逆噴射小説大賞2019:1次&2次審査突破作品

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泥棒の消失

 その家は忍び込むのにうってつけの家だった。ある種の気配のようなものなので、具体的にどう…

余命6時間

時計の針が夕方6時を指した。 お疲れ様の声が職場にこだまする。 今日は金曜日。 早く帰って…

アフリカの疾風

ケニアのライキピアのとある家の朝5時。 ジョンソンは、父親のお祈りを受けて20キロ先の小…

日曜日、悲しんでいるあなたが好き

 泣き顔がどの角度からでも美しく見えるように――と、造られているとのことだった。そして実…