には、完全に履き慣らした古いマーチンだけが手元にあるので、最初の死にそうなほど履きづらい記憶がもうどこかに飛んでいるので油断して買ってすぐ履いてしまうんですね。そして履いて歩いて少ししてから、ドクターマーチンのハイカットは靴擦れがヤバイので、最初は家履きで慣らさなくていけないことを思い出すわけです。今回もそのことを完全に忘れていて、めちゃくちゃ両足のかかと〜アキレス腱あたりの皮がむけました。痛い。

そもそもインチがあほ

そもそもマーチンはそこそこ高いくせに、作りは結構いい加減。センチではなくインチ(呪われよ)とかいうあほ単位でしか展開していないのでサイズがあほ。0.5cmのサイズ刻みはなく、しかも個体差が結構ある。英国製品によくあるルーズさだ。結構な値段がするのに、作りも細かいところは割といい加減(実際今回買ったJADON HIも、買った時からベロが片方強烈に曲がっているしソール接着部のステッチが少しハミ出したりしているけど、長く履くことを考えるとあんまり問題ではない)。それでもマーチンの根幹部分は保証されているし、他では絶対に手に入らないものである。以前英国企業で働いていたことがありますが、こういう英国部分は大好きですし、そういうちょっと不便があっても熱心な人たちに長く愛される強いコンテンツを自分たちでも作っていきたいと思ってしまう(むろん不便はなるべく減らしていくべきだし英国プロダクトも最近はだいぶん優しい)。とはいえインチはあほ。個体差もやっぱり勘弁してほしい。やっぱりインチだから駄目なのでは?

こんなだから結局直営店に出かけて行って、マーチン大好きな店員さんの丁寧なサポートを受けながら一足一足確かめて買わないといけないし、でもそれがそこそこ楽しいんだな。こうしてまた不十分で言葉足らずなプロダクトを熱心なリテール店員力でカバーするブリテン商法に完全にやられていく。なんで俺は英国面に痛めつけられて喜ばなくてはいけないのか。悔しい。慣らされているのは靴ではなく自分ではないのか。でもなんか好きで買ってしまう。ちゃんと履き慣らすと心地いいし、タフだし、かっこいいし、そこそこ適当に扱っても大丈夫だから気楽。そういうなんか好きな靴がマーチン。そういうことを考えながら地道にワンダーバルサムを塗っていると、痛みも忘れ、なんだかタフで楽しい気持ちになっていくわけです。早く冬が来ないかな!

メモ:履き慣らし方ももはやうろ覚えだったので、wikihowで調べたら、めちゃくちゃわかりやすい。wikihow便利だな!


夜の勝利:英国ゴシック詞華撰1&2

せっかくなのでイギリスものの話を続けます。前回のDHTレディオで話題に挙げた、個人的なおすすめ書籍というか、好きな本です。高山宏の翻訳作品です。大学生の頃、いろいろなゴシックカルチャーにはまっていて、ゴシックファンタジー(書いていた)やゴシックパンク(V:TMとかのゲームでやっていた)を突き詰めるために「結局大元であるゴシック文学の根幹にあたらんといかん!ウワーどれ読めばいいか全然わからんわ!」となったときに、いろいろ探して読んだんですが、これが一番よかったです。その後も色々読みましたが、結局この本へとシャケのように帰ってしまいます。

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