パルプ小説の書き方(実践編1):「あほと腰抜けに構うな」(逆噴射聡一郎)
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パルプ小説の書き方(実践編1):「あほと腰抜けに構うな」(逆噴射聡一郎)


よくきたな。おれは逆噴射聡一郎だ。おれは毎日すごい量のテキストを書いているが、誰にも読ませるつもりはない。今回おまえに伝えようと思ったのは、おまえがON-LINE環境でパルプ小説をDo It Yuaselfしていくにあたり、いずれ直面するであろう問題・・・・・・すなわち、おまえの作品にしつこくケチをつけてくる奴・・・・ヘイター(Hater)の出現についてだ。

逆噴射聡一郎先生プロフィール:社会派コラムニスト。昔からダイハードテイルズ・マガジンに時々寄稿してくださいます。当マガジン上にて「パルプ小説の書き方講座」を連載していただいています。2018年までの記事で「パルプ小説講座」の基本とPracticeは一通り終了したので、2019年はそこから発展した内容や、これまでに触れた特定項目を掘り下げた内容となっていきます。


あほと腰抜けに構うな

ずっと言っている通り、このMEXICOの荒野で何かを表現して送り出すのは、非常に過酷なことだ。おれはそれなりに長く生きているから、これまでにサボテンに刺されてしんだ奴、あきらめてサルーンで酒とベイブにおぼれた奴、オレンジ農園でしあわせにくらしてる奴、ダニートレホのナイフが刺さってしんだ奴・・・RIP・・・・などの背中を数多く見送っている。

とくにインターネットの発展以降、小説とか漫画をやり始めたやつが、ふとしたことから自分に向けられた知らない他人からの心ない批判やいちゃもんを目にし、必要以上に気に病んで、どこかに消えてしまうケースを何度も目にしてきた・・・・RIP・・・・。おれはそのたび、テキーラのグラスを酒場のカウンターに叩きつけ、啼いた。「馬鹿野郎・・・・・!」とくやしんだ。ベイブがしんぱいした。おれはもう二度とそういうブルシットは見たくない。だから今回の章を書いた次第だ。

おまえはまだこのことを軽く考えているかもしれない。おれはおまえの作品を詳しく知らないから、おまえが今後ビッグ・サクセスできるかは保証できない。しかし、おまえのその作品にケチをつけてくるやつが今後現れるという事だけは100%確実だと言っておく。MEXICOのサボテンに触れば100%トゲが刺さり、毒がまわてしぬのと同じことだ。

真の男であるバンデラスが旅の途中にサルーンに入れば、かならず地元のあほが突っかかってきたり、店の暗いところにいる腰抜けどもが囃し立ててくる。おまえもデスペラードとかの映画で見ただろう。デスペラードはR・E・A・Lな話なので、これは現実でもそうであることが照明されている。真の男は真の男であるがゆえに、真の男の道から逃げ出したやつらから絡まれる運命にある・・・・・これはもう1000%の確率とすらゆっていいことが完全に照明されているのだ。

それどころか、生き馬の目を抜くMEXICOの荒野では、誰もが腹をすかせ、野良犬ですら隙あらばおまえに襲い掛かろうと狙っている。すべてのサボテンの陰にはダニートレホがいる。そしておまえが通りかかれば、背後からナイフを投げつけ、くらいついてくる。おまえに落ち度があろうとなかろうと関係ない。いつか必ず、おまえの知らない誰かが、もっともらしい理由をつけておまえやおまえの作品に狙いを定め、襲い掛かってくるだろう。


なぜおまえは襲われるのか?

なぜか? そこに特に理由などない。理由などなくても、ヘイターは「これがむかついた」「あれが悪い」と後付けでいくらでも理由を考え出しておまえを非難し、作品をけなし、ことあるごとに脊髄発射で攻撃してくる。アメリカのどこかの大学のやつが研究したが、目に入るもの全てが気に食わず、何でも否定から入るやつが、この世には人口比一定の割合で存在しているという。そいつらにとって、否定する事は本能そのものであり、ただ何をターゲットにするかでしかない。

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