逆噴射小説大賞2019:1次&2次審査突破作品

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忘死郎冥府下り

 冥府の空の色は、薄墨に血をぶちまけた色だった。  赤子の声が響く風の中、俺は亡者を袈裟…

竜切り華五郎の余生と今後

 通り一遍の出会いと別れがあり、二月ばかりの月日が過ぎた。特に変わったことはない。午前7…