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ニンジャスレイヤーPLUS

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サイバーパンクニンジャ小説「ニンジャスレイヤー」の連載まとめに加えて、書下ろしのスピンオフエピソード、コメンタリー、資料集などがまとめられたマガジンです。PLUS系のメンバーシッ… もっと読む
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PLUS目次(2024年3月27日更新)

🍣「ニンジャスレイヤーPLUS」は2022年8月からメンバーシップシステムに移行しました(従来の定期購読マガジンは9月移行徐々に更新停止となります)。PLUSは最新スピンオフや設定資料集の公開場所であり、2010年から続くTwitter無料連載支援のためのドネート窓口でもあります。 📡総合ニュース / 大きな更新まとめ◆AoM本編AoM本編はTwitter上で連載され、加筆修正版がnoteにまとめられています。連載ログや実況ログは三部作と同様、全てweb上に残り続けます。

「ニンジャスレイヤー キョート・ヘル・オン・アース」最新話掲載!チャンピオンRED7月号は5月17日に紙版と電子版が同時発売! 実況イベントも!

◆!新章開幕重点!◆カラテ重点、ユウジョウ重点の新章「シャドー・コン」開幕! 八角形のリングにニンジャの血が飛び交う! 今章の主役二人、アインリングとモミジ・ヤンガ! モミジの激励がアイアンリングを猛プッシュ! 「「「コロセー!コロセー!」」」アイアンリングの闘いぶりに観衆のボルテージは最高潮! VIP席で観戦するチョジャのマダムもウットリが止まらない、止められない! カチグミVIP席よりもさらに上に君臨しているのは……やはりニンジャ! 地下格闘トーナメント「シャドー・

第7章10節:フジ平原の死闘(ザヴとシルバーキーの冒険)

🔰ガイド・トゥ・ネオサイタマ(3):メンポについて

<<<ひとつ前の回へ メンポって何?今日は「メンポ」について。ニンジャといえばメンポですね(他の表記として面頬、めんぽお、menpo、mempo、メムポなどがあります)。 メンポには色々なものがありますが、最も基本的なのは金属製のフェイスガードで、鼻先から顎、あるいは首のあたりまでを覆うものです。漆塗りや装飾が施されることも多いです。 もし文章だけでは形状がピンと来ないようならば、時代劇でサムライやショーグンが顔に装着している厳しいサムライメンポのようなものを想像すると

インタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(72)

謎多き存在、ニンジャ。その生態や秘密の一端を解き明かすため、ニンジャスレイヤーの原作者であるボンド=サンとモーゼズ=サンにいろいろ質問してみるコーナー。そのPLUS版ができました! 時折開催されるnote上のアンケートを使って、読者の皆さんからおたよりを集め、その中からいくつかをチョイスして、毎月何個かずつ質問に答えて頂く予定です。 PLUS愛読者アンケートは数ヶ月に一度の頻度で行っています。たくさんの質問やはげましのおたより、ありがとうございます。今回は主に2024年3月

【ジ・インターナショナル・ハンザイ・コンスピラシー】#5

4 ← 「薄い!」キモノ姿の中年男性は渋面でケモエールを飲み、呆れたように首を振った。「これでは実際、ワシのような美食家を唸らせる事はできんぞ。食事も……これは本国では新聞紙で包んで出されるようなシロモノだ。せめてアフタヌーンティーは無いのか? ナメているかね?」「貴殿」ペイルシーガルが彼に近づいた。  やや離れた地点で、エラボレイトは味のしないバイオ鱈のフライを咀嚼しながら、骨伝導IRC越しにペイルシーガルに通信した。「そいつの名はカナスーアだ。いけ好かない文化人で、ニ

【ジ・インターナショナル・ハンザイ・コンスピラシー】#4

3 ← 「これらのハイクは尊大なるブギーマン自身を歌っているように思えます。しかし……」  画面の中で、イイダ博士の手元が動き、ふたつの不穏なブラック・マキモノの実物を指し示した。 「ブギーマンは実際、西から東ではなく、東からやってきた形ですので、これら二つのマキモノの連歌の内容にそのまま当てはめるには違和感があります。読み直すと、ひとつめのハイクは大英帝国の継承者を自認するカタナ・オブ・リバプール社を暗示する可能性がある事に気づきます」 「二つ目のハイクの"西から東

🔰ニンジャスレイヤーTRPGの楽しみ方

今日は「ニンジャスレイヤーTRPG コア・ルールブックで実際どんな遊び方ができるのか?」をお伝えしていきます。 ニンジャスレイヤーTRPGの楽しみ方 (のごく一部)「ニンジャスレイヤーTRPG コア・ルールブック」とあなたの想像力が組み合わされば、ニンジャの可能性は無限大となり、ほとんどどんなゲームでも楽しむことができます。 書籍化されていない初版時代は「PCは全員ソウカイヤ所属のニンジャで、ニンジャスレイヤーの出現を警戒しながら非道行為を重ね、万札を稼いでいく」のが基本

【ジ・インターナショナル・ハンザイ・コンスピラシー】#3

2 ← 3「イヤーッ!」オニズカはクイックブレードを逆手に持ち、ブギーマンの首筋に突き下ろした。もはや銃の間合いではない。アドバンテージは彼にあった。銃のままであれば。翻ったマントの下からブギーマンが鞘走らせた紫の光は、南北戦争時代のM1862軽騎兵刀が放つ殺しの輝きであった。 「イヤーッ!」ブギーマンが放つ流麗かつ破壊的な斬撃に、オニズカのニンジャ反射神経は対応できなかった。「グワーッ!」オニズカの左脚は膝下で切断され、倒れ込む。彼はそれでもなおブギーマンに掴みかかり、

【フジキド、リケ:アルプス山脈の斜面】スレイト・オブ・ニンジャ

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【ジ・インターナショナル・ハンザイ・コンスピラシー】#2

1 ← 2 ネオサイタマに来て日の浅い者は、すぐにわかる。用心深さの欠如。あるいは、ぎこちないまでの用心深さ。どちらにせよ、この街のプロトコルに馴染まぬ身のこなしだ。  この夜、オカモチ・ストリートの屋台街、ネオンライトの色彩を映す霧雨の中、粗末な屋台に座ったダークスーツ姿の男女も、そうしたものだった。男は肩までの長さの髪を真ん中で分け、顎髭を生やし、サイバーサングラス。女は金髪で、冷たく青い目の持ち主だった。男の名はビル。女はザルニーツァ。  屋台のノレンには「会員制

🔰ガイド・トゥ・ネオサイタマ(2):アイサツについて

<<<ひとつ前の回へ 今日は「アイサツについて」です。ニンジャスレイヤーの戦闘シーンはアイサツと共に始まります。アイサツは古事記にも書かれている神聖不可侵の礼儀作法なので、殺し合いの相手といえども無視できないルールなのです。 アイサツの基本ニンジャ同士が出会った場合、「ドーモ、〇〇〇=サン、XXXです」とオジギとともに名乗って、アイサツを交わします。アイサツされた側も「ドーモ、XXX=サン、〇〇〇です」などと返します。通常は両手を胸の前で合わせ、合掌しながらオジギします(

🔰ガイド・トゥ・ネオサイタマ:ニンジャの所属組織とエンブレム(ソウカイヤ編)

ネオサイタマには日本政府を背後から操る恐るべき暗黒メガコーポ各社だけでなく、複数のニンジャ組織が活動しています。そしてニンジャ組織の多くは互いに敵対しているため、所属ニンジャ組織を識別するためのエンブレムが各組織ごとに存在します。 キリステ紋 / クロスカタナ・エンブレム泣く子も黙る「キリステ紋」は、ネオサイタマの裏社会を牛耳るニンジャ組織「ソウカイヤ」の紋章です(ニンジャスレイヤーAoMに登場するソウカイヤも同じエンブレムを継承しています)。ソウカイヤに所属するニンジャ、

【ジ・インターナショナル・ハンザイ・コンスピラシー】#1

前話【スクールガール・アサシン・サイバー・マッドネス】 ← ◆◆◆  リロン・ケミカル社ヘッドオフィス、13階。通路は黒漆塗りで、等間隔に配置された鉢植えには蘭の花が植えられ、ゼンのアトモスフィアを生み出している。ゆるやかに湾曲した通路の形状すらも、そのゼンに寄与するべくデザインされたかのようだった。だが彼女は今、必死で全力疾走し、この空間のゼンを乱している。 「クソが……!」カチグミ・サラリマンらしからぬ罵り声とともに、彼女は後方を見る。連なる複数の足音。近づいてきて