漫画版「ヘル・オン・アース」から読み始める「ニンジャスレイヤー」!
<<< ニンジャスレイヤーとは?
ニンジャを殺す者、キョートに現る!!
「ニンジャスレイヤー キョート・ヘル・オン・アース」の第4巻が今月発売! 圧倒的画力で描き出されるカラテアクション! 屈指の名バウトである【デス・フロム・アバヴ・セキバハラ】のイグゾーション戦が完全決着! 漫画紙面なのに3Dムービーのようにグリグリと動くカラテが飛び出して3Dサラウンド音声で貴方に迫ります!
「エッ!? コミカライズはKADOKAWAでやってたんじゃないの!?」という人もいるかもしれませんが、実は第2部キョート編はチャンピオンRED 本誌(忍者漫画率が異様に高く馴染んでいる)で連載しているんだね。第2部キョート編は舞台も敵組織も新規のものとなっているので、第2部からスタートしてもついていけるぞ! 無印と違う棚にあるから、本屋さんで探すときは気をつけて!
「キョート編は、原作小説の人気を決定づけたエポックメイキングな部となっています。継続的な人間ドラマや進化した戦闘シーン、多数の魅力的なキャラ視点による群像劇、巨大な謎……そうした数々の要素が前面に押し出され、作品そのものの解像度が上がり、飛躍のきっかけとなったのです。コミカライズ版は脚本の再構成も見事で、シリーズ全体の入門用としても勧めやすい、実に巧みな作りとなっています。冒頭の2〜3冊ほどで、ニンジャスレイヤーという作品の魅力と世界観を、端的に理解できるのです。今までニンジャのことを家族や友人に伝えようとしても戯言あつかいされ失敗してきた方々には、まさに最高の解決策です。凄まじい説得力を伴った真実が、ここにはあるのです。」 −−教授
新たな仲間、新たな強敵!
頼もしき仲間、私立探偵タカギ・ガンドー登場!
死神を迎え撃つは、西のニンジャ組織「ザイバツ」!
立ちはだかるザイバツ・シテンノ!
壮絶無比なるラオモト戦を経て、休眠状態のナラク!
明かされる禁断のニンジャ真実!
さらに連載誌チャンピオンREDの最新話(2019年11月19日発売号)では、ついに禁断の「ニンジャ大戦」のヴィジョンが明らかに。かつて世界を震撼させた、神話の時代のニンジャたちの戦争……!!
全てのニンジャの父祖たるカツ・ワンソーと、それに反旗を翻したハトリ・ニンジャ、およびハガネ・ニンジャら六騎士の姿がヴィジュアライズされた、記念すべき瞬間!
いったい何が起こっているの??
ニンジャ真実です。ついに禁断のニンジャ真実が、ヴィジュアライズされて全世界に解き放たれてしまったのです。
「キョート・ヘル・オン・アース」は、ここから読み始める人にも世界観を理解しやすいよう、最初の2巻で「ニンジャスレイヤーとは何者か?」「何のために戦っているのか?」などの作品基本情報だけでなく、「モータル一般市民<ヤクザ<ニンジャ<ニンジャスレイヤーの過酷な暴力食物連鎖」といった「小説を何冊か読むと、なんとなくおぼろげに分かってくる物語構成上の基礎知識」のようなものも理解できます。それでは順を追って解説していきましょう!
復讐者、ニンジャスレイヤーとは?
彼はニンジャであり、ニンジャを殺す者です。
近未来日本を影から支配するのは、邪悪なるニンジャ組織であった。ニンジャは実在したのだ。だが、邪悪なるニンジャたちをカラテで一人また一人と殺してゆく、復讐の戦士も存在した。彼の名は、ニンジャスレイヤー。
ニンジャスレイヤーに狙われたニンジャには、死が待っています。
この渋い二丁拳銃の人は誰ですか?
彼の名前はタカギ・ガンドー。キョート共和国のアンダーガイオンで私立探偵を営む、頼れる男です。ソウカイヤとの過酷な戦いでナンシー=サンがザゼン中毒になり動けなくなってしまったので、ニンジャスレイヤーのバディ役を努めます!
暗黒武道ピストルカラテと49マグナムの使い手でもあります。このくらいタフでなければ、キョート共和国で探偵業は営めません。
キョートは日本じゃないんですか??
はい。キョートは日本から独立し、共和制になりました。元キョート貴族たちで構成された元老院による、奥ゆかしい統治体制が築かれています。
またその首都である「ガイオン・シティ」は、地上部分の「アッパーガイオン」と地下多層構造の「アンダーガイオン」に分かれており、超格差社会が広がっています。
キョート断面図。そこには逆ピラミッド型の過酷な地下ディストピアが築かれていたのです。
突如現れる狂言強盗団! アンダーガイオンもネオサイタマと同等かそれ以上に治安が悪いです。
第1巻の収録エピソード【リキシャー・ディセント・アルゴリズム】には、アンダーガイオンで生活するアナカ夫婦が登場するため、ニンジャスレイヤー世界の一般市民のマッポーな暮らしぶりが解ります!
今回の敵はどんな奴らですか?
キョートを支配する「ザイバツ・シャドーギルド」だけでなく、キョートの暗部でトリックスター的にうごめく「デスドレイン一味」も無視できません。デスドレインは死刑判決を受けていた凶悪犯罪者に「ダイコク・ニンジャ」のソウルが憑依した、手のつけられない異常犯罪者ニンジャで、アンコクトンと呼ばれるタール状物質を自在に操ります。
純然たる邪悪存在。デスドレイン。
謎めいたニンジャ組織「ザイバツ・シャドーギルド」!
ニンジャの秘密に迫った者には、刺客が差し向けられる!
ザイバツってなんですか?
正式名称は「ザイバツ・シャドーギルド」(罪罰影業組合)と呼ばれ、キョート共和国を影から支配する、西の邪悪ニンジャ組織です。第1部の敵組織であった「ソウカイ・シンジケート」と敵対関係にありました。ザイバツとソウカイヤの抗争に巻き込まれてフジキド・ケンジは妻子を失い、復讐の戦士ニンジャスレイヤーとなったため、何としても滅ぼさねばならない仇の一つです。
宿敵ダークニンジャも現在はザイバツ所属!
ザイバツでは、騎士団やギルドの徒弟制度にも似た、厳格な権力ピラミッドが構築されており、最上位が唯一にして至尊なる「ロード」、その下に強大なる9人の「グランドマスター」、「マスター」、「アデプト」、「アプレンティス」などの位階が続いています。
ひとまず「ザイバツ・グランドマスターはとにかく全員圧倒的に強い」とだけ覚えておけば、第2部の基礎知識としては十分です!
ザイバツ・グランドマスター最強の一角!
「マズダ・ニンジャ」のソウルを持つイグゾーション!
ニンジャスレイヤーと互角に打ちあうのみならず……
捕獲したニンジャスレイヤーを非道拷問にかける!
その性質は雅にして無慈悲!
ところでニンジャ大戦って何ですか?
ニンジャスレイヤー第2部「キョート・ヘル・オン・アース」編の重要ポイントの一つが、ニンジャスレイヤー世界の暗黒の歴史が明らかにされることです。
第1部「ネオサイタマ・イン・フレイム」編は、2030年代のネオサイタマを舞台とした「突如出現したニンジャソウル憑依者たち」の物語であり、過去の歴史や、「そもそもニンジャソウルはどこから来たのか?」ということについては仄めかされる程度でしたが、第2部では、そうした歴史の軸が一気に解き明かされ、世界観が広がります!
ニンジャは紀元前からいたんですか??
いました。5巻収録予定のこのページをご覧ください。
エジプトのピラミッド内部に、ニンジャを模したと思しき絵文字が多数刻まれ、そしてスフィンクスがメンポ(面頰)をつけています。ピラミッドが建造されたのは当然ながら紀元前ですので、ニンジャもまた紀元前から存在したことが完全に証明された形です。ニンジャたちは世界各地の古代文明に忍び込み、それらを背後から操っていた証拠がこれだ!!
これ以上はアブナイ! 単行本で濃縮して読もう!!
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