『力が制御できず恋人も抱けない?触れるだけ人が凍ってしまう?大丈夫!ここでは貴方が“普通”で居られる!』 「本当だな?」 私は職員に尋ねた。 「本当ですよ、強力な解呪魔法が働いてますから。それでは、ゆっくり目を開けてくださいね」 七歳の時、私は邪眼が開き、灼熱の視線が家族を町…