
ニンジャスレイヤーとは?
……そこは世界全土を電子ネットワークが覆いつくし、サイバネティック技術が普遍化した、混沌の近未来……。
◆舞台は電脳犯罪都市ネオサイタマ◆
極彩色のネオンと重金属酸性雨。過激なサイバネティクスと暴力。ディストピアを生きる人々の群像劇。ネオサイタマこそはニンジャスレイヤーの物語の舞台であり、もう一つの主役だ。
過酷な世界で戦うキャラクターたち
邪悪なニンジャから善良なニンジャまで、女子高生ニンジャから齢数千歳に達するリアルニンジャまで。数百人を超える魅力的で個性的なニンジャやモータル(常人)たちがニンジャスレイヤーの世界に生き、戦っている。
◆ニンジャを殺す者◆
近未来日本を影から支配するのは邪悪なるニンジャ組織であった。ニンジャは実在したのだ。そして日本首都ネオサイタマには、邪悪なるニンジャたちをカラテで一人また一人と殺してゆく、復讐の戦士も存在した。
彼の名は、ニンジャスレイヤー。
「慈悲は無い」。赤黒の装束、恐怖を呼び起こす「忍」「殺」の漢字を身に着けた死神……彼自身がニンジャであり、ニンジャを殺す者である。
ニンジャスレイヤーは唯一の存在ではなく、過去から現在までに何人も存在している。邪悪なるニンジャの暴虐によって無辜のモータルが虐げられる時、ナラク・ニンジャのソウルを宿した復讐の戦士として立ち顕れるのだ。
◆最初に何を買えばいいの?◆
わかりやすい選択肢1〜4をまとめてみました。これらの他にもTwitter連載のログまとめやアーカイブなど、無料で楽しめるものもたくさんありますが、膨大でむしろ敷居が高いこともあるのでここでは割愛しています。
1:書籍最新シリーズ「スズメバチの黄色」
「スズメバチの黄色」は、ニンジャスレイヤー世界を舞台に通常の小説スタイルで書かれたサイバーパンク・ピカレスク・ロマンです。これ一冊で完成しており、既にニンジャスレイヤーを知っている人でも、全く知らない人でも楽しめる、サイバーパンク・エンタテイメントの入門や「とっかかり」に最適な小説作品です。時系列的にはトリロジー(第1部から第3部)と現行最新のAoM(第4部)の間に存在し、どちらの時系列にも進みやすくなっています。詳細な紹介記事はこちらをどうぞ。
2:コミック最新シリーズ「キョート・ヘル・オン・アース」
ニンジャスレイヤー「フジキド・ケンジ」を主人公とするコミックス第2部がチャンピオンREDにて連載中! コミックス単行本が購入可能です。ビジュアルから楽しみたい方におすすめの始め方です!
3:原作小説最新シリーズ「ニンジャスレイヤーAoM」
2048年の世界を舞台に、ニンジャスレイヤー「マスラダ・カイ」が宿敵「サツガイ」を追い世界を駆け巡る! Twitter上で連載されている現在進行形のメインストーリーです。
ウェブマガジン「ニンジャスレイヤーPLUS」を購読すれば、現行シリーズの、資料集を含めた全てが読み放題となります。
4:物理書籍/電子書籍版「ネオサイタマ炎上1」
KADOKAWA/エンターブレインから、Twitter連載版を加筆修正した物理書籍版およびその電子書籍版が発売中! 第3部の最新刊までKindle化もされており、物理的な本棚スペースが必要ありません。
この他の製品や連載情報は、Twitterアカウントをフォローしたり、Twitterで #njslyr タグを検索し、ニンジャヘッズに聞いてみてください!
◆トリロジー(第1部から第3部)のあらすじ
第1部「ネオサイタマ炎上」編(1〜4巻)
邪悪なニンジャ組織「ソウカイ・シンジケート」の抗争によって妻子を殺されたサラリマン「フジキド・ケンジ」に、禍々しき「ナラク・ニンジャ」のソウルが憑依。フジキドはニンジャスレイヤーとして蘇り、復讐の戦いに身を投じるのだ。サイバネティクスが氾濫する近未来ネオサイタマにおいて、ニンジャスレイヤーは己のカラテのみで敵を打ち砕いてゆく!
第2部「キョート殺伐都市」編(5〜12巻)
ソウカイヤを壊滅させたフジキド・ケンジは、もうひとつの仇である邪悪なニンジャ秘密結社「ザイバツ・シャドーギルド」を滅ぼすため、新幹線に乗ってキョート共和国へと向かった! 明かされるニンジャ真実の数々!
第3部「不滅のニンジャソウル」編(13巻〜現在刊行継続中!)
暗黒のシステム秩序をもって世界を征服せんとする「アマクダリ・セクト」の登場により、いっときネオサイタマは秩序を得たかのように見えた。だが、やがてそれは歯止めのきかぬ暗黒管理社会に向かって暴走してゆく! ニンジャスレイヤーのカラテが暗黒の秩序を打ち砕く!
トリロジー時代の十年後からスタートする
「AoM(エイジ・オブ・マッポーカリプス)」編(現在連載中)
第3部ラストから十年後のネオサイタマが舞台。マスラダ・カイと呼ばれる若者が新たなナラク・ニンジャのソウル憑依者となり、復讐の戦いに身を投じる!
AoMを読むには?:最新の現在進行形シリーズとなる、シーズン制の完全新作「エイジ・オブ・マッポーカリプス」は、Twitter上で連載されています。また加筆修正が施されたまとめは、各種資料やサブストーリーとともに、noteの「ニンジャスレイヤーPLUS」で読むことができます! 迷ったらここから入るのがおすすめです。
◆メディアミックス展開
2017年現在までに、ニンジャスレイヤーは3種類の公式コミカライズが雑誌連載され、KADOKAWA/エンターブレインの版権によるオーディオドラマ化、アニメ化、フィギュアなどの各種グッズ化も行われています。
2019年現在はチャンピオンREDで「ニンジャスレイヤー キョート・ヘル・オン・アース」が好評連載中! さらに随時最新のメディアミックス作品が生み出されていきます。
ニンジャスレイヤーTRPGも2019年から展開が開始されました。
また、原作者の意向により、ニンジャスレイヤーはファンによる二次創作とDIY活動に対して極めてオープンかつ支援的な姿勢を取っています。ニンジャヘッズは常にイメージソースである「小説」から自由にキャラの容姿や街のイメージを描くことができますし、その近隣に浮かぶ各種デザインをそのまま描いても、あるいはそこからさらに発展させることも推奨されています。ファンコミュニティにおいて、どんなイマジナリーを描いても、決して非難されることはありません。これはどれだけメディアミックスが大規模化しても昔からずっと変わらない、ニンジャスレイヤーというコンテンツのアテュチュードです。次のセクションで詳しく解説します。
連載形態、ファンコミュニティ
最新のガイドラインができました!
以上で、ニンジャスレイヤーの作品世界についてのおおまかなツアーを終わります。ここからは、それを取り巻く様々なコミュニティなどについて解説します。
ニンジャスレイヤーには、上記以外にも様々なミニシリーズが存在します。ニンジャスレイヤーは90年代からブラッドレー・ボンドとフィリップ・N・モーゼズという謎めいた二人の原作者により、数度のリブートを経ながらライフワークとして紡ぎ出され続けており、現在日本語版としてKADOKAWA/エンターブレインから刊行されているのは、翻訳チームの本兌有と杉ライカが2010年7月からTwitter上でリアルタイム翻訳連載しているバージョンです。
これはニンジャヘッズと呼ばれる熱狂的なニンジャスレイヤーファンのサポートを受け、今なおTwtter連載と新たな展開が続けられています。Twitterという無秩序になりがちなSNS上でファンコミュニティを維持するために、運営のための最低限のルールを作って随時アップデートし、時には月額制のダイハードテイルズ月報マガジンにてIR記事を公開しています。また我々が積み上げてきたDIY活動のノウハウを記録し、共有し、インターネットを作品の発表拠点するクリエイターの方々や後続作家の参考になるように、しばしば楽しい読み物としても公開しています。
最新のTwitter連載分を含め、全ての連載ログは全て無料で読むことができます。またSNSを主な連載メディアとしている利点を生かし、ウェブ上でダイハードテイルズの主催による様々なDIYイベントも定期的に開催されています。下記の「ニンジャスレイヤー222」や「ニンジャソン」などの開催ログをぜひチェックしてみてください。
「ニンジャスレイヤー222イベント」や「ニンジャソン」など、原作チームの主催による様々なDIYイベントが開催されています。2017年からはDiehardtlaes.comがnote上に設置され、こうしたイベントログの蓄積もダイハードテイルズが行っています。
二次創作に関するガイドライン
二次創作に関するガイドラインは、上記の記事を参照してください。
その他の入り口
もしあなたがnoteにアカウントを持っているならば、まずは最新ニュースをフォローしてみてください。各種メディア展開を含む、ニンジャスレイヤーの全てのニュースがここからキャッチできます。
また「実際ニンジャスレイヤーを読み始めたいが、膨大すぎてどこから読めば良いのかわからない!」という人には、2018年11月から始まった「Twitter連載版公式アーカイブス」もおすすめです。広告なしで、連載版の膨大なログをフリーで読むことができるので、初めての人にもお勧めしやすい選択肢です。今なら1週間に1エピソードずつアップされているので、毎週少しずつ読んでゆっくりと本編に追いつくことも。
また、さらに深くニンジャスレイヤーを楽しみたいならば、ぜひニンジャスレイヤーPLUSを購読してみてください! ニンジャスレイヤーPLUSは、濃厚なニンジャアトモスフィアの宝庫であるとともに、今後も無料公開を続けてゆくTwitter連載のためのドネート窓口でもあります!
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