逆噴射小説大賞2019:1次&2次審査突破作品

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海鳴〈いの〉りの祝祭

乾き切って埃っぽい朝未の空気が、頬と髪を撫ぜる。私はふと海鳴りの音を聴いた気がして、顔を…

月の光が人を焼く

私を縛る縄が痛いけど、舌の感覚もなくなったから言えなかった。  殴られすぎて頭がパンパン…