🔥ニンジャスレイヤーTRPG：アジトルールの拡張データ集（2024年12月12日更新）

2024年12月11日 19:41

◇TRPG総合目次
◇2版アジトルールの基礎へ

ボロボロのアジトを得たばかりのニュービーニンジャたちにも、
いつの日か暗黒電算機室やスシ料亭を持つ日が来るかもしれない。

🔥アジトルールの拡張（β）🔥

ここには「アジトルール基礎」をさらに発展させるための詳細なデータや拡張ルール、そして初版を思わせる数々のアナーキーで自由奔放なアイディアの数々が収められている。

これらの拡張データとルールは、ゲームをより戦略的にするというよりは、よりPCやNPCへの愛着を深めてもらうためのものだ（そして君たちのキャンペイグンをより思い出深くするためのものだ）。マスターが何かアジトルールで判断に迷うことがあれば、単純な数字だけを見るのではなく、そこから想像される楽しさや新たなストーリーの可能性をより重視してみて欲しい。

ここに収録されたデータを使う時は、少なくともPCたちがアジトの基本ルールに慣れているか、もしくは相応の経験を積んだプレイグループであることが推奨される。多くの場合、ルールで全ての要素をカバーしてはいないため、マスターが適宜必要なルールを付け足さなくてはいけないからだ。

逆に言うならば、アジトルールは極めて自由度が高く、どのように拡張することもできる。バランスよりも楽しさやアトモスフィアを優先して、アジトシステムを自由に楽しんで欲しい！

アジトの例：ここではアジト・コアルールと同様に、シナリオ１のヤクザ事務所をサンプル物件として扱う。3〜4人のPCに与えるアジトとして十分な広さであり、部屋を作り変えれば、終盤までそのまま使用できるだろう。ただし「これが最低限の規模」という意味ではない。マスターは自分のゲームに合わせて、PCたちに与えるアジト規模を適宜変更してよく、例えば「より小さなアジトを最初に与え、中盤で別のより広い場所に住み替えさせる」のも出世感があっていい。あるいは「毎回賃料を取られる劣悪なワンルームタコ部屋からゲームが始まる」などの非道行為もソウカイヤらしさが演出できるだろう。

廊下や共用スペースの扱い：廊下やあるいはベランダなどの共用スペースは改造したりアイテムを配置したりすることはできない。判断に迷う場合は物件管理人（マスター）に相談すること。ヤクザ事務所で言うと「廊下」と書かれた32マスには何も配置できないが、廊下と接するように新たな「扉」や「壁」を作ることは可能である。

新たな物件を与える：物件が手狭になってきて、新たな物件に引っ越したいとPCたちが考えるならば、シナリオやロールプレイなどを通して、新たな物件獲得のチャンスを与えてやるといい。もしくは超長期のキャンペイグンで遊ぶときなどに、PCのいずれかの生い立ちとして、最初からアジト使用可能な物件を所有していることを設定してやっても面白いかもしれない。プレイグループで話し合い、自由にアジトシステムを楽しんで欲しい！