ニンジャスレイヤー公式/ダイハードテイルズ
7:ボス級エネミーリスト:ニンジャ名鑑&データ集:ニンジャスレイヤーTRPG2版ルールブック
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7:ボス級エネミーリスト:ニンジャ名鑑&データ集:ニンジャスレイヤーTRPG2版ルールブック

ニンジャスレイヤー公式/ダイハードテイルズ

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このリストに収録されているのは、ニンジャスレイヤーTRPGのAoS2ndセッティングで使用できるニンジャNPC、および強力なモータルNPCたちです。「ニンジャスレイヤー」をはじめ、「ソウカイニンジャ」「エージェントニンジャ(ザイバツ、アマクダリ、メガコーポ)」、「ストリートニンジャ」の各勢力について、キャンペイグン初期に最も使いやすい10人前後のキャラクターを収録しています。このリストに限らず、AoSセッティングに含まれる各種データは、頻繁に改定や調整が行われます。


◇ボス級エネミーリストの読み方

◆ボス級エネミー名 (種別:XXXXX)
カラテ    X  体力   X
ニューロン  X  精神力  X
ワザマエ   X  脚力   X/N
ジツ     X  万札   X

攻撃/射撃/機先/電脳  X/X/X/X
回避/精密/側転/発動  X/X/X/X

 ・特殊な攻撃方法や回避難易度軽減など(もしあれば)

◇装備や特記事項
 ・「防具やサイバネ」、「武器」、「スキルや特殊能力」、「その他」などの順にまとめられます。
 ・これらはすべて上の能力値データや判定ダイス早見表に反映済みです。
 ・詳細説明がない能力や装備は、全て「コアデータセクション」に収められています。

ボス級エネミーの判定ダイス早見表の読み方

攻撃:
攻撃判定ダイス数(カラテ)。
射撃:射撃判定ダイス数(ワザマエ)。
機先:イニシアチブ値(ニューロン)。
電脳:ハッキング判定ダイス数(ニューロン)。
回避:回避判定用の基本ダイス数(最も高い能力値)。
精密:精密攻撃系スタイル使用時の攻撃判定ダイス数(ワザマエ)。
側転:連続側転判定ダイス数(ワザマエ)。
発動:ジツ発動判定ダイス数(ジツ+ニューロン)。

*カッコ内はベースとなる能力値

万札の内容:万札は必ずしも銀行券の形をしているとは限りません。データ素子や、その金額相当の麻薬、あるいは危険生物から採取できる珍しいバイオ器官の末端価格などを、このゲームではすべて【万札】として扱っています。このためマスターは、巨大な蟹や鮫に【万札】を持たせることをためらわないでください。【万札】は経験値の意味合いも兼ねているのです。

強さの調整

NPCニンジャは全てそのまま使用できるデータになっていますが、PCたちが成長やプラグイン導入によって強くなっていった場合、マスターはおもに以下のような方法で自由にNPCの強さを上方修正できます。

スキルなどの省略:PCと異なり、原作系のNPCは装備やスキルを限界まで積んではいませんし、データとしての強さを抑えるために忠誠心系のスキルを省略していることもあります(あるいは逆にPCとしての限界以上に積んでいることもあります)。プレイグループがルールに慣れており、PCたちの成長に合わせてNPCをさらに強化したいと考える場合、マスターはそのキャラの背景を考えながら、自由に装備や◉系スキルを追加してかまいません。戦闘時にデータを参照しやすいよう、交渉系スキルや知識系スキルなどは全て省かれているので、ユウジョウ判定の報酬リストを参考にしてください。

緊急回避と即応:極めて特徴的なものを除き、防具の詳細などは省かれています。ボス級の敵に『即応ダイス』や『緊急回避ダイス』を持たせたい場合、装備内容に関わらず、それぞれ「PC人数に等しい個数」を持たせることをおすすめします。もちろん、マスターが自分の手で装備や防具まで細かく設定したNPCを使用する場合は、PCと全く同じやり方で『即応ダイス』や『緊急回避ダイス』を算出してもかまいません。



◇キャラクター種別ごとの共通ルール

キャラクター種別は、能力値リストの一番上に記載されています。1体のキャラクターは複数の能力値を持つことがあります。複数持つ場合、効果はそれぞれ有効です。NPCニンジャが持つのは主に以下の追加種別です。これ以外の種別を持つことは極めて稀なので、個別に記載されています。

重サイバネ:身体の大半を戦闘用サイバネで置換したニンジャです。戦闘兵器とまではいかず、人間の精神構造を維持しています。『●脆弱性:電磁(1)』を持ちます。

バイオニンジャ:【体力】や【精神力】を回復させるアイテムの回復量が、本来より−1されます。また『●脆弱性:火炎(精神力1)』を持ちます。



◆ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer

ニンジャスレイヤー(スターター環境)

◆ニンジャスレイヤー (種別:ニンジャ)
カラテ    13  体力   13
ニューロン  7  精神力  9
ワザマエ   10  脚力   7/N
ジツ     0  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  13/10/7/7
回避/精密/側転/発動  14/10/10/-

回避難易度修正: 対近接攻撃(難易度−1/ジュージツ)、対スリケン射撃(難易度−1/見切り)
ダメージ修正: 出目【6】を含んで成功した『近接攻撃』は、『痛打+1』を得る。

◇装備や特記事項
 家族の写真、パーソナルメンポ、伝統的ニンジャ装束、
 『●連続攻撃3』、『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『◉ランスキック』、『◉◉憎悪:ニンジャソウルの闇』、
 『◉ヘルタツマキ』、『◉ツヨイ・スリケン』、『◉ナラク・ウィズイン』、『◉即死耐性』

ニンジャスレイヤーの共通専用スキル

◉ヘルタツマキ:精神力を1消費し、『ワザマエ:HARD』で判定。2ターン連続使用不可。自身を中心とした5x5マス以内の全員に対し、スリケンによる1ダメージ(『回避:NORMAL』)。これは射撃ではなく特殊な範囲攻撃とみなす。【6,6】:ダメージ2、『回避:HARD』となる。

◉ツヨイ・スリケン:非移動時のみ使用可能。2ターン連続使用不可。精神力を1消費し、『ワザマエ:U-HARD』で判定。見えている敵1体に対し、スリケン射撃によるD6ダメージ(『回避:U-HARD』)。

◉◉憎悪:ニンジャソウルの闇:『ニンジャソウルの闇』を持つ敵1体だけを攻撃/射撃の対象とする場合のみ、『攻撃判定ダイス+X』/『射撃判定ダイス+X』のボーナスを得る。Xは“対象が持つ各『ニンジャソウルの闇』およびそれを前提とする各スキルの◉数合計”の2倍に等しい。例えば『◉ニンジャソウルの闇』3個と『◉ダークカラテ・エンハンスメント』を持つ敵に対しては、8個の判定ダイスボーナスを得られる。

◉ナラク・ウィズイン:
【体力】が0以下になっても直ちには爆発四散せず、そのフェイズ終了時に特殊な『行動不能』状態となる。この状態のニンジャスレイヤーは異様なアトモスフィアを漂わせており、「カイシャク」できない。『行動不能』状態からD3ターン経過後のターン終了フェイズに、ナラク・ニンジャとして復活する(【体力】や【精神力】は全て回復し、部位欠損も回復する)。『行動不能』状態のニンジャスレイヤーに対して攻撃した場合、直ちにナラク・ニンジャ化する。『行動不能』状態のニンジャスレイヤーから【万札】を回収することは可能である。



ニンジャスレイヤー:ベイン・オブ・ソウカイヤ

ニンジャマスターへ:このデータは第1部終盤から第3部にかけての標準的なコンディションのニンジャスレイヤーを再現するデータだ。プレイグループがルールに慣れ、PCニンジャが『成長の壁』を平均して2個以上突破し始めた頃を目安に、こちらのより強力なデータを使用できる。どちらのニンジャスレイヤーを使用したとしても、ナラク・ニンジャ以降のルールは同様だ。

ドラゴン・ドージョーの主ドラゴン・ゲンドーソーからインストラクションを受けたニンジャスレイヤーは、数々のカラテや神秘的なフーリンカザンの智慧だけでなく、チャドー暗殺拳の奥義たるチャドー呼吸とタツマキケンをも伝授されていた。これまでナラク・ニンジャのソウルと憎悪に引きずられ、獣じみた戦いをしていた彼に、リアルニンジャの巧みなワザマエが受け継がれたのである。それは即ち、もはやニンジャスレイヤーが単なる「ソウカイヤに楯突くネズミ」などではなく、ラオモト・カンにとってすら極めて大きな脅威となり始めたことを意味するのだ。

「チャドー、フーリンカザン、そしてチャドー……。ニンジャ、殺すべし!」

◆ニンジャスレイヤー:ベイン・オブ・ソウカイヤ (種別:ニンジャ)
カラテ    16  体力   16
ニューロン  10  精神力  12
ワザマエ   12  脚力   8/N
ジツ     0  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  16/12/10/10
回避/精密/側転/発動  17/12/12/10

回避難易度修正: 対近接攻撃(難易度−1/ジュージツ)、対スリケン射撃(難易度−1/見切り)
ダメージ修正: 『鉄拳』の効果により、『近接攻撃』はダメージ2(1+1)、『装甲貫通1』となる。
       ランスキック使用時は3ダメージ(1+1+痛打1)、『装甲貫通1』、『弾き飛ばし』となる。

◇装備や特記事項
 家族の写真、パーソナルメンポ、伝統的ニンジャ装束
 『●連続攻撃3』、『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『◉◉タツジン:ジュージツ』、『◉スリケンの見切り』、『◉鉄拳』、『◉ランスキック』、
 『◉ヒサツ:ワザ・ポン・パンチ』、『◉ヒサツ・ワザ:サマーソルトキック』、
 『◉チャドー呼吸』、『◉ヒサツ・ワザ:タツマキケン』、
 『◉◉憎悪:ニンジャソウルの闇』、『◉憎悪:ソウカイヤ』、『◉憎悪:ザイバツ』、『◉憎悪:アマクダリ』、
 『◉ヘルタツマキ』、『◉ツヨイ・スリケン』、『◉ナラク・ウィズイン』、『◉即死耐性』

◉チャドー呼吸:その場で神秘的なアグラを組み、チャドー呼吸を開始する。移動したターンには使用不可。『その他の行動』として『ジツ発動判定』を行い、出目6だったダイスの個数だけ自らの【体力】を回復する。これによる回復の上限は【体力】の最大値の半分(端数切り上げ)までである。この判定時に出目6が1個もなかった場合、チャドーが乱れたとみなされ、そのシナリオ中に『◉チャドー呼吸』による回復はもう行えなくなる。

◉ヒサツ・ワザ:タツマキケン:
目にも留まらぬ空中キック連打を繰り出すチャドー奥義。シナリオ中1回限りの使用。移動したターンには使用不可。『近接攻撃』に【6,6,6,6】で成功した場合、【精神力】を2消費することで発動し、1ダメージ(固定)を2D6+6回与える(『回避:HARD』)。これらは当然ながら『時間差』を持つ。1発でも回避しそこねた敵は、最後に『弾き飛ばし』の効果を受ける。

ナラク・ニンジャ

ニンジャスレイヤーが力尽きた時、フジキド・ケンジに憑依しているナラク・ニンジャが肉体を乗っ取り、恐るべき憎悪と復讐の怪物が姿を現す。禍々しい蒸気を吐き出しながら「忍」「殺」メンポは牙のごとく変形して大顎となり、真っ赤に燃える目で"獲物"を睨んで、カギ爪や黒鉄のブラスナックルに超自然の黒炎を纏い、嗤うのだ。全てのニンジャを殺すために。

「ググハハハハハ! こわっぱめが……!」

◆ナラク・ニンジャ (種別:ニンジャ)
カラテ    17  体力   17
ニューロン  10  精神力  10
ワザマエ   12  脚力   9/N
ジツ     0  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  17/12/10/10
回避/精密/側転/発動  17/12/12/-

回避難易度修正: 対スリケン射撃(難易度−1/見切り)、対ジツ(難易度-1/ナラクの知識)
ダメージ修正: 鉄拳に不浄の炎が加わり『近接攻撃』が2ダメージ(1+火炎1)、『装甲貫通1』となる。
回復: ナラクニンジャ化した時点で【万札】を含む全ての能力値が上記の状態へと回復する。
   (【万札】は新たに生み出されたのではなく、奪いきれなかったものがあったのだと考える)

◇装備や特記事項
 装備: なし
 『●連続攻撃3』、『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『◉スリケンの見切り』、『◉鉄拳』、『◉ランスキック』、『◉サイバネ殺し』、
 『◉不浄の炎』、『◉ナラクの肉体破壊』、『◉欠損部位再生』、
 『◉ナラクの知識』、『◉古の恐怖』、『◉◉憎悪:ニンジャソウルの闇』、
 『◉憎悪:ソウカイヤ』、『◉憎悪:ザイバツ』、『◉憎悪:アマクダリ』、
 『◉ヘルタツマキ』、『◉ツヨイ・スリケン』、『◉ナラク共振』、『◉即死耐性』

ナラク由来の共通専用スキル

◉不浄の炎:ナラク・ニンジャによるニンジャへの『近接攻撃』は、全て『火炎属性ダメージボーナス+1』を得る(エンハンス)。攻撃フェイズ開始時に【精神力】を1消費すると、黒い炎はさらに勢いを増し、その手番中のボーナスを+2にする。【精神力】を2消費すると、禍々しい炎に包まれた黒鉄の大型ブラスナックルを生成し、その手番中のボーナスを+3にする。

◉ナラクの肉体破壊:
ナラク化している間、ニンジャスレイヤーは凄まじい力と獣じみた戦闘スタイルを用いて荒々しく戦う。これは素手装備時のみ使用可能な戦闘スタイルである。この『近接攻撃』時は『連続攻撃+1』、かつ『サツバツ!』発生条件が【6,6】ではなく【5,5】となる。つまり「6,2,2,3,5」のような出目でも、「5,5,1」のような出目でも、『サツバツ!』が発生する。『ナムアミダブツ!』は影響を受けず通常どおり。

◉欠損部位再生:
『サツバツ!』などで部位破壊を受けた場合、手番「攻撃フェイズ」に「その他の行動」と【精神力】1を消費することで、現在受けている全ての能力値ダメージを回復し、全ての『●部位損傷』を取り除く。この能力は戦闘時以外でも使用できる。

◉ナラクの知識:ナラク・ニンジャは敵のソウルやジツを見抜く。このためナラク状態のニンジャスレイヤーは、敵のあらゆる【ジツ】のうち、『回避判定』や『抵抗判定』が可能なものに対して、その難易度を−1できる。

◉古の恐怖:ナラクの存在は敵のソウルそのものに恐怖を与える。ナラク・ニンジャがマップ上に存在する間、敵ニンジャ全員は手番開始時に【ニューロン:U-HARD】の『抵抗判定』を強いられる。失敗した者は怖気付き、ナラクに対する『近接攻撃判定』の難易度が+1される。『抵抗判定』に一度でも成功した者は、このシナリオではもうこの判定を強いられない。

◉ナラク共振:
【体力】が0以下になっても直ちには爆発四散せず、そのフェイズ終了時に特殊な『行動不能』状態となる。この状態のナラク・ニンジャは異様なアトモスフィアを漂わせており、「カイシャク」できない。『行動不能』状態からD3ターン経過後のターン終了フェイズに、ナラク共振ニンジャスレイヤーとして復活する(【体力】や【精神力】は全て回復し、部位欠損も回復する)。『行動不能』状態のナラク・ニンジャに対して攻撃した場合、直ちにナラク共振ニンジャスレイヤー化する。『行動不能』状態のナラク・ニンジャから【万札】を回収することは可能である。


共振状態ニンジャスレイヤー

ソウカイヤとの死闘の中、ニンジャスレイヤーことフジキド・ケンジは、己のニューロンの同居者たるナラク・ニンジャを拒絶するのではなく受け入れ、しかしドラゴン・ゲントーソーの教えの通り自ら精神の手綱を握り続けるというトモエの境地に至った! 恐るべきカラテモンスターの誕生だ!

「ともにゆくぞ、ナラク……!」(((フジキドよ、解っておろうな! あれはコブラニンジャ・クランのカナシバリ・ジツの構え!)))

◆共振状態ニンジャスレイヤー (種別:ニンジャ)
カラテ    17  体力   17
ニューロン  10  精神力  10
ワザマエ   12  脚力   9/N
ジツ     0  万札   30

攻撃/射撃/機先/電脳  17/12/10/10
回避/精密/側転/発動  17/12/12/10

回避難易度修正: 対近接攻撃(難易度−1/ジュージツ)、対スリケン射撃(難易度−1/見切り)、
         対ジツ(難易度-1/ナラクの声)
ダメージ修正: 鉄拳に不浄の炎が加わり『近接攻撃』が2ダメージ(1+火炎1)、『装甲貫通1』となる。
回復: 共振状態化した時点で【万札】を含む全ての能力値が上記の状態へと回復する。

◇装備や特記事項
 装備: なし
 『●連続攻撃3』、『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『◉◉タツジン:ジュージツ』、『◉スリケンの見切り』、『◉鉄拳』、『◉ランスキック』、
 『◉ヒサツ:ワザ・ポン・パンチ』、『◉ヒサツ・ワザ:サマーソルトキック』、『◉チャドー呼吸』、
 『◉ヒサツ・ワザ:タツマキケン』、『◉ヒサツ・ワザ:アラシノケン』、『◉ヒサツ・ワザ:サツキ・ジキツキ』、
 『◉◉憎悪:ニンジャソウルの闇』、『◉憎悪:ソウカイヤ』、『◉憎悪:ザイバツ』、『◉憎悪:アマクダリ』、
 『◉ヘルタツマキ』、『◉ツヨイ・スリケン』、『◉即死耐性』、
 『◉不浄の炎』、『◉欠損部位再生』、『◉ナラクの声』、『◉サイバネ殺し』

  ※この状態で【体力】がマイナス値となったニンジャスレイヤーは、ついに爆発四散する!※

◉ナラクの声:ナラク・ニンジャは敵のソウルやジツを見抜き、フジキドに対してニューロンの速度で対抗策を助言する。このため共振状態ニンジャスレイヤーは、敵のあらゆる【ジツ】のうち、『回避判定』や『抵抗判定』が可能なものに対して、その難易度を−1できる。

◉ヒサツ・ワザ:アラシノケン:下段中段上段を交えた四連続の蹴りを一瞬で叩き込む、チャドーの奥義。シナリオ中1回限りの使用。移動したターンには使用不可。『近接攻撃』に【6,6,6,6】で成功した時、【精神力】4と『回避ダイス』4個を消費することで発動し、敵1体に4ダメージを4回与える(属性ダメージ付与不可)。回避難易度はそれぞれU-HARDで、これより低くなることはない。途中1発でも回避に失敗して【体力】を失った敵は、残る全てが自動的に回避不能(ムテキも発動不能)となる。合計2または3発が命中した場合、【体力】を失ったかどうかに関わらず、4発目の直後に『サツバツ!』の効果を与える(回避不能)。4発全てが命中した場合、【体力】を失ったかどうかに関わらず、凄まじい破裂音が鳴り響き、この『サツバツ!』の効果が自動的に出目6となる(回避不能)。

◉ヒサツ・ワザ:サツキ・ジキツキ:鉄壁のブロッキング技「サツキ」の直後、瞬時に「ジキ・ツキ」を叩き込むチャドーの奥義。シナリオ中1回限りの使用。敵の『近接攻撃』に対して『回避判定』を行う直前に、【精神力】2を消費して「サツキ」を発動できる。このフェイズ中に行う全『回避判定』は『難易度:HARD』に固定される。『回避判定』に失敗した場合、通常どおりダメージを受け、支払った発動コストも失われる。『回避判定』の成功数が敵の『近接攻撃判定』の成功数を上回った場合、通常のカウンターカラテとなる。『回避判定』の成功数が敵の『近接攻撃判定』の成功数とピッタリ同じだった場合のみ「ジキ・ツキ」が発動し、カウンターとして回避不能の2D3+1ダメージと『弾き飛ばし』を与える。


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◆ソウカイヤ / Soukai Yakuza Syndicate

ソウカイ・シンジケートとも呼ばれる、極悪非道のヤクザニンジャ組織。ネコソギ・ファンド社と呼ばれる金融系ワンマン企業を表の顔として持ち、トコロザワピラーに本拠地を持つ。ソウカイニンジャの中でも上位六名の精鋭は「シックスゲイツ」と呼ばれ、恐れられている。

この組織には「威力部門」「スカウト部門」「集金部門」「バウンサー部門」「諜報偵察部門」「暗殺部門」「セキュリティ部門」などが存在し、スカウト部門で基本的な育成を終えたニンジャは、いずれかの適切な部門に配属される。シックスゲイツは威力部門のトップ六人によって構成される。



ソニックブーム(シックスゲイツ)

ソニックブームはソウカイヤのスカウト部門を任されたニンジャだ。元々ヤクザとしてのバックボーンを持ち、ヤクザ方式の新人教育にも長けている。彼はカゼニンジャ・クランのグレーター級ソウルを憑依させており、ソニックカラテによる中距離から遠距離の攻撃を得意とする。​PCたちがソウカイニンジャとなった場合、基本のメンター役ニンジャとなる。

「テメエら、高いところは好きか? ……好きだろ? マルノウチ・スゴイタカイビルの屋上でヤボ用だ。とっとと行ってこい」

◆ソニックブーム (種別:ニンジャ)
カラテ    12  体力   17
ニューロン  6  精神力  12
ワザマエ   10  脚力   6/N
ジツ     5  万札   50

攻撃/射撃/機先/電脳  12/10/6/6
回避/精密/側転/発動  12/10/10/-


◇装備や特記事項
 『●連続攻撃2』、『●連射2』、『◉忠誠心:ソウカイヤ』、『★◉◉ソニックカラテ衝撃波』

 『★◉◉ソニックカラテ衝撃波』:
 手番攻撃フェイズ開始時に【体力】か【精神力】を1消費し、以下の戦闘スタイルを使用できる:

  射撃用の『戦闘スタイル』として使用:
   ・ソニックカラテ衝撃波(連発):連射5、ダメージ2
   ・ソニックカラテ衝撃波(収束):連射2、ダメージ3、時間差	
   ・ソニックカラテ衝撃波(乱打):連射10、ダメージ1

  素手攻撃用の『戦闘スタイル』として使用:
   『近接攻撃』に『痛打+1』と『リーチ+2』を得る。ただし、隣接している敵に対しては攻撃不能。

インパルス

インパルスはスカウト部門に属する若いニンジャで、白いヤクザスーツ装束を着ている。ニンジャ化前にはホストを生業としていたため、処世術や話術に長け、将来的には歓楽街のホストクラブ網を通した新ニンジャのスカウト役を期待されている。インパルスは直情的で、激昂しやすく、ソウカイヤクザとして成り上がることに強い野心と危ういほどの情熱を持っている。彼は同部門の長であるソニックブームを「オニイサン」と呼び、慕っている。上下関係に厳しく、上に対しては極めて礼儀正しく振舞う。

「へえ……。オレの本気のイナズマ、見切れるとでも思ってんの?」

◆インパルス (種別:ニンジャ)
カラテ    3  体力   3
ニューロン  4  精神力  6
ワザマエ   5  脚力   3/N
ジツ     3  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  3/5/4/4
回避/精密/側転/発動  5/5/5/7
			
◇装備や特記事項
 『◉疾駆』、『◉忠誠心:ソウカイヤ』x2、『★強化放電攻撃(デン・ジツ)』

 『★強化放電攻撃(デン・ジツ)』
  【精神力】を2消費し、『難易度:HARD』で発動判定を行う。
  発動に成功すると、自分を中心とした3×3マスにいる敵全てに対し、
  自動的に『電磁属性ダメージ2』を与える(回避難易度:HARD)。

アーソン

アーソンはソウカイヤの集金部門に属するニンジャで、ヤクザスーツ装束を着ている。ファイアスターター・カトンパンチを得意とし、殴りつけた敵を体内から発火させる。ソウカイヤ集金部門は、歓楽街におけるミカジメの取り立てや、犯罪組織からの上納金回収だけでなく、ファンド系ビジネスの取引先である負債中小企業などへの鉄拳制裁も行うようになった。アーソンは上記三種のどのような相手に対しても、そつなくビジネスを行える。

「それは恭順のサインか?」「ソウカイニンジャをナメてはいけない」

◆アーソン (種別:ニンジャ)
カラテ    8  体力   8
ニューロン  5  精神力  6
ワザマエ   5  脚力   4/N
ジツ     4  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  8/5/5/5
回避/精密/側転/発動  8/5/5/9


◇装備や特記事項
 『●連続攻撃2』、『◉忠誠心:ソウカイヤ』、
 『◉ツジギリ』、『◉ランスキック』、『★◉ヒサツ・ワザ:カトン注ぎ込み』

 『★カトン・パンチ』、『☆カトン・ジツ(LV1-3)』(基本的には使用しない)

スパイダーリリィ

ソウカイヤに無事捕獲されたヤモト・コキは、背中に彼岸花とキリステ紋のイレズミを入れられ、カタナ二刀流で戦う立派な地獄戦士となった。普段は反抗的なスカ・ジャンを着てチューインガムを噛んでいるが、戦闘時はシ・ニンジャの力が現出し、オイランドレスめいた戦闘装束を生成する。彼女の周囲にはネオン色の燐光を帯びたバタフライナイフが何本も浮かび、不機嫌な金属質の蝶のように舞っており、スパイダーリリィが命ずるだけで目障りな敵をズタズタに切り裂く。

「今、アタイにガンくれたろ? 殺すぞ」「アタイが、あんたの骨の髄まで、恐怖を刻みつけてやるよ」 ​

◆スパイダーリリィ (種別:ニンジャ)
カラテ    5  体力   11
ニューロン  8  精神力  14
ワザマエ   9  脚力   5/N
ジツ     6  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  5/9/8/8
回避/精密/側転/発動  9/9/9/14


◇装備や特記事項
 カタナx2
 
 『●連射2』、『●マルチターゲット』、『●時間差』、
 『◉◉グレーター級ソウルの力』、『◉◉アーチ級ソウルの力』、
 『◉回転斬撃強化』、『◉滅多斬り』、『◉◉憎悪:ソウカイヤ』
 『☆カラテミサイルLV1-3』、『★ラピッド・カラテミサイル』、『★グレーター・カラテミサイル』、
 『★キネシス迎撃』、『★カラテバリア』

バーグラー

バーグラーは集金部門に属するニンジャで、主に零細ヤクザクランに対する上納金の回収を任されている。上位者には媚びへつらい、下位の者には徹底的に強く出る。また多少の経理知識を持ち合わせており、隙あらば上納金の一部をごまかし、私腹を肥やそうとしている。彼はソウカイヤ内の裏事情や醜聞などにも詳しく、ソウカイニンジャ同士の見えない確執や友好関係などについても(十分な金と敬意を払えば)教えてくれるだろう。PCたちがソウカイニンジャとなり、ミッション半ばで全滅した場合、回収救援に現れる基本のニンジャとなる。

「この程度のミッションに失敗してしまうとは、しょうがないサンシタですね」「何って、あなたのアガリを私が半分いただくんです。助けてあげた恩義を忘れたんですか?」「やめてください!何でも教えますから……!」

◆バーグラー (種別:ニンジャ)
カラテ    3  体力   3
ニューロン  3  精神力  3
ワザマエ   3  脚力   3/E
ジツ     0  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  3/3/3/3
回避/精密/側転/発動  3/3/3/3

◇装備や特記事項
 ZBRアドレナリンを必ず所持している(救援のため)
 『◉滅多打ち』、『◉常人の3倍の脚力』

ダイダロス

ダイダロスは、ソウカイヤのIRCネットセキュリティ担当ニンジャだ。ハッカーニンジャとしては並外れて強力で、IRCコトダマ空間の認識能力や、電脳空間に浮かぶ謎の黄金立方体などについての強い探究心を持っている。大半の防衛プログラムは自動化または遠隔操作可能なため、トコロザワピラーの電算機室に篭りきりではなく、しばしばフィールドワークに赴く。その探究心はとどまるところを知らず、「ナンシー・リー」「ストーカー」「アルゴス」などの敵性ハッカーに対しても強い直結興味を抱いている。

「ソウカイヤにたてつくワームども、観念しなさい」「私にとって、あなたのファイアウォールなどショウジ戸にも等しい」

◆ダイダロス (種別:ニンジャ)
カラテ    3  体力   6
ニューロン  17  精神力  20
ワザマエ   6  脚力   3/N
ジツ     3  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  3/6/20/23
回避/精密/側転/発動  17/6/6/20


◇装備や特記事項
 ▶︎生体LAN端子LV3(▷ファイアウォールx3を搭載)
 『●マルチターゲット』、『●時間差』、『●回避予知』、
 『◉kill-9』、『◉killall』、『◉sudo_kill-9』

アイアンヴァイス

ソウカイ・シンジケートのニンジャ。万力のごとき握力と、全身を鋼鉄化させるムテキ・アティチュードの使い手。ニンジャソウル憑依時に、その身体に若干の変異常態化が起こっており、白目はなく、全体がナスビのように艶やかな黒目で表情が読めない。正装時は短髪。長身細身をカバーするように、太身で寸詰まりの野暮ったいヤクザスーツを着ている。

「ソウカイヤに比べれば、あなた方の存在などダニかノミにも等しい」

◆アイアンヴァイス (種別:ニンジャ)
カラテ    8  体力   10
ニューロン  5  精神力  10
ワザマエ   4  脚力   4/N
ジツ     5  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  8/4/5/5
回避/精密/側転/発動  8/4/4/10


◇装備や特記事項
 『●連続攻撃2』
 『◉◉グレーター級ソウルの力』、『◉頑強なる肉体』、『☆◉死の万力』
 『☆ムテキ・アティチュードLV1-3』、『★グレーター・ムテキ』、『★★鋼鉄の肉体』

フロストバイト

ソウカイ・シックスゲイツの一人(冬季限定)。暗殺部門所属。氷スリケンを操る。氷スリケンは数分で溶けるため完全犯罪が可能。フロストバイトはコリ・ニンジャクランのソウル憑依者であるが、ソウルの馴染みが悪く、冷気のコントロールはある程度できるものの、氷スリケンを独力では安定して生み出すことができず、サイバネの力を借りている。

「あばよ! あの世でハイクを詠むがいい!」

◆フロストバイト (種別:ニンジャ)
カラテ    5  体力   5
ニューロン  7  精神力  7
ワザマエ   9  脚力   5/N
ジツ     3  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  6/9/7/7
回避/精密/側転/発動  10/9/9/13


◇装備や特記事項
 ▶︎テッコLV1、▷ジツ支援サイバネx1(発動判定+3)
 『●連射2』、『●マルチターゲット』、『●時間差』、
 『◉タクティカル移動射撃』、『◉シャープシューター』、『◉スリケン乱射』
 『★フロストバイトのコリ・スリケン』

『★フロストバイトのコリ・スリケン』:
 術者は氷でできたスリケンを生み出す。
 自分の手番開始時に【精神力】を1消費し、「難易度:HARD」で発動判定を行う。
 発動に成功すると、戦闘終了まで術者のスリケン投擲に以下のルールが追加される。
  ・コリ・スリケンは、ダメージ1と『回避ダイスダメージ1』を与える。
  ・コリ・スリケンに対し、敵は『スリケンの見切り』スキルによる難易度修正が不可能となる。
  ・コリ・スリケンは、出目【6】で成功した『射撃判定』で『痛打+1』をもたらす。

ウォーロック

新参者だが、レッサーニンジャソウル憑依者とは思えぬ高度なジツを発揮。瞬く間にソウカイヤの要職へとのし上がった。遠隔操作のネンリキは万能で、自らの完全防弾ドージョーで浮遊ザゼンを行ったまま、遠く離れた対象を暗殺可能だ。体つきは極めて華奢で、玉虫色のニンジャ装束に包まれたその肉体は、ほぼ骨と皮だけのような状態である。彼が用いる恐るべき「フドウノリウツリ・ジツ」は、対象の精神を(時には完全破壊の上に)乗っ取って、操り人形の如く使役するものである。己の力に絶対の自信を持つウォーロックは、力に傾倒し、やがてはラオモト・カンすらも出し抜くことが出来るという考えを持つに至った。現在の彼は、ソウカイヤ内で密かに謀反計画を進めている。

(((ホホホホホ……! 心配はいりません。あなたの心に直接話しかけているのです)))

◆ウォーロック (種別:ニンジャ)
カラテ    1  体力   1
ニューロン  15  精神力  15
ワザマエ   4  脚力   2/N
ジツ     4  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  1/4/15/15
回避/精密/側転/発動  15/4/4/18

◇装備や特記事項
 『●マルチターゲット』、『●時間差』、『飛行移動(6マス)』(ネンリキザゼン浮遊)、
 『☆カナシバリ・ジツ(LV3)』、『★ネンリキ・フォースフィールド』、『★◉フドウノリウツリ・ジツ』、
 『★キネシス衝撃波』(コアデータのカラテミサイル系統を参照)

『★◉ネンリキ・フォースフィールド』:
 手をかざすだけでネンリキによる不可視の壁が生じ、スリケンや銃弾をたやすく無力化する。
 ウォーロックは『爆発』を含むあらゆる『射撃』に対してのみ有効な『ダメージ軽減1』を持つ。
 この能力は常時発動している。

『★◉フドウノリウツリ・ジツ』:
 カナシバリ・ジツでダメージを与えることに成功した直後、その相手1人に対し、この効果を宣言可能。
 この効果を宣言した場合、以降そのキャラの手番はウォーロックが代わりに行う。
 ウォーロックはこの状態からでも『カナシバリ・ジツ(LV3)』を使用することが可能である
 (この場合の【ニューロン】値と【ジツ】値は、ウォーロック本人のものを使う)。
 これにより、現在操っている体を捨て、新しい体に乗り移ることもできる。
 別のキャラを操っている間、ウォーロックの本体は『麻痺状態』となり、いかなる行動も取れない。
 操っているキャラが死亡した場合、もしくはウォーロックが自分の手番開始時に
 ジツの解除を宣言した場合、これらの効果は終了し、『麻痺状態』も直ちに解除される。

 基本的にはPCへの使用を想定していないが、使用する場合、例えば以下のような措置を導入すること。
 PCがこのジツの効果を受けている場合でも、『回避判定』はそのPC自身の意志で行ってよい。
 またこのPCの各手番開始フェイズ、およびそのPCが何らかのダメージを受けた手番の終了フェイズに、
 PCとウォーロックとの間で【ニューロン】の『対抗判定』を行うこと。
 この『対抗判定』にPCが勝利した場合、直ちにジツの効果は解ける。
 ダメージを受けたことで『対抗判定』が発生した場合、PC側のみ『難易度:EASY』で『対抗判定』ができる。

ヘルカイト(シックスゲイツ)

カイト(大凧)を用いた飛行能力を持つニンジャ。諜報偵察部門にも属しており、敵対組織の動きを探るべく、いつもネオサイタマの上空を飛び回っている。カイトは折りたたみ式で、瞬時に展開と収納を行えるが、フライトスーツ装束と一体化しているため、地上での動きを制限してしまう。ジツの力によってある程度の気流を操ることができ、無風状態からでも瞬時に上空へと舞い上がる。

「真のシックゲイツの矜持を見せてくれる!」

◆ヘルカイト (種別:ニンジャ)
カラテ    9  体力   13
ニューロン  6  精神力  11
ワザマエ   10  脚力   4/UH
ジツ     4  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  9/10/6/6
回避/精密/側転/発動  10/10/10/10


◇装備や特記事項
 ヤリ、パルス・グレネード
 『●連続攻撃2』、『●連射2』、
 『◉忠誠心:ソウカイヤ』、『◉タクティカル移動射撃』、『◉頭上からの死』、『◉空中制動』、
 『★◉緊急カイト脱出』、『★◉カイト・ダイブ』、『★◉飛行移動(12マス)』

『★◉緊急カイト脱出』:
 移動フェイズの開始時に使用。【精神力】2消費。『ジツ発動判定』を難易度HARDで行う。
 成功した場合、そこが屋外や窓のある部屋ならば、即座にマップから脱出できる。

『★◉カイト・ダイブ』:
 移動フェイズの開始時に使用。【精神力】を1消費して『ジツ発動判定』を難易度HARDで行う。
 ヘルカイトは空高く飛び上がった直後、急降下攻撃を繰り出す。
 マップ内で視界が通っている好きな場所へと、直ちにヘルカイトを移動させること(これを着地点と呼ぶ)。
 着地点と隣接する敵1体は、この移動終了時に、自動的ダメージを1受ける(『回避:U-HARD』)。
 『カイト・ダイブ』は移動フェイズに発生し、ヘルカイトは続けて「攻撃フェイズ」を行える。

ビホルダー(シックスゲイツ)

ビホルダーはソウカイ・シックスゲイツの一人だ。主に暗黒メガコーポなどに対する暴動煽動や要人暗殺などの複雑な任務を果たしている。かつては肉弾戦のカラテにおいても最強格の一人であったが、ザイバツとの抗争で脊椎を損傷して力を減じ、現在は手漕ぎ式のサイバー車椅子に乗っている。

「マーベラス。実に素晴らしい無慈悲さ。あなた、ソウカイヤクザになりませんか?」

◆ビホルダー (種別:ニンジャ)
カラテ    5  体力   10
ニューロン  13  精神力  19
ワザマエ   8  脚力   4/-
ジツ     6  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  5/8/13/14
回避/精密/側転/発動  12/-/-/19

◇装備や特記事項
 『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、『●回避予知』、『●連続側転不能』、
 『●負傷』(ビホルダーは脊椎損傷によってカラテ値を半減させており、特例として体力は10のままである)
 『◉疾駆』(サイバー車椅子の再現)、『◉◉グレーター級ソウルの力』、『◉魅了』、
 『☆◉カウンター・イビルアイ』、『◉銃弾の見切り』、『◉スリケンの見切り』
 『☆カナシバリ・ジツLV1-3』、『★レッサー・イビルアイ』、『★★イビルアイ』、
 『★★グレーター・マインドブラスト・ジツ』

ヒュージシュリケン(シックスゲイツ)

ヒュージシュリケンは直径2メートル近い大型の投擲武器を背負ったソウカイニンジャで、シックスゲイツの一員だ。基本的には先輩格であるアースクエイクと行動を共にしており、互いの弱点を補い合っている。直近における最も大きな功績は、アースクエイク、ヘルカイトらとともにドラゴン・ドージョー襲撃を成功させ、伝説のリアルニンジャ「ドラゴン・ゲンドーソー」を瀕死の状態にまで追い詰めたことである。ヒュージシュリケン自身もこの戦いで片目と片腕を失ったが、リー先生のラボで黒漆塗りの戦闘用サイバネに置換してシックスゲイツの座に返り咲いた。

「どうだ。答えないと、まずはお前の小指を折る」

◆ヒュージシュリケン:無慈悲なる殺人マシーン (種別:ニンジャ)
カラテ    6  体力   7
ニューロン  6  精神力  7
ワザマエ   12  脚力   6/H
ジツ     0  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  7/14/7/8
回避/精密/側転/発動  13/14/14/-

◇装備や特記事項
 ▶︎テッコLV1、▶︎サイバネアイLV1、▶︎生体LAN端子LV1、▶︎クロームハートLV1
 『●連射2』、
 『◉◉ダイシュリケン投擲』、『◉ダイシュリケン防御』、『◉滅多打ち』

『◉◉ダイシュリケン投擲』:
 2ターン連続の射撃は不可。タテ、ヨコ、ナナメの1方向を宣言して『射撃判定:U-HARD』で投擲。
 射程は最大20マスで、直線上にいるキャラ全てを通過し、ブーメランめいて手元に戻ってくる。
 この直線上にいた敵全員は、自動的に2ダメージを1回受ける。『回避:HARD』。
 『射撃判定』に【6,6,6】で成功した場合、2ダメージを1回ではなく『時間差』で2回与える。『回避:HARD』。

『◉ダイシュリケン防御』:
 背負ったダイシュリケンを盾として用いる。
 ヒュージシュリケンに射撃が命中した場合、そのダメージは自動的に1軽減される。
 この方法で20以上のダメージを吸収した時点で、ダイシュリケンは破壊され、二度と使えない。

アースクエイク(シックスゲイツ)

ソウカイ・シックスゲイツの古参。ビッグニンジャ・クランのソウル憑依者であり、2m50cmの超巨漢でありながら思慮深く、作戦指揮能力にも長けた知性派である。ソウカイヤに入ってきたヒュージシュリケンの才能を早くから見抜き、相棒として抜擢し、シックスゲイツ入り前から自らのミッションに同行させていた。肉弾戦能力ではシックスゲイツ随一の強者であり、マルノウチ抗争においては敵将パーガトリーの放つカラテミサイル散弾を真正面から全弾受け止め、なお前進するという頑強さを誇った。

「ヒュージ! 支援は任せた!」「観念せよ。抵抗すれば、この女がどうなっても知らんぞ」

◆アースクエイク (種別:ニンジャ、大型1x1)
カラテ    15  体力   33
ニューロン  7  精神力  7
ワザマエ   6  脚力   8/-
ジツ     6  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  15/6/7/7
回避/精密/側転/発動  9/-/-/-

 通常攻撃: 攻撃難易度:NORMAL、ダメージ1、リーチ+1
 巨体の怪力: 戦闘スタイル、攻撃難易度:HARD、ダメージ2、リーチ+1、拘束攻撃(脱出:U-HARD)
 巨体のダメージ軽減: 射撃に対して有効なダメージ軽減1を持つ

◇装備や特記事項
 『●連続攻撃3』、『●マルチターゲット』、『●時間差』、『●連続側転不能』、『●大型1x1』
 『◉突撃』、『◉ビッグ突撃』、『◉巨体の薙ぎ払い』、『◉即死耐性』、『◉轢殺攻撃2』

『◉巨体の薙ぎ払い』:
 素手の戦闘スタイル。連続攻撃上限1。『痛打』『サツバツ!』発生なし。カウンター不可。
 【ワザマエ:HARD】で『発動判定』。隣接している敵全員に2ダメージを与える(回避:NORMAL)

『◉ビッグ突撃』:
 『突撃』と同様だが、以下の例外がある。
 【精神力】1消費。発動判定は必要としない。
 『轢殺攻撃3』が可能となり、さらにそのダメージは2となる(『回避:HARD』)。
 また『ビッグ突撃』後に『近接攻撃』を繰り出す場合、そのダメージは『痛打+3』となる。

バンディット(シックスゲイツ)

バンディットはソウカイ・シンジケートのシックスゲイツであり、諜報偵察部門にも属する。彼はシノビニンジャ・クランのグレーターソウル憑依者であり、その俊足と隠密の技を最大の武器とする。シックスゲイツ内での役割はラオモトの忠実な斥候、偵察、伝令などであるが、ステルス・ジツも持ち合わせているため、戦闘能力も皆無ではない。

「バカな……! この俺が、追けられていただと?」

◆バンディット (種別:ニンジャ)
カラテ    7  体力   7
ニューロン  4  精神力  4
ワザマエ   9  脚力   6/E
ジツ     4  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  7/11/4/4
回避/精密/側転/発動  9/11/11/9

◇装備や特記事項
 ▶︎サイバネアイLV1
 カタナ、バクチク・グレネード
 『●連続攻撃2』、『●連射2』
 『◉疾駆』、『◉常人の三倍の脚力』、『◉ツジギリ』、『◉トラップ処理技術』
 『☆ステルス・ジツ』、『★ステルス・アンブッシュ』

 『☆ステルス・ジツ』:
  【精神力】を1消費し、手番終了フェイズに「その他の行動」として『発動判定:NORMAL』を行う。
  成功した場合、戦闘終了まで敵からの『攻撃判定』と『射撃判定』の難易度が+1される(累積しない)。
  このステルス状態にある間、術者はいかなる移動スタイルも使用できない。
  術者が何らかのダメージを受けて回避に失敗した場合、フェイズ終了時にステルス状態は解除される。
  また術者が手版攻撃フェイズ中に何らかの行動を取った場合も、ステルス状態は直ちに解除される。

 『★ステルス・アンブッシュ』:
  ステルス状態から敵に攻撃を行う場合、そのフェイズ中の全ての『近接攻撃』に『痛打+1』を得る。
  またこれらの『近接攻撃』に対し、敵は『回避難易度』が+1される。

ミュルミドン

ヘヴィニンジャスーツを着込んだヤブサメ・ニンジャクランのソウル憑依者。ゲイトキーパーの直属として鍛えられ、対ニンジャ戦闘訓練を受けている。ヤクザではなく電子戦争退役軍人であるため、神経系が多数サイバネ置換されており、無慈悲かつストイックな性格で知られる。ミュルミドンは自らのニューロンと同期チューンされたインテリジェント装甲モーターサイクル「シロイ」にまたがり、機動強襲作戦を得意とする。

「ソウカイヤに楯突く行為が如何なる罪を招くか、貴様はこれから知ることになる」

◆ミュルミドン (種別:ニンジャ)
カラテ    10  体力   15
ニューロン  7  精神力  8
ワザマエ   8  脚力   5/N
ジツ     1  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  10/10/8/9
回避/精密/側転/発動  10/10/10/8

◇装備や特記事項
 専用ヘヴィニンジャスーツと「シロイ」(あわせてミュルミドンに【体力】+3をもたらす、反映済み)
 ▶︎サイバネアイLV1、▶︎生体LAN端子LV1
 カタナ、バクチク・グレネード
 『●連続攻撃2』、『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』
 『◉疾駆』、『◉突撃』、『◉ツジギリ』

 シロイ騎乗時:
  ミュルミドンは基本的に「シロイ」に騎乗した状態でマップに配置される。
  【脚力】 14、『轢殺攻撃2』、移動スタイル使用不可、騎乗による行動難易度の増加なし。
  『サツバツ!』の付属効果を受けた場合、ミュルミドンはシロイから叩き落とされたことになる。

ダークニンジャ:ソード・オブ・ソウカイヤ

ダークニンジャはラオモト・カンの懐刀であり、冷酷な殺人マシーンのような男だ。極めて作戦遂行能力が高く、独自の任務を与えられて単独行動を取ることも多い。またラオモトから粛清命令を下されれば、相手がたとえシックスゲイツであっても躊躇なくそれを殺すだろう。様々な因果により、ダークニンジャはニンジャスレイヤーと宿敵関係にある。

「貴様はソウカイヤというタイガーの尾を踏んだのだ。本当のニンジャのイクサを見せてやろう」

◆ダークニンジャ:ソード・オブ・ソウカイヤ (種別:ニンジャ)
カラテ    13  体力   20
ニューロン  7  精神力  12
ワザマエ   16  脚力   8/N
ジツ     5  万札   30

攻撃/射撃/機先/電脳  16/16/7/7
回避/精密/側転/発動  16/19/16/-

 ***妖刀ベッピン***: カタナ、基本ダメージ2+精神力ダメージ1、攻撃判定ダイス+3(反映済み)

◇装備や特記事項
 ***妖刀ベッピン***、ヘヴィニンジャスーツとフルメンポ(【体力】+2、反映済み)
 『●連続攻撃3』、『●連射3』、『●時間差』、『●マルチターゲット』
 『◉◉タツジン(イアイドー)』、『◉ヒサツ・ワザ:ムーンシャドウ』、
 『◉ツジギリ』、『◉グレーター・ツジギリ』、『◉タクティカル移動射撃』、『◉デス・キリ』

『◉デス・キリ』:
 ペッピンの力を用いた、敵の視線を惑わす死の斬撃。ペッピン装備時のみ使用可能。
 攻撃フェイズ開始時に【精神力】を1消費し、『◉デス・キリ』の使用を宣言すると、
 その手番中のダークニンジャによる『近接攻撃』に対して敵の回避難易度は+1される。

ラオモト・カン(ソウカイ・シンジケート首領)

ラオモト・カンは情け容赦ないソウカイヤの首領である。彼はネコソギ・ファンド社のCEOであり、政界への進出も目論んでいるため、平時は白いヤクザビジネススーツを着ている。いざイクサとなれば、彼はキネシス・ジツの力によって国宝級の武者鎧一式、すなわちアーマー・オブ・タケダを呼び寄せ、瞬時に装着するのだ。さらに平安時代の名刀「ナンバン」と「カロウシ」を装備した威風堂々たる姿は、見る者に畏怖の念すら抱かせるだろう。ラオモトは自らの体に七つものニンジャソウルを宿した規格外のニンジャであり、様々なクランのジツを用いて敵を滅ぼす。

「ムハハハハハ! ワシは七つのニンジャソウルをこの身に宿す。七つだ。ゆえにワシはこの世で最も強い。そんなワシがなぜこれだけ多くのニンジャを配下に抱えておったか、わかるか……? それは、面倒だからだ!」

◆ラオモト・カン (種別:ニンジャ)	
カラテ    17  体力   39
ニューロン  12  精神力  24
ワザマエ   14  脚力   6/UH
ジツ     6  万札   200

攻撃/射撃/機先/電脳  20/14/12/12
回避/精密/側転/発動  20/17/14/18

 **ナンバン&カロウシ**: カタナx2、ダメージ2、回避ダイス+3、攻撃判定ダイス+3(反映済み)
 **アーマー・オブ・タケダ**: この防具は鎧一式であり、4つの防具部位全てを埋める。
              【体力】+20、【精神力】+5、射撃に対するダメージ軽減1、
              戦闘中最初に受けた『サツバツ!』の部位破壊効果を無視する。

◇装備や特記事項
  「**ナンバン&カロウシ**」、「**アーマー・オブ・タケダ**」
  『●連続攻撃3』、『●連射3』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
  『◉頑強なる肉体』、『◉不屈の精神』、『◉回転斬撃強化』、『◉突撃』、
  『◉ヒサツ・ワザ:マキアゲ』、『◉サソリ・ファイティング・スタイル』、『◉即死耐性』、
  『◉◉グレーター級ソウルの力』、『★◉◉7つのニンジャソウル』

『◉サソリ・ファイティング・スタイル』:
 カタナ二刀流装備時の近接攻撃ダメージが2となる(ナンバンとカロウシに反映済み)。
 またカタナ二刀流装備時の基本攻撃難易度が、HARDではなくNORMALとなる。

『◉ヒサツ・ワザ:マキアゲ』:
 暗黒イアイドー奥義。ラオモトの力により極限まで強化されている。
 敵の体をカタナで貫いたのち、そのまま上空へと巻き上げるように放り投げ、
 敵が無防備状態で回転落下してくるところへと無慈悲なる追い打ちを行う。
 『連続側転』後には使用不可。二刀流装備時のみ使用可能。
 『近接攻撃』に出目【6、6、6】で成功した場合、【精神力】を1消費して発動(『回避:U-HARD』)。
 回避されなかった場合、この『近接攻撃』は『痛打+D3』となり、
 さらに、まだこの敵に対する『連続攻撃』が残っているならば、
 打ち上げられた敵はそれら全てに対して回避不能となる。
 攻撃判定自体は必要。『サツバツ!』も出目次第で発生しうる。
 フェイズ終了時に、この回避不能状態は自動的に解除される。


■■■ 7つのニンジャソウル ■■■

 ラオモトは以下の各能力を、1回の戦闘につき最大1回まで使用できる。
 発動判定が必要なものは、判定に失敗した場合、この戦闘中にまだ使用していないものとみなされる。

『★★カラテミサイル溜め撃ち』:
  コアデータのカラテミサイル系統参照。

『★★イビルアイ』:
  コアデータのカナシバリ系統参照。

『★カラテバリア』(キネシスジツの一種とみなす):
  コアデータのカラテミサイル系統参照。

『★◉グレーター・サソリ・キック』:
  『ヒサツ・ワザ:サマーソルトキック』と同じ能力を持つ。

『★◉ビッグ突撃』:
 『突撃』と同様だが、以下の例外がある。
 【精神力】1消費。発動判定は必要としない。
 『轢殺攻撃3』が可能となり、さらにそのダメージは2となる(『回避:HARD』)。
 また『ビッグ突撃』後に『近接攻撃』を繰り出す場合、そのダメージは『痛打+3』となる。

『★◉グレーター・モズ・ダイブキック』:
 移動フェイズの開始時に使用。【精神力】を1消費して『ジツ発動判定』を難易度HARDで行う。
 ラオモトは空高く飛び上がった直後、急降下攻撃を繰り出す。
 マップ内で視界が通っている好きな場所へと、直ちにラオモトを移動させること(これを着地点と呼ぶ)。
 着地点と隣接する敵全員は、この移動終了時に、自動的ダメージを1受ける(『回避:U-HARD』)。
 『モズ・ダイブ』は移動フェイズに発生し、ラオモトは続けて「攻撃フェイズ」を行える。

『★◉イタミ吸収の構え』:
 『ムテキ・アティチュードLV3』のように、【精神力】を1消費し『ジツ発動判定:NORMAL』を行う。
 この『ムテキ・アティチュード』中に軽減成功した敵からの『近接攻撃』ダメージ分だけ、
 ラオモトは直ちに【体力】を回復する(上限は超えない)。
 ジツや射撃によるダメージ、および『サツバツ!』の出目6ダメージは吸収できず、
 また味方からの『近接攻撃』で回復することもできない。
 軽減できないダメージが発生した場合は、まず回復分による相殺を行ってから、最後に【体力】を減らすこと




画像2

◆罪罰影業組合 / Zaibatsu Shadow Guild

罪罰影業組合(ザイバツ・シャドーギルド)は、キョート共和国の首都ガイオン・シティを本拠地とする西の魔術結社的ニンジャ組織であり、ソウカイヤとは以前から敵対関係にある。ザイバツの組織構造は徒弟制度による厳格な位階ピラミッドであり、最高位にしてただ一人の「ロード・オブ・ザイバツ」、幹部たる九人の「ザイバツ・グランドマスター」、その下に指揮官級にして育成能力も有する「マスター」、熟練した一人前の構成員である「アデプト」、新参者や未熟者である「アプレンティス」が続く。主にマスター位階のニンジャに対し、「ザイバツ・シテンノ」「懲罰騎士」などの特別位階が授けられることもある。

ザイバツとソウカイヤのニンジャ戦力は、決して互角などではない。ザイバツのほうが明らかに層が厚く、真正面からぶつかるようなことがあれば、ソウカイヤは間違いなく崩壊するだろう。だが(ソウカイヤにとっては)幸いにも、高位のザイバツニンジャの大半は、様々な理由からキョートを離れることができない。その代わりに彼らは、マスター位階のニンジャによって率いられるごく小規模な駐屯部隊をネオサイタマの各所に潜ませ、ソウカイヤの動向を探りつつ、隙あらば総攻撃を仕掛けるための橋頭堡を築かせてきた。いつ何時アラクニッドから予言が示されても、即座に動けるように。

アラクニッドの予言:ザイバツにはアラクニッドと呼ばれる謎めいたニンジャがおり、花札タロット占いによって未来の出来事を予言している。ザイバツのニンジャたちはしばしば、他組織から見れば不可解なタイミングで行動を起こすことがあるが、そのような場合はたいていアラクニッドの予言に基づき命令が下されているのだという。アラクニッドは実際、マルノウチ抗争の四十九日前からニンジャスレイヤーの誕生を予言していたとされる。

ザイバツの目的は「ロードの支配するニンジャ千年王国を地上にもたらし、ニンジャである自分たちがそこで永遠に君臨すること」であり、「ニンジャはモータルよりも絶対的に高位の存在である」というエリート思想が存在する。それゆえ東のニンジャ組織に比べると、ザイバツニンジャの戦術は極めて古風かつ呪術的であり、無慈悲なまでの傲慢さ、そして美しさすら感じさせる。個々の持つジツを有機的に紡ぎあげたザイバツニンジャの連携攻撃は、思わずハイクを詠みたくなるほどに洗練されており、恐ろしい。ザイバツニンジャたちの連携を見た後に、ソウカイヤやアマクダリのニンジャたちを見ると、極めて荒削りでぎこちなく、洗練されていない、風情のないものに感じられるだろう。

ザイバツニンジャの大部分は、モータルの業であるサイバネやクローン兵器などに頼らず、己のニンジャソウルに由来する超常の力や、大規模な儀式やジツといった神秘的で呪術的な力を限界まで引き出して戦ったり、古のニンジャ兵法に基づく二〜数名単位の集団連携戦法を展開することを得意とする。他のニンジャ組織やメガコーポならば、最新のテクノロジーを用いてようやく達成できるかどうかという戦術および戦略を、罪罰影業組合は妖しきジツを用いていとも簡単に(そして外部から見れば極めて不可解な方法で)成し遂げてしまうのだ。

重要拠点:マルノウチの北東、センソ・ディストリクトにある不気味な廃寺「ラクシャージ・テンプル / 羅刹寺」の本堂に魔方陣を描き、ポータル・ジツによる転送拠点を作っている。これ以外にも、廃倉庫や廃工場など、ネオサイタマ各所に小規模なアジトを隠し持つ。なお、江戸時代以前に築かれた城郭や寺院は伝統的で格式が高いだけでなく、地脈(フースイ・エテルの一種)の流れを踏まえたものが多く、ジツの行使にも有利であるため、ザイバツの拠点に選ばれることが多い。無論、彼らの真の拠点はキョート共和国ガイオン・シティに建つキョート城である。ホウリュウ・テンプルには多数のニンジャ真実を収めた古文書が蓄えられ、ガイオンの鍛冶場にはザイバツのためだけに刀剣や武具を鍛え続けるモータルの職人団も存在するという。



クラミドサウルス(ザイバツ・アデプト)

ザイバツ・シャドーギルドの斥候ニンジャ。イグゾーションの配下。情報収集の手際が良く、忠義にも篤い。足がとても速く、隠密のジツも使いこなす。ネオサイタマにおいては、他ニンジャ組織の動向を偵察するのみならず、時にはザイバツの他派閥の動きも抜かりなく探っている。またザイバツの息がかかったネオサイタマの組織に対して伝令や密書のデリバリーなども行なう。

「ヘッヘッヘ、何でも命令してくださいよ! あっしは口が固いのが取り柄なんです」

◆クラミドサウルス (種別:ニンジャ)	
カラテ    3  体力   4
ニューロン  3  精神力  6
ワザマエ   5  脚力   4/E
ジツ     4  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  3/5/3/3
回避/精密/側転/発動  5/5/5/7

◇装備や特記事項
 『◉疾駆』、『◉常人の三倍の脚力』、『◉忠誠心:ザイバツ』x2、『◉マーク・オブ・ザイバツ』、
 『☆ステルス・ジツ』、『★ステルス・アンブッシュ』

 『☆ステルス・ジツ』:
  【精神力】を1消費し、手番終了フェイズに「その他の行動」として『発動判定:NORMAL』を行う。
  成功した場合、戦闘終了まで敵からの『攻撃判定』と『射撃判定』の難易度が+1される(累積しない)。
  このステルス状態にある間、術者はいかなる移動スタイルも使用できない。
  術者が何らかのダメージを受けて回避に失敗した場合、フェイズ終了時にステルス状態は解除される。
  また術者が手版攻撃フェイズ中に何らかの行動を取った場合も、ステルス状態は直ちに解除される。

 『★ステルス・アンブッシュ』:
  ステルス状態から敵に攻撃を行う場合、そのフェイズ中の全ての『近接攻撃』に『痛打+1』を得る。
  またこれらの『近接攻撃』に対し、敵は『回避難易度』が+1される。

モスキート(ザイバツ・アデプト)

ザイバツ・シャドーギルドの所属ニンジャ。ガスマスクを被り、背中に6本の汚染血液入シリンダーを背負う。モスキートは両手首から生えた中空状のニードルを突き刺して、敵の体から血液とカラテを吸い上げるのと同時に、背中のタンクに詰まった自らの汚染血液を相手に注ぎ込み、相互の血液を循環させて毒に冒すのだ。さらにモスキートの体液はウィルス汚染されており、微量でも返り血を浴びた敵はカロウシする。彼は1対1の持久戦闘を得意としており、標的としたソウカイニンジャや要人を毒で弱らせ捕獲し、シンジケートの情報を引き出そうとしている。

「俺の汚染血液を、ひとつ味わってみるかね?」「フィーヒヒヒヒ! じ、女子高生スケバンニンジャ!」

◆モスキート    (種別:ニンジャ)	
カラテ    7  体力   12
ニューロン  5  精神力  9
ワザマエ   7  脚力   5/E
ジツ     4  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  9/8/5/5
回避/精密/側転/発動  8/7/7/10

◇装備や特記事項	
 ▶︎テッコLV1
 『●連続攻撃2』、『●連射2』、『◉常人の3倍の脚力』、『◉ニンジャソウルの闇』、
 『★◉◉猛毒の血液』(常に『★チドク・ジツ』の効果を発動させている)、『★◉吸血汚染攻撃』

『★●吸血汚染攻撃』
 出目6を1個以上含んで成功した『近接攻撃』は、毒属性ダメージ+1を得る。
 また、この毒によって「モータル」を殺害するか、「ニンジャ」に対して1ダメージを与えるたびに、
 モスキートは敵の血液吸い上げによって直ちに【体力】を1回復する(上限は超えない)。

ヘッジホッグ(ザイバツ・アデプト)

ザイバツ・シャドーギルド所属のアデプト。ネズミニンジャ・クランのソウル憑依者であり、小柄かつ俊敏。彼にとっての最大の武器はカラテではなく、脊椎と頭部に埋め込んだ大量の無線LANアンテナとセンサー系サイバネ群であり、チーム内ではハッキングや電子的連携を担当する。未だ電算機室の正式所属ではないが、抜け目ないヘッジホッグは出世のための足がかりとしてヴィジランスとのコネクションも有しており、所属派閥の候補のひとつとして考えている。

「まだいける……! ニューロンを……限界まで酷使すれば……!」 「ザ……ザイバツ・シャドーギルドに、栄光あれ……!」

◆ヘッジホッグ  (種別:ニンジャ)
カラテ    3  体力   3
ニューロン  10  精神力  11
ワザマエ   7  脚力   5/E
ジツ     4  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  3/7/10/14
回避/精密/側転/発動  10/7/7/14

◇装備や特記事項	
 ▶︎▶︎生体LAN端子LV2、▷ファイアウォールx1
 『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『◉疾駆』、『◉常人の3倍の脚力』、『◉タクティカル移動射撃』、『◉バック転回避』、『◉忠誠心:ザイバツ』、
 『◉kill-9』、『◉killall』、『◉ニューロン・ブースト/チルアウト』

フェイタル(ザイバツ・アデプト)

ザイバツ・シャドーギルド所属の女ニンジャ。ベヒモス・ニンジャクランのグレーターニンジャのソウル憑依者。絶世の美女であるが、戦闘時には狂暴な魔獣にヘンゲする。くよくよ考えない楽観的な性格で、暴力による解決を好む。宝石に目がない。元ファッションモデルで、髪はプラチナブロンド。白い機能性ボディスーツを好む。変身時の外見は、白目のない四つの眼、巨大な犬歯、猪めいて反り返った鼻を持ち、硬い耳はロップイヤーウサギめいて長く垂れ下がる。極めて醜悪な外見だが、彼女自身はこの姿も好ましいと思っている。元はキョート共和国の良家「ナンゼンモン家」の子女であるため、その物腰に野暮ったさはない。本名はナンゼンモン・レイレイ。

「私の美貌がお気に入りなら、今のうちに網膜に焼きつけておけ……後で泣きを見る前に」 「くくく、ソウカイヤの野良犬ども、覚悟してもらおうか」

◆フェイタル (種別:ニンジャ)
カラテ    7  体力   7
ニューロン  6  精神力  11
ワザマエ   8  脚力   4/N
ジツ     5  万札   15

攻撃/射撃/機先/電脳  7/8/6/6
回避/精密/側転/発動  8/8/8/11

◇装備や特記事項
 オムラ・マシンガン、スダチカワフ・バズーカ
 『●連続攻撃2』、『●連射2』、
 『◉突撃』、『☆◉捕食回復』、『☆◉弾き飛ばし』、『◉◉グレーター級ソウルの力』
 『☆ヘンゲヨーカイ・ジツ』、『★剛力』、『★★グレーター・ヘンゲヨーカイ・ジツ』

◆ヘンゲヨーカイ時のステータス:
カラテ    10  体力   -
ニューロン  6  精神力  -
ワザマエ   8  脚力   6/N
ジツ     5  万札   -

◆グレーター・ヘンゲヨーカイ時のステータス:
カラテ    12  体力   -
ニューロン  4  精神力  -
ワザマエ   6  脚力   7/-
ジツ     5  万札   -
『リーチ+1』、『近接攻撃ダメージ2』、『連続攻撃+1』、『連続側転不可』、『回避ダイス-2』

イグナイト(ザイバツ・アデプト)

イグナイトは直情的で快活な発火能力者パンクス少女であり、落ち着きがなく、何でも燃やしたがる。彼女はアンバサダーの部下として、意気揚々とネオサイタマに乗り込んできた(隙あらば観光しようとしている)。イグナイトはキョート人とは思えないほど自由奔放で、反抗心が強く、後先考えずに行動する。彼女はザイバツという組織や権威に対する忠誠心も極めて薄く(これは特異な例だ)、自由時間にはシャドウウィーヴやフェイタルを引っ張ってクラブに行ったり、一人でライブハウスに行ったりしているが、ひとたび戦闘となれば他のザイバツニンジャとの連携攻撃に集中する。ソウカイニンジャなどに負ける気は無いのだ。

「ヘル・オー! イグナイトです」「うッせえんだよ、燃えろォ!」

◆イグナイト: 赤髪のパンクス    (種別:ニンジャ)	
カラテ    5  体力   5
ニューロン  7  精神力  13
ワザマエ   8  脚力   4/N
ジツ     6  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  5/8/7/7
回避/精密/側転/発動  8/8/8/13

◇装備や特記事項
 『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『◉◉グレーター級ソウルの力』、『☆◉発火能力者』、
 『☆カトン・ジツ』、『★カトン・ボール』、『★★グレーター・カトン・ジツ』、『★★カトン・ジャンプ』

シャドウウィーヴ(ザイバツ・アデプト)

シャドウウィーヴはアーチ級「ハデス・ニンジャ」のソウルを憑依させた若いニンジャだ。マスター・ブラックドラゴンやパープルタコの下でインストラクションを受け、アプレンティスを卒業したが、未だアーチ級ニンジャソウル憑依者としての実力は発揮しきれていない。現在は神器探索のミッションを与えられたシテンノとともに、ネオサイタマ入りを果たしている。非ミッション行動時、彼はモータル時代の憧れの地であったネオサイタマの喧騒にしばしば魅了され、足を止めてハイクを詠む。マスターへの敬意は未だ失われてはいないが、しばしばザイバツの理不尽な派閥体制や選民思想に対して疑問を抱き、揺らぎ始めている。

「シャドウピン・ジツだ。お前はもう動けない」「俺の空は、お前の空より暗い……。お前に俺のジツは破れない……!」

◆シャドウウィーヴ: シテンノの見習い (種別:ニンジャ)	
カラテ    4  体力   4
ニューロン  8  精神力  13
ワザマエ   8  脚力   4/N
ジツ     5  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  4/8/9/10
回避/精密/側転/発動  8/8/8/13

◇装備や特記事項
 ▶︎生体LAN端子LV1
 『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『◉◉グレーター級ソウルの力』、
 『☆シャドウ・スネア』、『★シャドウピン・ジツ』、『★シャドウリープ・ジツ』

『☆シャドウ・スネア』:影の腕を床や物陰から大量に出現させ、敵の足などを掴んで動きを止めるジツ。それがモータルならば、締め上げて窒息や昏睡状態に陥れられる。手番「攻撃フェイズ」に発動を試みられる(【精神力】1消費、発動難易度:NORMAL)。発動に成功すると、術者と隣接する3×3マスの敵モータル全員に、範囲攻撃として1ダメージを与える(『回避:HARD』)。ニンジャに対しては、1ダメージの代わりに『回避ダイスダメージ3』を与える(『回避:HARD』)。

『★シャドウピン・ジツ』:
敵の影にクナイを投擲して身動きを完全に封じる、カナシバリ・ジツの亜種。手番「攻撃フェイズ」に発動判定を試みられる(【精神力】1消費、発動難易度:NORMAL)。発動に成功すると、シャドウウィーヴは直ちにクナイダートによる特殊な『射撃』を行う。これは『連射2』『時間差』『マルチターゲット』『回避:NORMAL』で、『射撃判定』には自動成功する。回避されなかった場合、それらの敵にはダメージを与えず、代わりに次のシャドウウィーヴの手番開始時まで『拘束状態(脱出:U-HARD)』にする。種別は「精神攻撃」とみなされる。

『★シャドウリープ・ジツ』:
『★★カトン・ジャンプ』と同等の瞬間移動を行う。ただし火炎属性ダメージは発生しない。

アンバサダー(ザイバツ・マスター)

ポータル・ジツに精通するザイバツニンジャ。キョート城にいる双子の兄弟「ディプロマット」とポータルを繋ぎ、次元転移を行うことができ、ネオサイタマ侵攻の要となっている。かつては高い頻度でポータル転送事故が起こっていたが、強大なるニンジャ「ネクサス」のザイバツ入りと彼の作り出す六文銭アミュレットの力によって安定化した。その戦略兵器めいた役割ゆえ、アンバサダーはネオサイタマにおける秘密拠点であるラクシャージ・テンプルから動けず、また彼自身は戦闘能力にも乏しいため、イグナイトを始めザイバツ所属のアデプトニンジャ多数にエスコートされている。

◆アンバサダー    (種別:ニンジャ)
カラテ    4  体力   4
ニューロン  12  精神力  12
ワザマエ   7  脚力   4/N
ジツ     6  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  4/7/12/12
回避/精密/側転/発動  12/7/7/18

◇装備や特記事項	
 『●連射2』、『●マルチターゲット』、『●時間差』
 『★★増援召喚ポータル』、『★攻性ポータル・ジツ』

『★★増援召喚ポータル』:集中時のみ、手番「攻撃フェイズ」に「その他の行動」として使用できる。このジツの発動には【精神力】1と回避ダイスを2個消費し、難易度はHARDである。発動に成功した場合、アンバサダーの前に厚みのない楕円状の超自然的ポータルが出現し、キョート側のディプロマットからD6体のクローンヤクザY-12型が直ちに転送されてくる。転送されてきたクローンヤクザは、直ちにアンバサダーと接触するようなマスに配置すること。配置可能なマスが足りない場合、それらのヤクザは転送中に01分解消滅したとみなす。配置されたクローンヤクザは、次のターンから行動を開始する。この方法で同時にマップ上に存在可能なクローンヤクザは最大で6体まで(上限超過した場合は転送されず01消滅する)。【6,6,6】クローンヤクザではなくフェイスレスをD3体召喚するこの方法で同時にマップ上に存在可能なフェイスレスは最大で3体まで(上限超過した場合は転送されず01消滅する)

『★攻性ポータル・ジツ』:集中時のみ、手番「攻撃フェイズ」に攻撃の代わりに使用できる。このジツの発動には【精神力】1と回避ダイスを2個消費し、難易度はHARDである。発動に成功した場合、ポータルに誘い込むようにして目の前の敵を攻撃する。ポータルに迂闊にも手を出した敵の体の一部は最悪01消滅するが、ニンジャに対してこれを成功させるのは極めて困難だ。発動に成功した場合、隣接している敵1体に対して『ダメージ1』『痛打1』『装甲貫通3』『回避難易度:EASY』の『近接攻撃』を自動的に1回与える。

ブラックドラゴン(ザイバツ・シテンノ)

ブラックドラゴンはザイバツ・シテンノの一人であり、手と頭部に爬虫類じみた戦闘用バイオサイバネ手術を施されている。その基礎的なカラテ能力は極めて高く、アプレンティスの育成についても熱心である。彼はまた懲罰騎士の名誉位階にあり、ザイバツの掟を破り私腹を肥やそうとする裏切り者や反乱分子、あるいは破門宣告され処刑対象となったニンジャなどを追い詰めて狩り殺すという役目を負う。冷酷非情だが、ザイバツの理想と掟に対して極めて忠実なニンジャだ。毒煙を吐き出す「ポイズンブレス・ジツ」の使い手。

「お前に真の世界を見せてやろう。真のニンジャの世界だ」「貴様の噂は聞いている。相手にとって不足はない」「シテンノ!」

◆ブラックドラゴン (種別:ニンジャ/バイオニンジャ)	
カラテ    13  体力   15
ニューロン  6  精神力  7
ワザマエ   10  脚力   7/N
ジツ     4  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  13/10/6/6
回避/精密/側転/発動  13/10/10/13

 回避難易度修正: 対近接攻撃(難易度−1/ジュージツ)、素手&スリケン装備時のみ有効

◇装備や特記事項
 ▲▲▲▲戦闘用バイオサイバネLV2: バイオ武器、近接攻撃ダメージ2、出目6で痛打+1
 ▷ジツ支援サイバネ: ジツ発動ダイス+3個
 
 『●連続攻撃3』、『●連射2』、『◉バイオニンジャ化』、
 『◉頑強なる肉体』、『◉銃弾の見切り』、『◉◉タツジン:ジュー・ジツ』、『◉忠誠心:ザイバツ』x2、
 『◉ヒサツ・ワザ:サマーソルトキック』、『★◉ヒサツ・ワザ:ポイズンブレス注ぎ込み』、
 『☆ポイズンブレス・ジツ』、『★グレーター・ポイズンブレス・ジツ』

『☆ポイズンブレス・ジツ』:手番攻撃フェイズに【精神力】1を消費し、1行動として発動判定を行う。術者と隣接する3×3マスの全員に、範囲攻撃として毒属性ダメージ1を与える(『回避:HARD』)。回避できなかった者は、追加で『回避ダイスダメージ1』を受ける。

『★グレーター・ポイズンブレス・ジツ』:自分を中心に強刺激性の毒煙を吐き出し煙幕を展開する。手番開始時に【精神力】2を消費し、瞬時行動として発動判定を行う(難易度:HARD)。術者を中心とした5×5マスの全員に、範囲攻撃として毒属性ダメージ1を与える(『回避:HARD』)。回避に失敗した者は『回避ダイスダメージ1』を受け、さらに戦闘終了まで『近接攻撃判定』と『射撃判定』の難易度が+1される。

『★◉ヒサツ・ワザ:ポイズンブレス注ぎ込み』:
かぎ爪状の手で敵を拘束した後、顔面や首に喰らい付き、その体内へ濃縮毒煙を直接注ぎ込む荒技。犠牲者は肺や脳をドロドロに溶かされ、充血した目からは黒い涙を流して悶絶、絶命する。戦闘中1回限りの使用。装備にかかわらず『近接攻撃』時の出目が【6,6,6】だった場合、『ナムアミダブツ!』の代わりに【精神力】2と『回避ダイス』2個を消費し、『発動判定:HARD』を行える。成功した場合、ヒサツ・ワザが発動する(『回避:U-HARD』)。回避されなかった場合、この『近接攻撃』は敵に「2ダメージ+毒属性ダメージD6」を与え、敵がこれによって【体力】を失った場合、さらに毒属性のニューロンダメージ2D6を与える。​

パープルタコ(ザイバツ・シテンノ)

パープルタコは妖艶な女ニンジャであり、恐るべきバッカルコーン触手状の口をそのメンポの内側に隠している。パープルタコのジツにかけられた者は、一撃でその精神を破壊されるか、もしくは彼女の肉体的誘惑にやすやすと屈し、拘束されるがままになってしまうだろう。最悪の場合は口づけを受け、その脳髄を触手によって啜り取られてしまう。なお彼女は、こうして啜ったニューロンから、ある程度の記憶を読み取ることも可能である。

「ファハハハハ! アカチャン!」「ほら、舐めてよ。靴をね」

◆パープルタコ (種別:ニンジャ)
カラテ    5  体力   5
ニューロン  10  精神力  15
ワザマエ   7  脚力   4/N
ジツ     5  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  5/7/10/10
回避/精密/側転/発動  10/7/7/15

◇装備や特記事項	
 ▲▲▽▽バッカルコーン触手状の口: ユニークバイオ武器、ダメージ2、『●脳髄すすり』獲得

 『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『◉魅了』、『◉◉グレーター級ソウルの力』、『☆◉マインドブラスト拘束』、
 『☆カナシバリ・ジツ』、『★マインドブラスト・ジツ』、『★★グレーター・マインドブラスト・ジツ』


『●戦闘スタイル:脳髄すすり』:このバイオ武器による『近接攻撃』はつねに0ダメージで、『痛打』も『サツバツ!』も発生しない代わりに、『回避:U-HARD』、『拘束攻撃(脱出:HARD)』となる。パープルタコによって『拘束』されている敵は、パープルタコの手番開始フェイズに、回避不能のD3ダメージ+精神力D3ダメージを自動で受ける。

『☆◉マインドブラスト拘束』:パープルタコは、ジツで精神力ダメージを与えた敵が自分と隣接状態である場合、ジツ使用後直ちにこの敵1体の『拘束(脱出:HARD)』を宣言してもよい。


レッドゴリラ(ザイバツ・シテンノ)

ザイバツ・シャドーギルド所属のニンジャ。筋骨隆々たるビッグニンジャ・クランのグレーター級ソウル憑依者。他のシテンノの三人と同様、トランスペアレントクィリンの手によってバイオサイバネ手術を受けている。元は遺跡発掘現場の重労働者であり、剛腕の兄貴肌である(それゆえクローンヤクザの陣頭指揮も手馴れたもの)。何事も暴力で速やかに解決するのが一番だと考えているが、それは過酷な環境の中で見つけ出した真理でもあるのだ。

「ムゥン! ワシの筋肉の前には貴様もダニ同然!」 「ソウカイヤが来たか。面倒だ! ワシがここでまとめて殺す!」

◆レッドゴリラ (種別:ニンジャ、大型1x1)
カラテ    12  体力   37
ニューロン  4  精神力  6
ワザマエ   4  脚力   6/-
ジツ     5  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  12/4/4/4
回避/精密/側転/発動  7/4/-/9

 通常素手攻撃: 攻撃難易度:NORMAL、ダメージ1
 巨体の怪力: 戦闘スタイル、攻撃難易度:HARD、ダメージ2、拘束攻撃(脱出:U-HARD)
 巨大鋼鉄ガントレット: ノダチ(超大型近接武器)とみなす、攻撃難易度;U-HARD、3ダメージ

◇装備や特記事項
 巨大な鋼鉄ガントレットをはめた腕(ノダチとみなす)
 ▲▲▲▲戦闘用バイオトルソーLV2: 【脚力】+2、【体力】+6
 △ゴリラの下半身: 【体力】+2、装備/防具による脚力/連続側転ペナルティ無視

 『●連続攻撃2』、『●連続側転不能』、『●大型1x1』、『◉頑強なる肉体』、
 『◉忠誠心:ザイバツ』、『◉マーク・オブ・ザイバツ』、『◉回転弾き飛ばし』、『◉突撃』

 『◉回転弾き飛ばし』:
  超大型近接武器が持つ戦闘スタイル「●回転斬撃」の効果を強化する。
  「●回転斬撃」でダメージを受けた敵全員に『弾き飛ばし』の効果を与える。

アイボリーイーグル(ザイバツ・シテンノ)

ザイバツ・シテンノの一人。背中に巨大な翼をバイオ移植され、足も巨大なカギ爪となっている。大空を飛翔し、地上に縛られた敵を一方的に攻撃して倒す。寡黙な男で、心の奥底の邪悪な性質を自ら他者に明かす事はない。ザイバツ・シテンノの中では中心的役割を果たす人物であり、他のマスターやグランドマスターから任務(たいてい汚れ仕事)を与えられる場合、彼がその折衝役を行う。ザイバツ・シテンノとなってからは、その地位に相応しい態度や物腰で振る舞おうとしているが、高貴な生まれではないため、仲間を殺され感情的になれば言葉遣いは自ずと荒っぽくなる。彼にとっての仲間とはザイバツ・シテンノだけである。ネオサイタマにおいては、ソウカイヤの諜報偵察部門のニンジャをターゲットとし、しばしば奇襲をしかけている。

「貴様ごときが、私のエアロカラテに勝てると思っているのかね? 本当に……?」「ククク……どうだね、抵抗してみたまえ」

◆アイボリーイーグル (種別:ニンジャ/バイオニンジャ)
カラテ    8  体力   17
ニューロン  7  精神力  4
ワザマエ   10  脚力   7/N
ジツ     0  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  9/11/7/7
回避/精密/側転/発動  10/11/10/7

 ▲▲▲▲戦闘用バイオトルソーLV2: 【脚力】+2、【体力】+6
 △△△大型バイオ飛行翼: 『飛行移動(脚力x2マス)』を得る
 △猛禽の下半身: 『飛行移動』時に『轢殺攻撃2』または『アブダクション』使用可能

◇装備や特記事項
 バクチク・グレネード、パルス・グレネード
 『●連続攻撃2』、『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、『◉バイオニンジャ化』、
 『●飛行移動(14マス)』、『◉空中制動』、『◉頭上からの死』、『◉タクティカル移動射撃』、
 『◉ニンジャソウルの闇』、『◉邪悪なサディスト』、
 『◉◉ヒサツ・ワザ:高高度アラバマオトシ』

ヒサツ・ワザ:高高度アラバマオトシ:おそるべきエアロカラテの禁じ手。『轢殺攻撃』または『アブダクション』の後、同じ敵に対してアイボリーイーグルが『近接攻撃』を行い【6,6,6】で成功した場合、『ナムアミダブツ!』の代わりに、【精神力】1と『回避ダイス』1個を消費してこの『ヒサツ・ワザ』を発動できる(『回避:U-HARD』)。『大型』の敵は対象にできない。回避されなかった場合、両者は直ちに【ワザマエ】の『対抗判定』を行い、敗者側はその差分に等しいダメージを受ける(回避不能)。この『対抗判定』時、アイボリーイーグル側は『難易度:EASY』で判定できる。


ニーズヘグ(ザイバツ・グランドマスター)

ニーズヘグはザイバツの最高幹部「グランドマスター」の一角である。彼はヘビニンジャ・クランのグレーターソウル憑依者であり、鞭状態と刀剣状態を自在に行き来する奇怪な蛇腹武器「ヘビ・ケン」を使いこなす。ニーズヘグは戦闘狂であり、イクサに値する相手と見れば、どれだけ不利な状況下でも臆することなく挑み掛かる。ニーズヘグが最前線でヘビ・ケンを振り回し、呵々大笑しながら敵の雑兵を蹴散らしていれば、その姿を見た後続ザイバツニンジャの士気は大いに上がるだろう。彼ほど楽しげにイクサをするグランドマスターは稀だからだ。外見年齢は40代で筋骨隆々。本名はガトウ・ザンゲツ。アッパーガイオンの武家系の生まれである。キョート共和国において、足景(アシカゲ)などに代表される武家系は宮廷貴族系名家よりも立場は低いが、それでも数百年以上の歴史を持つ名家である場合が多く、武家系が貴族系に媚びへつらうことはない。

「どれ、ひとイクサするか……!」「カカカカカ!どうしたソウカイヤ!この程度か!?」「歯ごたえのない奴らじゃ。わしを失望させるでないぞ!」

◆ニーズヘグ (種別:ニンジャ)	
カラテ    14  体力   19
ニューロン  10  精神力  16
ワザマエ   14  脚力   7/N
ジツ     6  万札   40

攻撃/射撃/機先/電脳  14/14/10/10
回避/精密/側転/発動  14/14/14/16

◇装備や特記事項
 「**ヘビ・ケン**」
 『●連続攻撃3』、『●連射3』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『◉頑強なる肉体』、『◉特殊近接ステップ』、『◉◉グレーター級ソウルの力』、
 『◉◉タツジン:イアイドー』、『◉ヒサツ・ワザ:ムーンシャドウ』、
 『★◉毒属性ダメージ軽減1』、『★◉痛覚遮断』(体力+3、急所破壊による【精神力】ダメージ1軽減)、
 『☆カナシバリ・ジツ』、『★ドク・スリケン』、『★レッサー・イビルアイ』、『★モウドク・ダート』

 『**ヘビ・ケン**』:
  ニーズヘグの手番開始時に、この武器の形状を「カタナ」と「ムチ」の間で自由に切り替えられる。
  切り替えた場合、次の手番開始時までその武器として扱われる。
  各形状時の能力は以下の通り(タツジンなどの能力が反映済み)。

 カタナ状:「ダメージ2(1+毒1)」、「攻撃難易度:NORMAL」、「攻撃判定ダイス+3」、
     「カタナの各種戦闘スタイル使用可能」「所持/装備時ペナルティなし」
 ムチ状:「ダメージ2(1+毒1)」、「攻撃難易度:NORMAL」、
     「所持/装備時ペナルティなし」「ムチの各種戦闘スタイル使用可能」、
     「通常攻撃時と精密攻撃時に『サツバツ!』発生可能」

『◉ヒサツ・ワザ:ミソギ』:目にも留まらぬ速さで鞭を振り回し、周囲にいる敵の肉をズタズタに切り裂き、装甲すらもひきはがす。敵であろうと味方であろうと、即座に範囲外に脱出しなければ、装甲と肉をすべて剥ぎ取られネギトロと化すだろう。移動後使用不可(『特殊近接ステップ』可)。ムチ装備時のみ使用可能。『●戦闘スタイル:回転斬撃』選択時に【6,6,6】で成功した場合、【精神力】1と回避ダイス2個を消費して発動できる。これは特殊な『回転斬撃』であり、範囲内にいる者全てに対して2ダメージ(1+毒1)を4回与える。これは全て『回避:U-HARD』かつ『装甲貫通1』である。


イグゾーション(ザイバツ・グランドマスター)

イグゾーションはザイバツの最高位階「グランドマスター」の一人であり、強大なる「マズダ・ニンジャ」のソウル憑依者である。イグゾーションは尊大なるキョート貴族であり、加えてニンジャでもある己が人間を支配することは当然であると考えている。彼の中での優等性の序列は、まず貴族や家柄の良いニンジャ、次にそれ以外のニンジャ、そしてそれ以外の全モータルがヒエラルキーの最底辺である。彼が用いる「バリキ・ジツ」は、接触した対象の生命力を異常活性化、オーバーロードさせ、恐るべき人間爆弾と化す。非常時には「セルフ・バリキ・ジツ」によって自らの肉体を限界まで強化する。

「……充填完了だ。さあ、バリキ・ジツだ」

◆イグゾーション (種別:ニンジャ)	
カラテ    17  体力   34
ニューロン  13  精神力  24
ワザマエ   13  脚力   9/N
ジツ     7  万札   50

攻撃/射撃/機先/電脳  17/13/13/13
回避/精密/側転/発動  17/13/13/20
緊急回避ダイス:8(アーチ級装束生成による)

◇装備や特記事項
 オーガニック・トロスシx2
 『●連続攻撃3』、『●連射3』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、『●回避予知』、
 『◉◉グレーター級ソウルの力』、『◉◉アーチ級ソウルの力』、
 『★★★◉半神的存在』、『★★★◉アーチ級装束生成』、『◉魅了』、『◉バック転回避』、
 『★★連鎖バリキ・ジツ』、『★★★セルフ・バリキ・ジツ』


『★★連鎖バリキ・ジツ』:手番「攻撃フェイズ」に、「その他の行動」としてこのジツの使用を宣言できる。【精神力】を2消費し、【ジツ】+【ニューロン】で発動判定を行う(難易度:NORMAL)。発動に成功した場合、この手番の「移動フェイズ」中にイグゾーションが隣接ないしは上を通過したモータルおよび危険生物を、最大で【ジツ】値に等しい数(7体)まで『バリキ人間爆弾』に変えられる(これは【体力】6以下のものに限る)。『バリキ人間爆弾』に変えられた者は、直ちに「デストロヤクザ」の能力値に置き換えられる(それが飛行や水中移動を持つ危険生物だった場合のみ、それらの移動能力が維持される)。

『★★★セルフ・バリキ・ジツ』:1回の戦闘につき1回までの使用。手番「手番開始フェイズ」に使用を宣言できる。【精神力】2を消費し、【ジツ】+【ニューロン】で発動判定を行う(難易度:U-HARD)。発動に成功した場合、イグゾーションは以下の効果を全て得る:
  ・【カラテ】+3
  ・【ワザマエ】+3
  ・【脚力】+1
  ・『●連続攻撃4』
  ・『鉄拳』
  ・『ダメージ軽減1』
  ・『即死無効』
  ・『轢殺攻撃2』のように、上を通過したモータル/危険生物のうち最大2体までを自動的に『バリキ人間爆弾』化できる


イグゾーションは以降の手番開始フェイズに、望むならばいつでもこの効果を終了できる。効果を維持したい場合、手番開始時に【精神力】2の消費、または【ニューロン】への2ダメージが必要。


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◆アマクダリ・セクト / Amakudari Sect

「アマクダリ / 天下」とは、ネオサイタマの政財界および暗黒メガコーポ連合の中で急速に勢力を拡大しつつある、謎めいたニンジャ秘密結社である。そのメンバーには多数のニンジャが含まれているが、この陰謀組織内においてニンジャとモータルの地位の差はなく、それよりも個々人の社会的地位や実務能力がより重視される。このため、アマクダリ構成員であるモータルの市議会議員や闇資産家が、自分より遥かに強大なニンジャのエージェントを手足のように使うことも珍しくはない。またアマクダリは巨大かつアメーバ状の組織であり、人間同士の接触を可能な限り減らすため、構成員たちでも組織の全貌を知らない。彼らはおしなべて秩序や統制を好み、デジタルで合理主義的な思考を行う者が多い。

現在のアマクダリ・セクトは、ニンジャ組織としては未だ完成系を迎えておらず、湾岸警備隊(軍事関係者)、暗黒メガコーポ(特にオナタカミとヨロシサン)、NSTVなどのマスメディア、ハイデッカーと呼ばれる高等警察を試験導入せんとする警察機構の急進派、旧世紀テックに精通したハッカーカルト、そしてネオサイタマ市議会議員や国会議員といった者たちを徐々にセクト内に引き入れている段階だ。組織外の者が見ても、これらの動きがアマクダリという一個の意志のもとに統一されているとは想像もできないだろう。精鋭ニンジャによるトラブルシューティング部隊は「アマクダリ・アクシス」と呼ばれている。

INWの立ち位置:リー先生と彼のイモータル・ニンジャ・ワークショップは、ゲーム開始時点で既にINWとしてソウカイヤ/ヨロシサンから独立し、ツキジ・ダンジョン下層部にラボを築いている。リー先生はソウカイヤだけでなく複数の個人クライアント、そして密かにアマクダリともビジネスを行なってる(ただし彼は被験者のプライヴァシーを売ったりはしない)。

湾岸警備隊の立ち位置:ハーヴェスター率いる湾岸警備隊ニンジャは、ゲーム開始時点でアマクダリへの協力態勢を見せているが、未だハーヴェスターは幹部には就任していない。「最高の戦争」を求める彼は、ソウカイヤと手を組むか、アマクダリと手を組むか、あるいは自ら日本国政府に対して武力放棄クーデターを起こすかなど、様々な選択肢を残している。ニンジャマスターはここに収録された湾岸警備隊を、アマクダリではなく中立の独立勢力として扱ってもよい。

アマクダリは、かつて世界を席巻した最大級暗黒メガコーポ「メガトリイ社」の遺産を秘密裏に受け継いでいるため、最先端のテクノロジーおよび旧世紀ロストテックを多数保有している。アマクダリ所属ニンジャたちは、暗黒メガコーポからの製品提供という形で、その恩恵を存分に得られるだろう。例えばそれが高い社会的地位を持つ要人ならば、人為的に高位のニンジャソウルを移植されるだろうし、ニンジャ用パワードスーツなどの最先端装備も提供される。またどんなに下位のニンジャソウルを持つ者でも、現代的ミリタリズムに即した効率的戦闘教練を受けたうえで、脳神経改造やAI制御のIRC連携、そして最新のサイバネティクスを与えられ、たちまち無慈悲な戦闘兵器へと変わり、ザイバツニンジャのジツや連携攻撃にも対応できるほどの力とシステマチックな反応速度を手にするのだ。

アマクダリの幹部たちは程度の差こそあれ、秩序と統制と管理の様々な側面を奉じており、彼らの支配体制は〈世界再定義〉と呼ばれる電子的プロセスによって完了するという。〈世界再定義〉を成し遂げるには、月面に遺されたメガトリイ社最大の遺産「アルゴス・システム」を再稼働させねばならないが、その秘密を知るのはアマクダリ中枢のごく数名だけに限られる。(アガメムノンの計画が他者に乗っ取られるようなことがなければだが)アマクダリの支配体制が完成したときに訪れるのは、おおむね「1984年」などに描かれるような、行き過ぎた秩序監視ディストピアである。

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重要拠点:ネオサイタマおよび日本の政治中枢たる「カスミガセキ・ジグラット / 霞ヶ関複合体」。公的機関や大企業の上層部を中心に、アマクダリは水面下で着々と勢力を拡大している。また旧世紀のロストテックやレリックデータ採掘も精力的に行っており、ネオサイタマ各所に存在するロービットマイン(旧世紀UNIXやジャンク電子機器などが地下で地層状になったもの)を管理下に置き、これらを解析するための旧世紀言語に精通したハッカーカルトも抱き込み始めている。


ヴァニティ(アクシス)

元弁護士の女ニンジャ。法務関連のエキスパートでもある。平時の姿は黒のパンツスーツ。アマクダリの様々な部門の内情や立場などを理解し、現場との調整も行う。裏方専門ではなく、凄まじきニンジャ腕力の持ち主であるため、しばしばハイデッカーを率いて現場入りする。彼女の怪力はニンジャの頭蓋骨を拳骨で破壊し、指の力でカタナを捻じ曲げ、自動車や戦車を持ち上げて投げつけるほどだ。バイセクシャルであり、アマクダリ最高幹部の一人である「ジャスティス」(ムナミ・シマカタ長官)とはパートナー関係にあるが、特にそうした関係を表沙汰にはしていない。

「クソが……! 砕け散れ!!」「脳を、見せろ!!」「貴様を連行し、冷凍禁固刑に処す。弁護の余地はない」「アマクダリ・アクシス、これより総員出撃する!」

◆ヴァニティ (種別:ニンジャ)
カラテ    9  体力   14
ニューロン  8  精神力  13
ワザマエ   6  脚力   5/N
ジツ     5  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  9/6/8/8
回避/精密/側転/発動  9/6/6/13

◇装備や特記事項
 『●連続攻撃2』、『●マルチターゲット』、『●時間差』、
 『◉スマッシュ』、『★◉弾き飛ばし』、『★剛力』、『★肉体切断』

『◉戦闘スタイル:スマッシュ』:
 素手時のみ使用可能。『攻撃難易度:HARD』、『回避難易度:EASY』、『基本ダメージ2』となる。
 このスタイル使用時は、カウンターカラテに対して回避不能となる。

『★◉弾き飛ばし』:
 このニンジャが敵に『近接攻撃』で2以上のダメージを与えた場合、
 付属効果として『弾き飛ばし』または
 その場への叩きつけによる『回避ダイスダメージ1』を与えてもよい。

『★剛力』:
 装備や戦闘スタイルにかかわらず、出目6を1個以上含んで成功した
 『近接攻撃』のダメージがすべて『痛打+1』となる。

『★肉体切断』;
 装備にかかわらず、以下の戦闘スタイルを使用できるようになる。
 『●戦闘スタイル:肉体切断』:この『近接攻撃』時の『サツバツ!』発生条件が【6,5】となる。

ブラックメイル

アマクダリ・セクトの下級エージェントニンジャ。外見はあまり特徴のない黒装束。瞳と虹彩は極めて細い四白眼で、黒いコールで縁取られている。声は低いデスヴォイス。基本的には冷徹かつ忠実に任務を遂行するが、なんの前触れもなく、突然閾値を超えたように衝動的で暴力的な行動を取ることもあるため、エージェントとしての格は低い(サディスティックに笑うのではなく、意図不明の暴力を突如淡々と行使する)。外見や声からはほぼ判別不能だが、不気味なほど滑らかな白肌の女ニンジャである。彼女はその能力を活かし、主にセクト構成モータルの護衛任務や脅迫任務を遂行している。

「死ね」「殺す」「ウカツ……!」

◆ブラックメイル  (種別:ニンジャ)
カラテ    4  体力   6
ニューロン  4  精神力  4
ワザマエ   7  脚力   4/N
ジツ     4  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  4/4/5/6
回避/精密/側転/発動  7/7/7/8

◇装備や特記事項
 ▶︎生体LAN端子LV1、▷ファイアウォールx1、アサシンダガー
 『◉頑強なる肉体』、『◉滅多斬り』、『◉ツジギリ』、『◉疾駆』、
 『☆◉バリケード化』、『☆◉瞬時の解除』、
 『☆ムテキ・アティチュードLV1-3』、『★ムテキ・メイル』

キルナイン

アマクダリ傘下のハッカーカルトによって作られた、ロボットじみた戦闘ニンジャ。Wi-Fi接続スポットにもなる。オムラのロボニンジャとは違い、生身のニンジャに対して脳改造とサイバネ手術を行い、自我を破壊することでキルナインが完成する。キルナインの外見は、宇宙服のようなスーツとフルヘルムメンポに身を包んだ、継ぎ接ぎのサイバネニンジャである。動くたびにガシュン、ガシュンとぎこちない音を立て、ロボットダンスのように腕を動かし、殺戮する。自我はほぼ無いが、モーターヤブなどのAIよりも遥かに賢く行動でき、友軍ニンジャに対してはぎこちない仲間意識または忠誠心を示す。爆発四散した場合、ハッカーカルトは新たなキルナイン製造儀式を行い、先代キルナインのデータ記憶バックアップで自我を上書きするため、一定期間をおいて復活する(ただしその肉体は同一ではない)。

「KILL -9、KILL -9、KILL -9」「セマフォ!」

◆キルナイン (種別:ニンジャ、重サイバネ)
カラテ    7  体力   12
ニューロン  5  精神力  3
ワザマエ   6  脚力   3/N
ジツ     0  万札   5

攻撃/射撃/機先/電脳  8/6/6/7
回避/精密/側転/発動  8/6/-/5

◇装備や特記事項
 ▶︎生体LAN端子LV1、▶︎テッコLV1、キルナインサイバネフレーム(反映済)、ガトリングガン腕
 『●連続攻撃2』、『●連続側転不能』、『◉重サイバネ』

ガトリングガン腕:
 この武器はキルナインの体と一体化しており、各種ペナルティは存在しない。
 各ターン開始時に、「超大型近接武器」または銃器の「ガトリングガン」のどちらかを選択できる。

ニューロサージ

改造白衣を着た女ニンジャ。対象の頭蓋骨に自らの指を差し込み、ニューロンから記憶を直接読み取ったり、破壊することができる。指を差し込んだ部分の傷は即座にふさがり、後遺症の有無は自在に選択できる。外見年齢は20代後半。髪は緑のグラデーション。装束は一見すると医者の白衣のようにも見えるが、細部はまるで異なり、防汚性の高機能素材である(医師免許も持っていない)。現在はアマクダリによって能力を見出され、対モータル用の冷酷なエージェントとしてミッションを与えられているが、素行に問題があり、しばしば猟奇的な規律違反を行っているため、事実が露見すれば冷凍禁固刑は免れえないだろう。PCたちがアマクダリ所属ニンジャとなり、ミッション半ばで全滅した場合、回収救援に現れる基本のニンジャの1人となる。

「こんにちは、私の名前は脳外科医と言うんです」 「往診です」「ハイ、ハイ、すぐ済みますからね」

◆ニューロサージ (種別:ニンジャ)
カラテ    4  体力   8
ニューロン  9  精神力  9
ワザマエ   6  脚力   3/N
ジツ     5  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  5/7/9/9
回避/精密/側転/発動  9/7/6/15

◇装備や特記事項

 『●マルチターゲット』、『●時間差』、
 『◉ニンジャソウルの闇』、『◉邪悪なサディスト』、
 『★◉痛覚遮断』(体力+3、急所破壊による【精神力】ダメージ1軽減)、
 『☆アナトミ・ジツLV3』、『★攻性ボトク・ジツ』、『★ニューロンハック』、『★◉肉人形の作成』

『☆アナトミ・ジツLV3』:術者は破損した肉体や神経を応急的につなぎ合わせたり、心臓直接マッサージなどの応急処置を行う。手番「攻撃フェイズ」に「その他の行動」として【精神力】を1消費し、発動判定を行うこと。成功した場合、術者と隣接しているキャラ1人に対して、以下のいずれかの効果を使用できる。
 ・ZBRアドレナリンと同じ効果を発揮する。
 ・部位破壊による基礎能力値へのダメージを全て回復する(2箇所以上部位破壊を受けている場合は【精神力】を追加で1ずつ消費する)。応急処置であり、シナリオ終了後に治療は必要。

『★攻性ボトク・ジツ』:手番「開始フェイズ」に【精神力】を2消費し、『発動判定』を行う(『難易度:HARD』)。発動に成功すると、接触した相手の肉や骨を一瞬だけ泥のように捻じ曲げ貫通するような特殊なエンハンスメントを自らの手に宿らせる。この手番中、術者が繰り出す『近接攻撃』には、以下の戦闘スタイル効果が全て当てはまる:
 ・出目6を1個以上含んで成功した場合『回避難易度』+1
 ・【6,6】ではなく【6,5】で『サツバツ!』発生
 ・『拘束攻撃(脱出:U-HARD)』
 ・戦闘兵器や構造物に対しては、いずれの効果も得られない

『★◉ニューロンハック』:術者によって『拘束』されている敵は、術者の手番開始フェイズに、『サツバツ!』出目2の効果を自動的に受ける(回避不能)。術者はこの方法でダメージを与えるたび、敵のニューロンから目的の記憶1つを読み出したとみなす。術者が望むならば、上記効果やダメージを一切与えず、記憶だけを読み出したとみなしてもよい。

『★◉肉人形の作成』:『サツバツ!』の出目2または出目6の効果でモータルまたはニンジャを殺した場合、直ちに【精神力】を1消費し、ジツ発動判定(難易度:HARD)を行うことで、対象を肉人形として支配下における。肉人形と化した者は、【体力】6、【ニューロン】1、【精神力】-、【脚力】1となり、生ける屍のようになる(その他の能力値は本来のまま)。肉人形は【ニューロン】や【精神力】を使用するような行動、および回避行動を取れない。肉人形はシナリオ終了時に倒れ、死亡または爆発四散する。

チリングブレード

チリングブレードはコリニンジャ・クラン(カスミガセキ・ジグラットの地下に本拠地を持つ)からアマクダリに対して先行で派遣されている凍結の尖兵であり、情け容赦ないエージェントだ。外見年齢は三十代半ばほど。凍結の力をカタナに具現化して戦う。極めて酷薄かつ卑劣な性格の持ち主であるが、クランの長であるホワイトドラゴンへの忠誠心は強い。ホワイトドラゴンは現在まどろみの中にあり、アマクダリとの同盟を審議中の状態である。抜きん出たカラテを持つわけではないが、状況判断力は高く、エージェントとしては申し分のない働きを見せる。

「このイクサは、女王のために!」「やらいでかーッ!」「……ハァーッ……ハァーッ。そんなわけで、うまく行きませんでした」

◆チリングブレード (種別:ニンジャ)
カラテ    7  体力   9
ニューロン  6  精神力  7
ワザマエ   7  脚力   4/N
ジツ     4  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  7/7/6/6
回避/精密/側転/発動  7/7/7/10

◇装備や特記事項
 『●連続攻撃2』、『●連射2』、
 『◉頑強なる肉体』、『◉忠誠心(コリニンジャ・クラン)』、
 『☆コリ・ジツ』、『★コリ・ケン生成』、『☆◉コリ・ジツ強化』

『☆コリ・ジツ』+『☆◉コリ・ジツ強化』:
 周囲の床や壁を急激に凍結させる。生物がいればその体の一部が氷漬けになる。
 手番「攻撃フェイズ」に【精神力】を1消費し、攻撃の代わりに発動判定を行う(『発動:NORMAL』)。
 発動に成功した場合、自分を中心とした3×3マスにいる敵全員に対し、
 1ダメージと『回避ダイスダメージ2』を与える(『回避:NORMAL』)。
  【6,6】:2ダメージ+『回避ダイスダメージ3』となる(『回避:NORMAL』)。

『★コリ・ケン生成』:
 手番開始時に【精神力】を2消費し、「難易度:NORMAL」で判定する。
 発動に成功すると、チリングブレードの手に冷気を纏った超自然のカタナが出現する。このカタナは、
 エンハンスにより「攻撃判定ダイス+1」、「無属性ダメージボーナス+1」、『回避ダイスダメージ2』を持つ。
 また、通常のカタナを装備しているかのように、各種戦闘スタイルを使用可能となる。
 このジツの効果は戦闘終了まで持続する。

エルダーコング(アクシス)

ヨロシ・バイオサイバネティカ社より提供された戦闘用バイオサイバネの白いゴリラボディに、オナタカミ社製の最新鋭プロテクタースーツを装着した、恐るべきアマクダリ・アクシス。その外見は近未来的なサイボーグゴリラだ。エルダーコングは突然現れる。エルダーコングは全てを破壊する。

「ウォーッ!」

◆エルダーコング (種別:ニンジャ/バイオニンジャ/危険生物)
カラテ    7  体力   20
ニューロン  6  精神力  2
ワザマエ   3  脚力   6/H
ジツ     1  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  7/3/8/10
回避/精密/側転/発動  7/3/3/7

◇装備や特記事項
 ▲▲▲▲戦闘用バイオトルソーLV2: 【脚力】+2、【体力】+6
 △ゴリラの下半身: 【体力】+2、装備/防具による脚力/連続側転ペナルティ無視
 ▲▲▲▲戦闘用バイオサイバネLV2: バイオ武器lV2(ダメージ2、出目【6】で『痛打+1』)を得る。
 △△ゴリラアーム: 「バイオ武器」を用いた『近接攻撃』時、出目【6】でつねに『弾き飛ばし』を得る。
 ▶︎▶︎生体LAN端子LV2、▷ファイアウォールx2
 『●連続攻撃2』、『◉忠誠心:アマクダリ』x1、『◉バイオニンジャ化』、『◉危険生物化』

カメレオン(湾岸警備隊)

カメレオンはハーヴェスター配下の湾岸警備隊ニンジャだ。特殊工作員としての訓練を受けており、彼女の精神は極めて冷酷である。カメレオンは肉体と装束をシェイプシフトさせ、コピー対象とほぼ同じ外見や声色を生み出す「ツツモタセ・ジツ」の使い手であり、標準サイズのニンジャやモータルが対象であれば、性別や年齢や体格などを問わず変身できる。性格や口調などの細部は、事前にどれだけ詳細なデータを得られていたか次第であり、演技能力の範疇となる。また、対象の持つスキルや身体技能などは当然ながらコピーできない。

「ドーモ、カメレオンです」「何の用です?」

◆カメレオン (種別:ニンジャ)	
カラテ    3  体力   3
ニューロン  7  精神力  7
ワザマエ   5  脚力   3/N
ジツ     5  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  3/5/7/7
回避/精密/側転/発動  7/5/5/12

◇装備や特記事項
 神経毒ニードルデリンジャー:
  銃器、拳銃、連射2、射程2、精神力ダメージ1、隣接射撃可、2ターン連続使用不可
 
 『●時間差』、『●マルチターゲット』
 『★★ツツモタセ・ジツ』

『★ツツモタセ・ジツ』:術者は探索シーケンス中に【精神力】を2消費し、同サイズ(大型ではない1x1サイズ)の好きな対象NPCの姿に変身できる。敵に見られていない限り、この変身は自動的に成功する。変身の効果は敵に見破られるか、自ら変身を解くか、シナリオ終了まで継続する。

シナリオ中、術者が危険をおかし、敵に正体を悟られかねないような行動をとった場合、敵の中で最も能力値が高い者1人と、【ニューロン】+【ジツ】でその都度『対抗判定』を行う。敵が勝利した場合、直ちにジツの効果は解け、戦闘シーケンスが開始し、これを見破った敵の手番が直ちに始まる。『対抗判定』に失敗した敵は、術者をまだ攻撃の対象にできず、再判定まである程度の時間を要する。

・それが極めて不自然かつ危険な行動であった場合、術者側の『対抗判定』難易度は+1される。(例えば敵の口座から【万札】を全て奪ったうえ【万札】10相当のローンを組ませるなど)。
・術者の情報収集が明らかに不完全な場合や、その場しのぎの変身などを行なっていた場合、見破ろうとする敵側の『対抗判定』の難易度は−1される。
・術者が明確に相手を傷つけるような行動をとった場合、直ちにジツは見破られる。
・術者が自身の「手番開始フェイズ」にジツの維持を終了を宣言した場合も、直ちにジツの効果は解ける。

ヘヴィレイン(湾岸警備隊)

ヘヴィレインは湾岸警備隊で戦闘技術を学んだ虚無主義的なアウトローだったが、ニンジャ化した後は、再び湾岸警備隊のニンジャ部隊に所属することとなった。湾岸警備隊仕込みの近代的ミリタリーカラテを用い、ライフル銃やグレネードを使った泥臭い戦いを得意とする。

「さて、ボチボチやるとするかね」「ハハ! 数の勝利だな!」「俺は結局、上がいねえと落ち着かねえんだ」「さあ、戦争が始まるぞ」

◆ヘヴィレイン (種別:ニンジャ)	
カラテ    4  体力   4
ニューロン  5  精神力  6
ワザマエ   6  脚力   3/N
ジツ     0  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  4/6/6/8
回避/精密/側転/発動  6/6/6/5

◇装備や特記事項
 ▶︎生体LAN端子LV1、▶︎クロームハートLV1、▷自爆装置
 アサルトライフル、重金属弾、ダムダム弾、パルス・グレネード、アサシンダガー
 『◉タクティカル移動射撃』、『◉シャープシューター』、『◉ウィークポイント射撃』、『◉忠誠心:アマクダリ』

ダイアウルフ(湾岸警備隊)

湾岸警備隊所属。オオカミニンジャ・クランのソウル憑依者。ジツの強さから、少なくともグレーター級以上であると考えられる。ハーヴェスターからミリタリー・カラテを授かった無慈悲なるエージェント。ワーウルフ形態へと変身でき、満月の夜にはほとんど不死身と言ってよいほどの異常再生能力を発揮するが、理性を大幅に減じてしまう。また新月になると各種能力を失うばかりか、反動めいて気力体力ともに減衰してしまう。本人はワーウルフ形態で戦闘するよりも、人間形態でのミリタリー・カラテで戦うことを好む。

「目標を発見。これより戦闘を開始する!」 「GROWL!」「ソリティア! 制圧射撃が甘いぞ!」

◆ダイアウルフ (種別:ニンジャ)
カラテ    10  体力   12
ニューロン  6  精神力  12
ワザマエ   6  脚力   5/N
ジツ     6  万札   10

◇装備や特記事項
 カスタム・ハンドガンx2
 『●連続攻撃2』、『◉頑強なる肉体』、『◉トライアングル・リープ』、『◉◉グレーター級ソウルの力』
 『☆ヘンゲヨーカイ・ジツ』、『★肉体切断』、
 『★★グレーター・ヘンゲヨーカイ・ジツ』、『★★異常再生』

◆ヘンゲヨーカイ時のステータス:
カラテ    13  体力   -
ニューロン  6  精神力  -
ワザマエ   6  脚力   7/N
ジツ     6  万札   -

◆グレーター・ヘンゲヨーカイ時のステータス:
カラテ    15  体力   -
ニューロン  4  精神力  -
ワザマエ   4  脚力   8/-
ジツ     6  万札   -
『リーチ+1』、『近接攻撃ダメージ2』、『連続攻撃+1』、『連続側転不可』、『回避ダイス-2』

ハーヴェスター(湾岸警備隊ニンジャの長)

湾岸警備隊式ミリタリーニンジャオフィサーコート装束を纏った非情なニヒリストにしてウォーモンガー。ブラックユーモアを好む。電子戦争退役軍人。元湾岸警備隊指揮官。白髪交じりの長髪に眼帯がトレードマークである。ハーヴェスターをはじめとする湾岸警備隊ニンジャは、高速ステルス輸送機「ナイミツ」や武装ヘリを用いた機動戦術に長けており、航空機から戦場への空中投下や即時脱出などを駆使して戦う。

「ついに戦争か! 胸が高鳴るな!」「湾岸警備隊に撤退の二文字無し! 貴様らの魂はこの旗の下で不滅なり!」「部下の仇、討たせてもらおう!」「気にいったぞ! 週末は我輩のベースに遊びに来い。うちのニンジャで上官プレイを許そう」

◆ハーヴェスター  (種別:ニンジャ)
カラテ    11  体力   18
ニューロン  10  精神力  15
ワザマエ   13  脚力   6/N
ジツ     5  万札   30

攻撃/射撃/機先/電脳  11/13/10/10
回避/精密/側転/発動  13/13/13/15

装備や特記事項
  カスタム・ハンドガンx2、パルス・グレネード、バクチク・グレネード、光学ノイズ・グレネード

 スキル:
  『●連続攻撃2』、『●連射3』、『●マルチターゲット』、『●時間差』、
  『◉トライアングル・リープ』、『◉◉タツジン(ミリタリーカラテ)』、『◉頑強なる肉体』、
  『◉タクティカル移動射撃』、『◉特殊近接ステップ』、『◉ウィークポイント射撃』、
  『◉ヒサツ・ワザ(ネバダズ・デスカタパルト)』、『◉湾岸警備隊の誇りにかけて』

『◉湾岸警備隊の誇りにかけて』:
 同じマップ上にハーヴェスターが存在している場合(行動不能状態を含む)、
 湾岸警備隊に所属する他の全てのニンジャ(最大12人まで)は、
 【体力】+1、【精神力】+1、『攻撃ダイス』+1、『射撃ダイス』+1、『ジツ発動ダイス』+1となる。

『◉ヒサツ・ワザ:ネバダズ・デスカタパルト』:ブレイクダンスじみた動きから両足を巧みに使い、敵を高く蹴り上げた後、無防備状態の相手に対して銃弾の嵐を叩き込むピストルカラテの大技。『二挺拳銃』装備時のみ使用可能。これは射撃ではなく、発動には『近接攻撃』の【6,6,6】と、コストとして【精神力】1が必要である。発動した場合、敵を近接カラテによって上空へと高く蹴り上げる(回避:U-HARD)。

回避されなかった場合、この『近接攻撃』は『痛打+1』となる。『連続攻撃』が残っているかどうかに関わらず、この時点で『近接攻撃』は全て終了し、代わりに上空の敵に対して直ちに現在装備中の銃器で射撃を繰り出せる。この射撃時、『二挺拳銃』によって得られる『連射+1』は一時的に『連射+2』へと強化される。この射撃時は『射撃判定』が必要だが、成功した射撃は全て回避不能となる。この射撃を繰り出し終えるとともに、攻撃フェイズも終了する。手番終了時、敵の回避不能状態も自動的に解除される。

また、このキャラが通常の『サツバツ!』で『1:弾き飛ばし』の命中を確定させた場合、【精神力】1と『回避ダイス』 2個を消費することで、この『ヒサツ・ワザ』の発動を選択してもよい(発動条件はあくまで通常の『サツバツ!』からの『弾き飛ばし』に限る)。


ドラゴンベイン(アクシス中枢)

アガメムノンの最側近の一人にして、アクシスの精鋭中の精鋭。7フィート超のオベリスク型槍頭をもった鎖付き巨大槍「ツラナイテタオス」の使い手。豹頭を模した顔全体を覆うカブト・メンポを装着し、白金色のニンジャ装束と鎧に身を包む。モズニンジャ・クランのソウル憑依者であり、重装鎧装備をものともせぬ驚異的なまでの跳躍力と、上空からの正確無比なるダイブ攻撃を誇る。その兜の下に隠されているのは、厳しいスラヴ系の顔つき。ストイックな男であり、必要最低限のことしか喋らない。平時はエージェントないしはシバタ家のボディガードとして社交界に同行することもあり、その際は「ナザキ・マゴト」と名乗って、筋骨隆々たる長身をスーツやタキシードで包んでいる。スワッシュバックラーと同様、彼の忠誠心はアマクダリではなく〈鷲の一族〉の王たるアガメムノンに対して捧げられており、彼を失われた月の玉座に戻すためならば、いかなる労苦も惜しみはしない。

「滅びよ」「相手にとって不足なし」「警戒しろ、罠だ」

◆ドラゴンベイン (種別:ニンジャ)
カラテ    15  体力   27
ニューロン  7  精神力  13
ワザマエ   8  脚力   5/E
ジツ     5  万札   30

攻撃/射撃/機先/電脳  15/8/7/7
回避/精密/側転/発動  15/8/8/12

◇装備や特記事項
 **ツラナイテタオス** (所持ペナルティ【脚力】-2、反映済み)
 **業物の西洋鎧甲冑一式** (【体力】+12、【脚力】-2、反映済み)

 『●連続攻撃3』、『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『★★強襲降下』、『◉常人の3倍の脚力』、
 『◉回転弾き飛ばし』、『◉不屈の精神』、『◉忠誠心:アマクダリ』x3、『◉マーク・オブ・アマクダリ』

**ツラナイテタオス**: 以下のルールを持つ特殊な「超大型武器」とみなす
  『攻撃難易度:U-HARD』、『ダメージ3』、『痛打+1』、『連続側転難易度:U-HARD』(軽減されHARDに)
  『●戦闘スタイル:回転斬撃』、『●戦闘スタイル:串刺し』

『●戦闘スタイル:回転斬撃』:
  『連続攻撃上限1』。『痛打』『サツバツ!』発生なし。
  【ワザマエ:HARD】で『発動判定』。隣接している敵全員に1ダメージを与える。

『●戦闘スタイル:串刺し』:
  このスタイル選択時は、敵1体のみしか攻撃できない。
  『リーチ+1』、『装甲貫通1』、『拘束攻撃(脱出:U-HARD)』を得る。
  隣接している敵を『拘束』することに成功した場合、その敵を強制的に1マス後退させてもよい。

『◉回転弾き飛ばし』:
  超大型近接武器が持つ戦闘スタイル「●回転斬撃」の効果を強化する。
  「●回転斬撃」でダメージを受けた敵全員に『弾き飛ばし』の効果を与える。

『★★強襲降下』:
 移動フェイズの開始時に使用。2ターン続けての使用不可。
 【精神力】を1消費して『ジツ発動判定』を難易度HARDで行う。
 ドラゴンベインは空高く飛び上がった直後、カラテを一点集中させた大槍で急降下攻撃を繰り出す。
 マップ内で視界が通っている好きな場所へと、直ちにドラゴンベインを移動させること(これを着地点と呼ぶ)。
 着地点と隣接する敵1体は、自動的ダメージD3を受ける(『装甲貫通2』、『回避:HARD』)。
 『強襲降下』は移動フェイズに発生するため、ドラゴンベインは続けて攻撃フェイズを行える。


スワッシュバックラー(アクシス中枢)

正確無比なる刺突剣の使い手。鼻から上を覆面で覆い、芝居掛かった大仰な言動が特徴的である。ドラゴンベインと同様、アマクダリ・アクシスの中核を成すニンジャであり、アガメムノンの側近中の側近だ。ドラゴンベインと同様、表社会や社交界では必要に応じて「アメデオ・デルーカ」と名乗り、スーツやタキシードを身に纏って暗躍する。一対一での剣技や判断力はダークニンジャにも匹敵する。彼はアガメムノン(もしくは彼の大計画)が致命的な危機に直面でもしない限り、生きるか死ぬかの危ない橋を渡ることはせず、敵を翻弄するだけして去ってゆく。敵がアマクダリの要人の捕獲に成功した時なども、笑い声とともに颯爽と登場し、剣術と素早さでソウカイヤクザたちを翻弄したのち、その要人を抱えて撤退してしまうのだ。ドラゴンベインと共に行動する場合も同様であり、戦闘が拡大してアマクダリの秘密が露見するよりは、頃合いを見計らって離脱することを選ぶ。

「神々も照覧あれ!」 「貴公、それで勝ったつもりか?」「ごきげんよう、さようなら!」

◆スワッシュバックラー (種別:ニンジャ)
カラテ    7  体力   10
ニューロン  7  精神力 11
ワザマエ   15  脚力   8/N
ジツ     3  万札   30

攻撃/射撃/機先/電脳  7/15/7/7
回避/精密/側転/発動  15/15/15/-

◇装備や特記事項
 刺突剣(カタナとみなす)
 『●連続攻撃2』、『●連射3』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『◉忠誠心:アマクダリ』x3、『◉マーク・オブ・アマクダリ』、
 『◉電光石火』、『◉バック転回避』、『◉殺人剣』、
 『◉◉タツジン(イアイドー)』、『◉ヒサツ・ワザ:タイノサキ』、
 『◉針の穴』、『◉連続精密刺突』

『◉戦闘スタイル:連続精密刺突』:
 『●連続攻撃5』となり、【ワザマエ】で『近接攻撃判定』を行う。
 ターゲット敵1体固定。1発につきダメージ1固定(『エンハンス』『サツバツ!』『痛打』全て不可)。
 敵はこの攻撃に対し『カウンター不能』。 

『◉戦闘スタイル:針の穴』:
 装備する剣の切っ先にカラテエンハンスの力を凝集させるとともに、
 敵の装甲継ぎ目など、わずか数ミリ四方のウィークポイントを狙って、高速の突きを繰り出す。
 攻撃開始前に【精神力】を1消費し、『針の穴』の使用を宣言すること。
 ターゲット敵1体固定。【ワザマエ】で『近接攻撃判定』を行う。
 『ダメージ1』、『痛打+1』、『回避難易度:HARD』、『装甲貫通1』


アガメムノン(アマクダリ・セクト首領)

「何か用かね? 私は忙しい。手短に終わらせよう」

褐色の肌に、白金色の長髪。「シバタ・ソウジロウ」の偽名で日本政財界に溶け込んでいるが、その正体は強大無比なるゼウス・ニンジャのソウル憑依者「アガメムノン」であり、電気の力を自在に操る。加えて彼は、メガトリイ社と深い関係を持つ衛星軌道貴族〈鷲の一族〉の末裔でもある。彼は2038年1月に行われるべき〈世界再定義〉に向けて着々と準備を進めており、アマクダリの支配体制が磐石に整うまでは、自らの正体をすすんで明かそうとはしない。電力こそが彼の力の源であり、落雷だけでなく市街の電力インフラからも力を得ることができる。電力網が過剰発達し、ほぼ無尽蔵の電力をどこからでも引き出せるネオサイタマ(特にカスミガセキ・ジグラット)内にいる限り、彼を滅ぼすことは不可能に近いだろう。

◆アガメムノン	(種別:ニンジャ)
カラテ    16  体力   51
ニューロン  15  精神力  31
ワザマエ   15  脚力   8/N
ジツ     8  万札   200

攻撃/射撃/機先/電脳  16/15/15/15
回避/精密/側転/発動  16/15/15/23
緊急回避ダイス:8(アーチ級装束生成による)

◇装備や特記事項	
 アーチ級生成装束一式
 『●連続攻撃3』、『●連射3』、『●マルチターゲット』、『●時間差』、
 『◉◉グレーター級ソウルの力』、『◉◉アーチ級ソウルの力』、
 『★★★◉アーチ級装束生成』、『★★★◉半神的存在』、『★★★◉不滅』、『★◉ヒサツ・ワザ:デン・ジツ注ぎ込み』、
 『◉忠誠心:アマクダリ』x3、『◉マーク・オブ・アマクダリ(〈鷲の一族〉の誇り)』、
 『★★ゼウス・ニンジャの雷』、『★★強化放電攻撃』、『★★★電力ドレイン』、
 『ジツ値8の代償:致命的弱点(海水への漏電)』

『★◉ヒサツ・ワザ:デン・ジツ注ぎ込み』:
 『近接攻撃』に【6,6,6】で成功した場合、精神力2と回避ダイス2を消費して『ジツ発動判定:HARD』を行う。
 成功した場合、ヒサツ・ワザが発動する。このヒサツ・ワザは『回避:U-HARD』である。
 回避されなかった場合、この『近接攻撃』は本来のダメージの代わりに『電磁属性ダメージ』2D3を与える。
  【6,6,6】:『電磁属性ダメージ』が4D3に強化される。
  【6,6,6,6,6】:『電磁属性ダメージ』が6D3に強化される。
 これで【体力】を減らせた場合、このフェイズ終了時に、この敵を『拘束』してもよい(『脱出:U-HARD』)。
 続くアガメムノンの手番開始時まで『拘束』が続いた場合、この敵に『電磁属性ダメージ』2D3を与える。

『★★ゼウス・ニンジャの雷』:
 手番「攻撃フェイズ」で【精神力】を3消費し、射撃の代わりに発動を試みられる(難易度:HARD)。
 発動に成功した場合、アガメムノンの掌から4発の特殊なデン・スリケンが発射され、
 使用者から見えてさえいればどれだけ離れていても自動的に命中する(隣接は不可)。
 これはそれぞれ『電磁ダメージ2』、『回避ダイスダメージ2』を与える。
 またこれは『マルチターゲット』可、『時間差』不可、『回避難易度:HARD』である。
  【6,6,6】:『回避ダイスダメージ3』となる。
  【6,6,6,6,6】:『回避難易度:U-HARD』となる。

『★★デン・スフィア』:
 手番「攻撃フェイズ」で【精神力】を3消費し、攻撃の代わりに発動を試みられる(難易度:HARD)。
 発動判定は通常どおり【ジツ】+【ニューロン】だが、『発動難易度:HARD』である。
 発動に成功すると、自分を中心とした3×3マスにいる敵全てに対して、
 自動的に『電磁ショック3』と『回避ダイスダメージ3』を与える(回避難易度:HARD)。
  【6,6,6】:効果範囲が5x5となる。
  【6,6,6,6】:『回避難易度:U-HARD』となる。
  【6,6,6,6,6】:効果範囲が9x9となり、壁や扉を超える。

『★★★電力ドレイン』:
 アガメムノンは手番「移動フェイズ」の全ての行動を諦める代わりに、環境からの電力吸収を行える。
 ジグラットや発電施設などで戦っている場合、【体力】を2D6、【精神力】をD3自動回復する。
 一般的なネオサイタマ市街やビル内の場合、回復量は【体力】D6、【精神力】1へと弱体化する。
 荒野、宇宙空間、海水中、あるいは月面基地などの電力量が限られている場所では使用できない。

『弱点:海水への漏電』:
 アガメムノンは海水に身を浸しすぎると体内に循環する電力が拡散し、やがて力を失ってしまう。
 アガメムノンが半身以上海水に浸かった状態でターンを終了した場合、
 たとえ溺れなどが発生していなくても、次のターンの開始フェイズに回避不能のD3ダメージを受ける。
 加えて、同一マップ内にいてアガメムノンと同じ海水に触れていている全ての者(敵味方問わず)も、
 それぞれ『電磁属性ダメージD6』を受ける。
 アガメムノンは【精神力】を1支払うことで、この漏電を防ぐことができる。
 これによって【体力】が0以下になった場合、アガメムノンの【精神力】も直ちに0となり、戦闘不能となる。



◆ストリートニンジャ / Independents and Bounties

ここには三大ニンジャ組織や暗黒メガコーポのいずれにも属さない、様々な独立ニンジャが収録されています。全てが善であるとは限らず、邪悪なニンジャや、どちらともいえないニンジャもたくさんいます。基本的な性質は各キャラクターの説明に書かれていますが、どのニンジャをカルマ善として扱うかはシナリオ次第です。


ヤモト・コキ(ニチョーム)

ヤモト・コキは、シ・ニンジャ・クランのアーチ級ソウル憑依者だ。彼女はソウカイヤからのスカウトを拒んで高校生活を失い、ネオサイタマを逃走したのち、シルバーカラスのもとに流れ着いた。ソウカイヤから追っ手をかけられ、シルバーカラスとは死別したが、ヤモトは彼のカタナ「ウバステ」とイアイドーを受け継いだ。その後、様々なストリートニンジャとの出会いと共闘、別れを繰り返しながら、ヤモトはネザークイーンが守護するマイノリティの安息所「ニチョーム・ストリート」にたどり着いた。折しもソウカイヤは他ニンジャ組織との抗争を激化させており、もはやヤモトを追う者もいない。ヤモトはニチョームに暮らすたくましく強かなモータルたちと知り合い、新たな生きる力を安らぎを得ることができたため、自分もネザークイーンのようにニンジャの力で彼らの役に立てないかと考えている。これまで、ニンジャソウル憑依者となったことは彼女にとって災厄でしかなかったが、次第に自らのニンジャ性を肯定的に捉え始めている。

「来たな、ソウカイヤ……!」「アタイは空っぽじゃない。アタイに何ができるか、見せてやる!」「オリガミ・ミサイル! 行けッ!」

◆ヤモト・コキ: ニチョームの守り手 	(種別:ニンジャ)
カラテ    5  体力   10
ニューロン  6  精神力  12
ワザマエ   7  脚力   4/N
ジツ     5  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  6/7/6/6
回避/精密/側転/発動  7/8/7/11

◇装備や特記事項									
 **ウバステ**: 【精神力】+1、『近接攻撃ダイス+1』のカタナとみなす(反映済み)
 『●連射2』、『◉◉タツジン・イアイドー』、『◉◉グレーター級ソウルの力』、『◉◉アーチ級ソウルの力』、
 『★◉オリガミ・ミサイル』、『★◉オリガミ・フェニックス』、
 『☆カラテミサイルLV3』、『★ラピッド・カラテミサイル』、『★★カラテ・エンハンスメント』

『★◉オリガミ・ミサイル』:
 ヤモトは【精神力】を消費することなく『カラテミサイルLV3』を使用できる。
 『ジツ発動判定』は通常どおり必要。

『★◉オリガミ・フェニックス』:
 『カラテミサイルLV3』の発動判定時に出目【6,6,6】があった場合、【精神力】を1消費することで、
 エネルギー爆発を伴う大型のオリガミ・ミサイルを発射してもよい。ターゲットは新たに選び直す。
 視線の通っている1地点(1マス)を中心とした3x3マスに対し、無属性のダメージを自動的に発生させる。
 中心点にいる敵1体には、D6ダメージ(または3ダメージ)を与え(『回避:HARD』)、
 それ以外のマスにいる敵には1ダメージを与える(『回避:NORMAL』)

ネザークイーン(ニチョーム)

7フィートの長身をダークラメニンジャ装束に包み、女めいて話すニチョーム・ストリートのドラァグ・クイーン。陽気で義に厚く、マイノリティ迫害者には容赦しない。彼女はゲイバー「絵馴染」の経営者であり、ニチョーム・ストリートの用心棒でもある。トラブルや犯罪の起こりがちな夜の街において、ニンジャとしての力を役立て、荒事を買って出ていた。ネザークイーンはイージス・ニンジャクランのグレーターニンジャソウル憑依者として、変種のムテキ・アティチュードを使う。これは敵の攻撃を受け止め、その衝撃力を体内で循環し、エネルギー・スリケンに変換して撃ち出すものである。

「アータはね、そこがダメ!アータは。そこがダ!メ!」「で、アタシに話って、何なの?」「ハー、状況はだいたい飲み込めたわ。要するに、この子たちも、アータと同じニンジャちゃん……ソウカイヤに追われてるってワケね」

◆ネザークイーン (種別:ニンジャ)
カラテ    10  体力   12
ニューロン  8  精神力  14
ワザマエ   8  脚力   5/N
ジツ     6  万札   30

攻撃/射撃/機先/電脳  10/8/8/8
回避/精密/側転/発動  10/8/8/14

装備や特記事項
 『●連続攻撃2』、『●連射2』、『●マルチターゲット』、『●時間差』、
 『◉頑強なる肉体』、『◉不屈の精神』、『◉ニチョームの女王』、『◉挑発』、
 『◉◉グレーター級ソウルの力』、『☆◉バリケード化』、『☆◉瞬時の解除』
 『☆ムテキ・アティチュードLV1-3』、『★ムテキ・メイル』、『★グレーター・ムテキ』、
 『★★鋼鉄の肉体』、『★★エネルギー・スリケン』

『◉ニチョームの女王』:
 シナリオの舞台がニチョーム・ストリートであり、ネザークイーンが同じマップ上に存在する場合、
 同じマップ上にいるニチョーム自治会所属ニンジャ全員は、
 【体力】と【精神力】がそれぞれ+1される。この効果はネザークイーン本人にも有効である(未反映)。
 ネザークイーンがマップ上から存在しなくなっても、この効果はシナリオ終了まで残り続ける。

シルバーキー

シルバーキーは無所属のストリートニンジャだ。本名カタオキ・シンイチ。外見は茶髪の気さくな青年で、キョート人らしい落ち着いた物腰で安心感を与える。憑依ソウルは不明であるが、明らかにアーチ級のたぐいである。彼のユメミル・ジツは、他者のニューロンをハックし、ローカルコトダマ空間に潜り込んだり、精神を破壊する事が可能である。根は善良であるが、命を狙ってくる敵に対しては躊躇なく反撃する。彼は自らのニンジャソウルを活かし、キョートでサイコ鍼灸師を営んできたが、その力を求めるザイバツ・シャドーギルドに追われ、ネオサイタマへと逃げてきた。彼はザイバツの手で脊髄に発信器を埋め込まれており、一時は捕えかけられたが、ニンジャスレイヤーによって窮地を救われたのち、サイバネ医師「バシダ」の手により発信器切除手術に成功。晴れて自由の身となった彼は、再びニンジャとしての正体を隠しながら、ネオ・カブキチョ周辺の雑居ビルでひっそりと療養院を営み始めた。ニンジャスレイヤーとの交流は続いており、しばしば療養院に訪れることもある。シルバーキーのような善良なニンジャと知り合えたことは、ニンジャスレイヤーのニンジャ観に大きな影響を与えている。

「俺だ!」 「もうヤケだ! どうなっても知らねえからな!」 「仕方ねえな……見逃してやるよ……。今回だけだぜ」

◆シルバーキー (種別:ニンジャ)
カラテ    3  体力   3
ニューロン  10  精神力  15
ワザマエ   5  脚力   3/N
ジツ     5  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  3/5/10/10
回避/精密/側転/発動  10/5/5/15

◇装備や特記事項
 『●マルチターゲット』、『●時間差』、『●非力』、『●精神防火壁』
 『◉◉グレーター級ソウルの力』、
 『☆ユメミル・ジツLV3』、『★マインドブラスト・ジツ』、『★★マインド潜行攻撃』

『●非力』:シルバーキーはニンジャにしては非力なほうであり、『サツバツ!』を発生させられない。

『●精神防火壁』:
 シルバーキーの精神の守りは硬い。彼は1ターンにつき最大1まで【精神力】ダメージを軽減できる。
 これは敵から与えられた【精神力】ダメージに対してのみ有効で、自主的な消費は対象とならない。

『☆ユメミル・ジツLV3』:
 本来は相手の深層マインドに潜行し、その情報を読み取るようなジツだが、攻撃にも転用できる。
 シルバーキーは自らのこめかみに指を押し当て精神集中し、離れた敵のニューロンに遠隔接続する。
 手番「攻撃フェイズ」に、射撃の代わりにこれを発動できる。【精神力】1消費。『発動難易度:NORMAL』
 使用に成功すると、術者から視線が通っている敵1体に対し精神攻撃を行い、
 『時間差』の【精神力】ダメージ1を2回与える(『回避難易度:HARD』)。
 【精神力】を持たない敵に対しては全く効果を発揮しない。
 これにより【精神力】ダメージを受けたモータルは、次の手番に一切行動できない。

『★★マインド潜行攻撃』:
 指と頭、または額と額を接触させ、生体LAN直結を行ったかのように直接ニューロン攻撃を仕掛ける。
 軽度の場合はスタンガンを当てられたように痙攣し失禁、最悪の場合は瞬時にニューロンを焼き切られる。
 シルバーキーの『近接攻撃』で【6、6】の目が出た場合、【精神力】を2消費してこれを使用できる。
 使用を宣言した場合、通常の近接攻撃ダメージは発生しない。この攻撃の回避難易度はU-HARDである。
 敵が『マインド潜行攻撃』を回避できなかった場合、
 両者とも【ニューロン】+【ジツ】による『対抗判定』(難易度:NORMAL)を行い、
 成功差分を【精神力】ダメージとして与えあう。これは精神攻撃とみなされる。

マズダ三兄弟

ニンジャの真似をしてカツアゲなどの軽犯罪を繰り返していたマズダ三兄弟は、ある日ついにNSPDに追い詰められた。だがその時、ジロとサブロにニンジャソウルが憑依。マッポを皆殺しにして逃げおおせてしまったのだ。ジロはグリーンエレファントに、サブロはガスバーナと名乗るようになり、犯罪行為をエスカレートさせていく。最初のうち、ジロとサブロはこれまで通りタロを兄として敬っていたが、殺人やファック&サヨナラなどの重犯罪行為を忌避するタロを、次第に「無力な非ニンジャのクズ」として見下し始めている。タロから見ると二人は「怪物に変わってしまった兄弟たち」であり、いつ自分が殺されてもおかしくないと考えている。一方で、変わり果てたとしても兄弟は兄弟であり、見捨てるわけにはいかないという気持ちも抱いている。もし変わり果てた弟たちにインガオホーの破滅が訪れるとすれば、それは仕方のないことであると考えるだろうが、そう簡単に割り切ることはできず、想像もつかない行動に出る可能性がある。

マズダ・タロ

「アイエエエエ! スミマセン! 許してください!」「やめろ……もうやめてくれーッ!」

◆マズダ・タロ (種別:モータル)
カラテ    1  体力   1
ニューロン  1  精神力  1
ワザマエ   1  脚力   2
ジツ     -  万札   0

攻撃/射撃/機先/電脳  1/1/1/1

◇装備や特記事項
 『やめろ、もうやめてくれーッ!』:
  シナリオ中1回限り、タロはグリーンエレファントとガスバーナにのみ有効な『◉挑発』を使用できる。
  この効果を受けたグリーンエレファントとガスバーナは、タロをミネウチして黙らせる。

グリーンエレファント

「お前さ、俺のことバカにしてるだろ?」 「その態度が! ムカつくぜッ!」

◆グリーンエレファント(マズダ・ジロ)  (種別:ニンジャ)
カラテ    4  体力   8
ニューロン  3  精神力  3
ワザマエ   3  脚力   2/N
ジツ     0  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  6/5/3/3
回避/精密/側転/発動  4/5/3/3

◇装備や特記事項
 ▶︎生体LAN端子LV1
 『◉滅多打ち』、『◉突撃』、『◉頑強なる肉体』、『◉ニンジャソウルの闇』x2

ガスバーナ

「なんだか燃やしたくなってきちゃったなあ〜〜〜〜」「クソが! 手こずらせやがって! 小便かけて焼き払ってやるぜ!」

◆ガスバーナ(マズダ・サブロ) (種別:ニンジャ)
カラテ    3  体力   6
ニューロン  3  精神力  3
ワザマエ   4  脚力   3/E
ジツ     2  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  6/6/3/3
回避/精密/側転/発動  4/6/4/7

◇装備や特記事項
 ▶︎テッコLV1、▷ジツ支援サイバネx1
 『◉常人の3倍の脚力』、『◉ニンジャソウルの闇』x2、
 『☆カトン・ジツLV1-3』、『☆◉カトン触媒』(ゲーム中5回までカトン・ジツを精神力消費なしで使用できる)

フィルギア(シマナガシ)

フィルギアは平安時代から現代まで生きる、謎めいたリアルニンジャだ。コヨーテ、蛇、フクロウに姿を変える力を持つ。過去の人類史の様々なポイントに彼の足跡が残る。退廃的で歪んだユーモア・センスの持ち主で、近しい仲間でもその真意は測り難い。外見は痩せ型。艶のある黒髪の長髪。ニンジャ装束やメンポは用いず、シャツやジャケットを着、場合によりサングラスを着用する。彼の変身能力はヘンゲヨーカイ・ジツとは異なる原理を持ち、より高度で神秘的な力である。三種のスピリット・アニマルの力とニンジャのカラテを融合させることでキマイラめいた姿を取り、凄まじいカラテを発揮する。ただし、フィルギアがすすんで戦闘を行うことはなく、サークル・シマナガシのニンジャが危機に陥った場合のみ、しぶしぶこれらの能力を使用する。

「イヒヒヒヒ……ドーモ、フィルギアです」「シマナガシを疑ってるのか? 残念ながら、あいつらの仕業じゃない」「楽しく暮らしたいンだよ、俺はね……多分、他の連中もね」

◆フィルギア: トーテム・オブ・ザ・パック (種別:ニンジャ/リアルニンジャ)	
カラテ    4  体力   11
ニューロン  12  精神力  19
ワザマエ   12  脚力   6/N
ジツ     7  万札   30

攻撃/射撃/機先/電脳  4/12/12/12
回避/精密/側転/発動  12/12/12/19

◆装備や特記事項			
 『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『◉挑発』、『◉魅了』、『◉疾駆』、『◉空中制動』、
 『◉◉グレーター級ソウルの力』、『◉◉アーチ級ソウルの力』、
 『☆ヘンゲヨーカイ・ジツLV1-3』(コヨーテへの変身時に適している)
 『★アクマヘンゲ・ジツ』(融合形態への変身時に適している)
 『★★フクロウへの変身』、『★★グレーター・アクマヘンゲ・ジツ』
 『★★★ニンジャ神話知識』

『★★フクロウへの変身』:
 フィルギアは「ヘンゲヨーカイ・ジツ」と同様のルールで、自動的にフクロウに変身できる。
 例外として【精神力】は変身時のみ1消費し、自発的に変身を解くまで継続する。
 またこの状態のフィルギアは【カラテ】1、【ワザマエ】6へと代わり、『飛行移動(16マス)』を得る。

『★★★ニンジャ神話知識』:
 フィルギアは悠久の時を生きてきたリアルニンジャであり、またソウル感知能力も極めて高い。
 このため、敵の憑依クランや行使するジツを素早く看破し、その対抗策を講ずることができる。
 このルールを持つ者は、抵抗や回避が可能な【ジツ】への抵抗/回避の難易度が−1される。
 また、シナリオ内でニンジャ神話などの知識が試される判定がある場合、難易度が−1される。

スーサイド(シマナガシ)

「パンク・ニンジャ」のソウルを憑依させたティーンエイジのニンジャ。本名はショーゴー・マグチ。巨大なアフロヘアー、肩のタトゥー、ティアドロップ型のサングラスなどが特徴。周囲の者の生命エネルギーを奪う「ソウル・アブソープション」の使い手。ヤモトと同じ学校に通う高校生であったが、ソウカイヤから強引なスカウトを受け、ソニックブームの下で情け容赦ないカラテを叩き込まれる。ヤモトもまたアーチ級ソウル憑依者であることが判明したため、上の命令で彼女をスカウトに向かいかけたが、ヤモトを逃がすためソニックブームに反抗し、ソウカイヤの離反者となった。この戦いで生死の境をさまよったスーサイドは、ソウカイヤからは死んだものと思われていたが、実際はフィルギアによって拾われ、サークル・シマナガシの一員となっていたのだ。

◆スーサイド (種別:ニンジャ)	
カラテ    10  体力   15
ニューロン  7  精神力  12
ワザマエ   6  脚力   5/N
ジツ     5  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  10/6/7/7
回避/精密/側転/発動  10/6/6/12

◇装備や特記事項	
 鉄の鎖: スーサイドはこれを腕に巻き付けたり鞭のように振り回して戦う。ムチのルールを使用できる。
 『◉◉グレーター級ソウルの力』、『◉◉アーチ級ソウルの力』、
 『◉ニンジャアドレナリン強化』、『◉スマッシュ』

『◉戦闘スタイル:スマッシュ』:
 素手時のみ使用可能。『攻撃難易度:HARD』、『回避難易度:EASY』、『基本ダメージ2』となる。
 このスタイル使用時は、カウンターカラテに対して回避不能となる。

『★★ソウル・アブソープション・ジツ』:
 手番の「攻撃フェイズ」に精神力を1消費し、その他の行動として発動判定を行う(難易度:NORMAL)。
 発動に成功すると、スーサイドに隣接する敵全員は【体力】を1失う(回避:U-HARD)。
 直後、こうして失われた【体力】ぶんだけ、直ちにスーサイドの【体力】が回復する(初期値は超えない)。
 ニンジャ/モータル/危険生物、いずれかの種別を持つ者に対してのみ効果を発揮する。
 味方にもダメージを与えるかどうかは任意で選択できる。
  【6,6】:このジツのコストとして使用した【精神力】1を、このフェイズの終わりに回復する。

『★チェーン・アブソープション』
 鉄の鎖によって敵を『拘束状態』にした場合、そのフェイズの終わりにこの敵から【体力】をD3自動吸収する。
 スーサイドの次の手番開始時まで『拘束状態』が続いていた場合、さらに【体力】をD3自動吸収する。

ルイナー(シマナガシ)

緩慢な動きに破壊的なダメージを乗せて圧し潰す危険なカラテの使い手。いつもキャップやフードを目深に被り、顔は見えない。本名、ヒガ・シロキ。ルイナーは中流家庭の生まれだが、ドロップアウトし、ネオカブキチョ周辺をうろつく不良少年となった。そうした中で彼は老いたカラテ・マスターと偶然出会い、教えを受けた。センセイの死後も、ヒガは荒んだ暮らしの中で決してカラテの鍛錬を欠かすことはなかった。そのためか、ニンジャソウル憑依が起こった際、彼は暴走や自暴自棄に陥ることはなかった。ルイナーはフーディーギャング「ゴズ・ダンゴウ」を結成。モータルのヤクザを相手に上前を撥ねる危険な行為に明け暮れるようになるが、場当たり的なルイナーの行動は行き詰まった。絶体絶命となった彼の窮地を救ったのは、不良少年時代の知己であったアクタ・ゴウシ(アナイアレイター)であった。ルイナーは彼をリーダーに立て、ストリートの伝説である「オニ・ブリゲイド」を結成。その後、アナイアレイターがニンジャソウルの闇に呑まれて暴走しかけたことをきっかけに、オニ・ブリゲイドも解散。フィルギアのもとで、サークル・シマナガシが結成される。

◆ルイナー (種別:ニンジャ) 
カラテ    8  体力   12
ニューロン  6  精神力  10
ワザマエ   10  脚力   5/N
ジツ     4  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  8/10/6/6
回避/精密/側転/発動  10/10/10/10

◇装備や特記事項
 『●連続攻撃2』、『●連射2』、
 『◉◉タツジン:コッポドー』(八極カンフーカラテ読み替え)、『◉骨格破壊』、『◉特殊近接ステップ』、
 『★ルイナーのカラテ粒子制御』

『◉戦闘スタイル:骨格破壊』
 素手装備、非移動時のみ使用可能。
 このスタイル選択時、成功した各『近接攻撃』は、付属効果として『回避ダイスダメージ1』も与える。
 また『近接攻撃』に成功し、かつそこに出目4(「4以上」ではない)が2個以上あった場合、
 『サツバツ!』の『出目5:両腕破壊』を発生させてもよい。

『★ルイナーのカラテ粒子制御』:
 手番「開始フェイズ」に、【精神力】1を消費し、『ジツ発動判定』を試みる(難易度:HARD)。
 発動に成功した場合、その手番中のみ、術者は自らの素手攻撃に以下のエンハンス効果を得る:
   ・『攻撃ダイス+1』、『無属性ダメージボーナス+1』、『装甲貫通1』
 【6,6,6】で発動成功し、かつ『集中状態』に入った場合、エンハンス効果が以下の通り強化される:
   ・『攻撃ダイス+2』、『無属性ダメージボーナス+1』、『装甲貫通3』

アナイアレイター(シマナガシ・リーダー)

サークル・シマナガシの首領。200cmを超える長身。目は金色に輝いており、喧嘩っ早く好戦的。鉄条網状の鎖帷子とメンポを自動生成し、その上からフーディー・ギャング然とした服を着ている。彼は伝説的存在「フマー・ニンジャ」のソウル憑依者であるが、その強大すぎる力を未だ正しく制御できてはいない。本名はアクタ・ゴウシ。彼はかつて、ストリートギャング集団「オニ・ブリゲイド」のリーダーとして君臨し、ヤクザにも恐れられる存在であった。そこへ強大なる「フマー・ニンジャ」のソウルがディセンションし、アナイアレイターとなったことで、ゴウシはニンジャソウルの闇に呑まれ、自我は崩壊の危機に晒された。フマーの力が暴走状態に入ると、無限に生み出されるスリケンは鉄条網じみた棘や刃の塊として結びつき、周囲にある命あるものを無差別に攻撃するのだ。今なおフマー・ニンジャの存在感は彼の中に残り続けており、しばしばアナイアレイター自身の凶暴性をトリガーとして暴走する。

◆アナイアレイター (種別:ニンジャ)	
カラテ    7  体力   24
ニューロン  10  精神力  18
ワザマエ   6  脚力   4/N
ジツ     8  万札   30

攻撃/射撃/機先/電脳  7/6/10/10
回避/精密/側転/発動  10/6/6/18

◆装備や特記事項			
 『●連続攻撃2』、『●マルチターゲット』、『●時間差』
 『◉◉グレーター級ソウルの力』、『◉◉アーチ級ソウルの力』、
 『★◉不滅』、『★◉半神的存在』
 『★★フマー・スリケン・ジツ』、『★★★鉄条網の壁』、『★★★鏖殺鉄条網』、
 『ジツ値8の代償:ニンジャソウル暴走』
 
 『★★★鉄条網の壁』
  アナイアレイターおよび彼と隣接している味方全員は、
  射撃に対してのみ有効な『ダメージ軽減1』を持つ。
  この能力は常時発動しており、アナイアレイターが気絶状態になるまで継続する。

 『★★フマー・スリケン・ジツ』
  極小スリケンを高速大量生成し、無数のスリケンの雨を浴びせる。
  手番「攻撃フェイズ」に【精神力】を2消費し、『発動判定』を行う(『難易度:NORMAL』)。
  発動に成功した場合、見えている3x3マスの全員に対して以下の射撃ダメージを3回与える。
   『ダメージ1』、『回避:NORMAL』、『時間差』、種別はスリケンでありジツであるとみなす。
  【6,6】:このジツのコストとして使用した【精神力】2を、このフェイズの終わりに回復する。
  【6,6,6】:上記に加え、射撃ダメージを3回ではなく6回与える。

 『★★★鏖殺鉄条網』:
  アナイアレイターは目や口を金色に発光させ、ニンジャソウルの力を解放する。
  重金属の鉄条網がその体から放射状に広がり、埋め尽くし、周囲に存在する敵を攻撃する。
  手番「攻撃フェイズ」で【精神力】を3消費し、「その他の行動」として発動を試みられる(難易度;U-HARD)。
  発動した場合、アナイアレイターを中心とした24x24マスが鉄条網に飲み込まれる(壁は超えない)。
  この範囲内にいる敵全員は、『1ダメージ』と『回避ダイスダメージ2』を受ける(回避:U-HARD)。
  この効果はアナイアレイターが気絶状態になるか、手番開始時に効果解除を宣言するまで続く。
  この効果が持続している間、アナイアレイターの移動フェイズはスキップされ、
  攻撃フェイズでは『ジツ発動判定』のみを行うこと(難易度:UH2)。【精神力】の追加消費は必要ない。
  判定に失敗した場合、効果は終了し、手番も終了する。
  判定に成功した場合、発動時と同じのダメージを再び発生させる。
  【6,6,6,6】で成功したターンは『2ダメージ』、『回避ダイスダメージ2』、『装甲貫通1』に強化される。
  
 『ジツ値8の代償:ニンジャソウル暴走』
  通常状態のアナイアレイターは、『ジツ発動判定』で振るダイス数をあえて減らすことができる。
  『ジツ発動判定』で【6,6,6,6,6,6】が出てしまった場合、アナイアレイターは暴走状態に陥る。
  この状態に入ったアナイアレイターは移動せず、つねに『★★★鏖殺鉄条網』を使用/継続しようとする。
  暴走中のアナイアレイターからは、他のキャラ全てが敵とみなされる。
  また暴走中は、いかなるジツの発動にも【精神力】を消費しない。
  以降の『ジツ発動判定』で【6,6,6,6,6,6】が出た場合、直ちに暴走状態を解除することを選択できる。
  暴走状態が解除された場合、アナイアレイターはシナリオ終了までいかなるジツも使用できない。

ナンシー・リー

ナンシー・リーはソウカイヤに敵対する謎の女ハッカーで、ニンジャスレイヤーとの繋がりも示唆されている。長いブロンドで、瞳は青。豊満な体を黒い強化PVCライダースーツやUNIXテックボディスーツなどで包んでいる。ハンドルネームはYCNAN。ハッカーとしての等級は最上位の「ヤバイ級」であり、仮想懲役は数百年と試算されている。ただし彼女が私利私欲のためだけにハッキング能力を行使することはなく、あくまでも元ジャーナリストとしての使命感と正義感によって突き動かされる。高位ハッカーの持つ傾向に漏れず、物理肉体への執着が弱くなっているが、それはあくまでも自分自身に対してである。善良なる市民がメガコーポやニンジャ組織の横暴によって虐げられたり、奴隷化されたり、自由を奪われることは、たとえそこにどのような「救済の理論」があろうとも「絶対の悪」とみなし、戦いを挑む。

「やっと会えたわね。何か力になれるかもしれない。お互いにね」「n00b、ハッカーの戦い方を見せてやるわ」

◆ナンシー・リー (種別:モータル)
カラテ    1  体力   1
ニューロン  12  精神力  12
ワザマエ   4  脚力   2/-
ジツ     -  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  1/4/14/19
回避/精密/側転/発動  12/-/-/-

 ※モータルのため、ナンシーの行う『回避判定』は難易度が+1される。
   ナンシーは監視カメラ網などの複数レイヤー視界を常時有し、敵の攻撃を察知して物陰に隠れるのだ。

◇装備や特記事項
 デリンジャー(チャカガン)、キーボード・オブ・ゴールデン・エイジ、トロ粉末、ステルス・グレネード 
 ▶︎▶︎生体LAN端子LV2、▷電脳戦用デッキ、▷ファイアウォール

 『◉kill-9』、『◉killall』、『◉sudo_kill-9』、『◉ニューロンブースト/チルアウト』、
 『◉◉監視カメラレイヤー没入』

 『◉◉監視カメラレイヤー没入』:
  『集中状態』に入ったナンシーは、別な部屋にいる敵に対しても電脳戦系スキルを使用できる。
  ただしこの場合、各スキルの発動難易度は+1されてしまう。
  また、それが『対抗判定』を必要とするスキルならば、ナンシー側の判定難易度のみ+1されてしまう。

ユンコ・スズキ

ユンコ・スズキ(モーターユンコ)は、元オムラ社エンジニアであるトコロ・スズキの娘であり、ドロイドボディと情動支援AIを用いた生体ニューロンチップからの蘇生者第一号である。トコロ・スズキは、頓挫したオムラ社極秘プロジェクトのひとつ「暗殺用オイランドロイド モーターカワイイ計画」の試作型フレームに、交通事故死した娘のバイオニューロンチップを埋め込み、自らの「スズキ・マトリックス理論」によって復活させたのだ。父は「スズキ・マトリックス理論」の論文と権利独占を狙うアマクダリのエージェントによって暗殺され、ユンコ自身も元オムラの知性マグロに捕獲され戦闘マシーンに改造されかけたが、ナンシー・リーとニンジャスレイヤーの介入によって命を救われている。スズキ・マトリックス理論データはユンコの意志によってIRC上に匿名放流され、誰にも独占されることなく、全ての特許権を放棄したオープンソースとして公開された。いずれ彼女のようなニューロンチップ再生者が生まれるかもしれないが、まだまだ数々の技術的課題が残されている。ユンコは現在、公的には「死んだ」ことになったままだが、自分を助けてくれたナンシー・リーに弟子入りし、同じアジトで共同生活を送ったり、時折こっそりとクラブなどで踊って安息の時を過ごしている。しかし、知性マグロが滅びたわけではない。

「私と父さんに、さんざんナメた真似をしてくれたよね」 「死ねファック野郎!」 『モーターユンコは賢く強い。カラテで戦う抹殺モードだ』

◆ユンコ・スズキ :ナンシーの弟子 (種別:モータル/重サイバネ/戦闘兵器)
カラテ    7  体力   12
ニューロン  5  精神力  5(精神攻撃無効)
ワザマエ   7  脚力   4/-
ジツ     -  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  7/7/7/9
回避/精密/側転/発動  7/7/-/-

 ※モータルのため、ユンコの行う『回避判定』は難易度が+1される。

◆装備や特記事項
 ▶︎▶︎▶︎▶︎▷▷▷▷モーターカワイイ・フレーム (各種修正は反映済み)
 腕部内蔵型アサルトライフル:
   『銃器』、『連射2』、『1ダメージ』、『マルチターゲット』、『時間差』
   『射撃難易度:NORMAL』、『回避難易度:NORMAL』
 腕部内蔵型ZAPライフル:
   『銃器』、『連射1』、『1ダメージ』、『装甲貫通2』、
   『射撃難易度:NORMAL』、『回避難易度:U-HARD』、『コスト:精神力1』
 脚部内蔵型マイクロミサイルポッド:
   ・手番終了フェイズに、瞬時の射撃として使用可能。自動成功。シナリオ中1回のみ。
   ・20マス以内の1地点をターゲットとした『爆発(3x3)』。カトンLV1相当ダメージ。
 『●連続攻撃2』、『●連射2』、『●マルチターゲット』、『●時間差』、『●疾駆』、
 『●ゼンメツだ! 火器で戦うモードです』、『●カラテで戦うモードです』

◆AIまとめ
 ユンコは各「手番開始フェイズ」にAI戦闘モードの宣言や切り替えが可能。

 『●ゼンメツだ! 火器で戦うモードです』:
   移動フェイズで移動をあきらめる代わりに、射撃を行ってもよい。
  この場合、手番中に「射撃」→「射撃」や「射撃」→「近接攻撃」などの行動が可能である。
  ただし、「攻撃フェイズ」で使用する銃器は、直前の「移動フェイズ」で使用した銃器を選択できない。

 『●カラテで戦う護衛モードです』:
  AIを白兵戦モードに切り替え、頑丈なドロイドフレーム自体を武器や盾として戦う。
  『近接攻撃』時に【6、6】で成功した場合、『痛打+1』となる。また、『◉捨て身の警護』を使用できる、

 『◉捨て身の警護』
   これは1ターン中何度でも使用できるが、警護対象にできるのは事前に決められた対象1人のみである。
   警護対象と隣接状態にある場合、ユンコは警護対象の受けるダメージを自動で肩代わりできる。
   強制移動を伴うようなダメージを肩代わりした場合、警護対象のマスを起点として強制移動させる。  
  

タク・ヤマヒロ

ヤマヒロはツチノコ・ストリートに事務所を構える零細ヤクザクラン「キルエレファント・ヤクザクラン」のグレーターヤクザだ。彼はバーグラーによる情け容赦ないミカジメ上納金取り立てに苦しめられている。

「ソウカイヤめ! ニンジャさえ……ニンジャさえいなけりゃよォ!」「もうダメだーッ! た、助けてくれ……! ヤクザ天狗=サン!」

◆タク・ヤマヒロ (種別:モータル)	
カラテ    4  体力   4
ニューロン  4  精神力  4
ワザマエ   4  脚力   2/-
ジツ     -  万札   5

攻撃/射撃/機先/電脳  4/4/4/4
回避/精密/側転/発動  4/-/-/-

 ※モータルのため、ヤマヒロの行う『回避判定』は難易度が+1される。

◇装備や特記事項
 チャカガン、ドスダガー(カタナとみなす)、トロ粉末

 **アーマー・オブ・キルエレファント*
  キルエレファント・ヤクザクランに代々伝わる当世具足の武者鎧甲冑一式。
  普段は事務所に飾られているが、何らかののっぴきならない事態に遭遇した場合、これを着用して戦う。
  この防具は鎧一式であり、4つの防具部位全てを埋める。
  【体力】+4、【精神力】+1、戦闘中最初に受けた『サツバツ!』の部位破壊効果を無視。

ブラックヘイズ

変幻自在のヘイズ・ネット・ジツと葉巻爆弾で敵を追い詰める、凄腕の傭兵ニンジャ。カラテの腕もスゴイが、己の安全第一をモットーにしており、契約以上の働きを拒否するリアリストでもある。彼は適切な報酬と敬意さえ支払われれば、様々な組織の傭兵として働くが、フリーランスの精神にこだわり続けており、いかなる単一組織に対しても隷属することはない。

「準備? 俺はプロだ、常にエマージェントだ」

◆ブラックヘイズ (種別:ニンジャ)
カラテ    8  体力   8
ニューロン  8  精神力  8
ワザマエ   8  脚力   4/N
ジツ     4  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  9/8/8/8
回避/精密/側転/発動  9/8/8/13

◇装備や特記事項
 ▶︎テッコLV1
 『●連続攻撃2』、『●連射2』、『●マルチターゲット』、『●時間差』、
 『◉タクティカル移動射撃』、『◉葉巻爆弾』
 『☆ヘイズネット・キャプチャー・ジツ』、『★ヘイズネット・トラップ』

『◉葉巻爆弾』:
 ブラックヘイズは、高級葉巻に偽装した爆弾を1本だけ携行している。
 これは4種のグレネードのいずれかの効果を持ち、
 投擲直前にどの効果を持つか宣言できる(彼は事前に最適な1本を選び出しているのだ)。
 また、それが『回避判定』をともなうグレネードだった場合、回避難易度が+1される。

『☆ヘイズネット・キャプチャー・ジツ』:手番「攻撃フェイズ」に「その他の行動」として発動を試みられる(【精神力】1消費、発動難易度:NORMAL)。発動に成功すると、術者と隣接する3×3マスの敵全員に『回避ダイスダメージ3』を与える(『回避:HARD』)。それがモブ敵のモータルならば、次の手番に行動不能となる。

『★ヘイズネット・トラップ』:
手番「攻撃フェイズ」に「その他の行動」として発動を試みられる(【精神力】2消費、発動難易度:NORMAL)。発動に成功すると、術者から見えていて6マス以内の敵1体を直ちにネット罠で絡め取れる。敵はこれに対して『回避:HARD』が可能。回避できなかった敵は、ブラックヘイズの次の手番開始時まで『拘束状態(脱出:U-HARD)』となる。

ドラゴン・ユカノ

ドラゴン・ゲンドーソーの孫娘ユカノの正体は、数千年の時を生きるドラゴンニンジャ・クランの開祖にして伝説のニンジャ六騎士の一人、ドラゴン・ニンジャその人であった。ドラゴン・ニンジャとしての記憶と自我は遥か昔に失われ不完全な状態となり、記憶喪失と新たな若い自我の生成を繰り返しながら、現在まで生き続けてきたのである。ヘルオンアース成就の野望を果たさんとするザイバツ・シャドーギルドなど、邪な理由からドラゴン・ニンジャの力と知識を求める者は多いため、その正体を秘匿されてきたのだ。だがドラゴン・ゲンドーソーとの悲劇的な死別や、ドラゴン・ニンジャの力を求めるザイバツの攻撃を原因として、ドラゴン・ユカノは自らの正体に気づき、その運命を受け入れ、抗うこととしたのである。この状態のユカノは、ゲンドーソーの孫娘として生きた日々の記憶と、断片的なドラゴン・ニンジャとしての力の一部を、どちらも有している。ただし、ユカノは自らの宿命と役割に目覚めたばかりであり、伝説のドラゴン・ニンジャとして十全の力を発揮できてはいない。それどころか、ゲンドーソーとドージョーを失ったショックと道の迷いから未だ完全には立ち直れてはおらず、神話級リアルニンジャとしての自信を喪失し、人里離れた山奥で静かに山菜を採る毎日を送っている。PCたちとの出会いと説得を通して、彼女はドラゴン・ニンジャとしての誇りを取り戻し、再び立ち上がる日が来るかもしれない。あるいは、ザイバツの魔の手が彼女を襲うのが先かもしれない……ユカノはまだ、キョート城の起動儀式に関する自らの秘密を思い出してはいないのだ。

「私はリアルニンジャとして失格です。0点です」「……決めました。彼らを助けましょう。苦しめられている人を見過ごすわけにはいきません」「そのくらい知っています。私を誰だと思っているのですか? ドラゴン・ニンジャですよ、まったく」「すみません、ついドラゴン・ニンジャとして本気を出しすぎてしまったみたいですね」

◆ドラゴン・ユカノ : 失意のドラゴン・ニンジャ  (種別:ニンジャ/リアルニンジャ)
カラテ    10  体力   20
ニューロン  10  精神力  20
ワザマエ   13  脚力   7/N
ジツ     6  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  10/13/10/3
回避/精密/側転/発動  13/13/13/16
緊急回避ダイス:8(アーチ級装束生成による)

◇装備や特記事項
 **ニンジャピルの小袋**、ナガユミ
 『●連続攻撃2』、『●連射3』、『●マルチターゲット』、『●時間差』、『●弱点:浮世離れ』
 『◉◉グレーター級ソウルの力』、『◉◉アーチ級ソウルの力』、『★◉アーチ級装束生成』、
 『◉トライアングル・リープキック』、『◉ランスキック』、『◉チャドー呼吸』、『◉ニンジャピル作成』、
 『◉ヒサツ・ワザ(ポン・パンチ)』、『◉ヒサツ・ワザ(サマーソルト・キック)』

『●弱点:浮世離れ』
 ドラゴン・ゲンドーソーとドラゴン・ユカノは、長らく人里離れた山奥でドージョーを営んできた。
 このため、UNIXやIRCなどの最新テックを用いたあらゆる判定時に、ダイス個数が半分となる。

◉チャドー呼吸:その場で神秘的なアグラを組み、チャドー呼吸を開始する。移動したターンには使用不可。『その他の行動』として『ジツ発動判定』を行い、出目6だったダイスの個数だけ自らの【体力】を回復する。これによる回復の上限は【体力】の最大値の半分(端数切り上げ)までである。この判定時に出目6が1個もなかった場合、チャドーが乱れたとみなされ、そのシナリオ中に『◉チャドー呼吸』による回復はもう行えなくなる。

**ニンジャピルの小袋**:ニンジャピルはリアルニンジャが調合する謎めいた丸薬で、解毒効果や滋養強壮効果がある。ユカノは複数個のニンジャピルを小袋に入れて持ち歩いている。手番中に『その他の行動』として使用すると、自分の【体力】を1回復させる。隣接する仲間に咀嚼させ【体力】を1回復させることも可能。持続性の毒を受けている場合、マスターは任意でその毒を消し去ってもよい。使用後にD6を振り、出目が1だった場合、ストックが尽きたことになる。ストックが切れた場合、次のシナリオまでもうニンジャピルを使用できない。
 
『◉ニンジャピル作成』:余暇スロットを1使用することで、ユカノは「ニンジャピルの小袋」を自動的に再使用可能な状態にする。


フォレスト・サワタリ(サヴァイヴァー・ドージョーの大将)

ヨロシサン製薬のバイオ研究員に、「グエン・ニンジャ」のニンジャソウルが憑依。極めて不安定な精神状態にあり、自身を元ベトコンと錯覚している。研究所を脱走し、バイオニンジャによるサヴァイヴァー・ドージョーを創設した。編笠を被り、迷彩服ニンジャ装束を纏っている。

「MOVEMOVEMOVEMOVE!」「俺たちはこのナムの地獄で生き延びねばならん!」「ナパームだ! 逃げろ!」「モッチャム!」

◆フォレスト・サワタリ (種別:ニンジャ)
カラテ    10  体力   17
ニューロン  7  精神力  13
ワザマエ   11  脚力   6/N
ジツ     5  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  10/11/7/7
回避/精密/側転/発動  11/11/11/12

◇装備や特記事項	
 マチェーテ二刀流、タケヤリ、サバイバルナイフ、ショートボウなど多数(カタナx2とスリケンとみなす)
 『●連続攻撃2』、『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、『●弱点:ナム妄想』、
 『◉頑強なる肉体』、『◉不屈の精神』、『★◉即死耐性』、『★◉トラップ設置戦術』

『●弱点:ナム妄想』:
 フォレスト・サワタリは彼自身の精神とグエンニンジャソウルがもたらす狂気にさいなまれている。
 アトモスフィアがハード化した場合、サワタリの回避ダイスは−1個され、
 以降戦闘終了まで1ターンごとに−1個ずつ増えてゆく。
 また上記とは別に、味方のバイオニンジャが一撃で2以上の『火炎ダメージ』を受けて【体力】を失った場合、
 サワタリのナム妄想はナパーム幻覚によって悪化し、サワタリ自身も直ちに【精神力】を1失う。

『★◉トラップ設置戦術』:
 サワタリは『連続側転』によって移動した手番中に、
 「その他の行動」としてトラップ設置を行ってもよい。
 トラップを設置できるのはこの手番中に彼が通過したマスで、
 かつ他のキャラや罠が存在していないマスに限る。
 サワタリは【ワザマエ】判定を『難易度:HARD』で行い、成功した個数までのトラップを設置できる。
 トラップの種類は以下の2種類が存在し、設置時は色分けなどで区別する。
 設置時はこの2種類を自由に混ぜてよいが、同じマスに2種類のトラップを置くことはできない。

 「致命トラップ」:『ダメージ1』、『回避:NORMAL』
 「捕獲トラップ」:『回避ダイスダメージ2』、『回避:NORMAL』
        『ボス級の敵』でない者が捕獲トラップを踏んだ場合、そこで直ちに移動を停止する。

 マップ上に同時に存在できるサワタリのトラップは、最大で合計6個までである。
 トラップは味方には作用せず、手番中にこれらのマス上を移動した敵は、その都度回避を強いられる。
 一度発動したトラップはマップ上から取り除かれる(回避された場合は残り続ける)。


フロッグマン(サヴァイヴァー・ドージョー)

サヴァイヴァー・ドージョーのバイオニンジャにして参謀格。 臍の緒状の器官で生体接続された巨大なバイオカエルにまたがり、カエルの舌で敵を巻き取って呑み込んだり、マキモノで物理攻撃する。バイオニンジャ実験体の中では特に高い知性を持つ。

「そろそろ潮時だ。撤退するぜ」「情けねえ大将もあったもんだぜ!」

◆フロッグマン(バイオカエル騎乗) (種別:ニンジャ/バイオニンジャ/大型1x1)
カラテ    6  体力   14
ニューロン  8  精神力  7
ワザマエ   5  脚力   5/-
ジツ     3  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  10/11/7/7
回避/精密/側転/発動  11/11/11/12

◇装備や特記事項	
 マキモノ(ムチとみなす)、バイオカエル
 『●マルチターゲット』、『●時間差』、『●連続側転不能』、
 『◉ニューロンブースト/チルアウト』、
 『◉バイオカエルの舌攻撃』、『◉バイオカエルの捕食攻撃』
 
バイオカエル:
 フロッグマンは巨大なバイオカエルに騎乗した状態で戦う。
 バイオカエルは彼の体の一部と言ってよく、騎乗などのルールは使用しない。
 代わりにフロッグマンに以下の能力値ボーナスとルールをもたらす
  【カラテ】+2、【体力】+10、【脚力】+2、『舌攻撃』、『捕食』

『◉バイオカエルの舌攻撃』:
 フロッグマン自身の攻撃とは別に、バイオカエルの長い舌を伸ばして敵を絡め取ることができる。
 この舌は溶解粘液を分泌するだけでなく、無力化した相手をそのまま口に運んで捕食することもできる。
 フロッグマン自身の攻撃と『舌攻撃』どちらを先に行うかは、そのプレイヤーが自由に決めてよく、
 それぞれ全く別の相手を攻撃してもかまわない。
 『舌攻撃』は、以下の能力値を持つ特殊な近接攻撃である:
  『近接武器』、『リーチ+2』、『回避:HARD』、『ダメージ1』、『拘束攻撃(脱出:U-HARD)』
  注意:マキモノによる『拘束攻撃』とは同時使用できない。

『◉バイオカエルの捕食攻撃』:
 舌攻撃によって『拘束』されている敵は、
 フロッグマンの手番開始フェイズに回避不能のD6ダメージを自動で受ける。

バイオカエルの休眠:フロッグマンの【体力】が4以下になると、バイオカエルは直ちに休眠状態に陥る。以降シナリオ終了まで、フロッグマンは以下の能力値で戦わねばならない(精神力などはその時の値を使う。この値まで回復するという意味ではない)。なお、バイオカエルが健在状態でフロッグマンが『サツバツ!』出目6などの即死効果を受けた場合、即死効果は発生せず、代わりにバイオカエルが直ちに休眠状態となる。

◆フロッグマン(バイオカエルなし) (種別:ニンジャ/バイオニンジャ)
カラテ    4  体力   4
ニューロン  8  精神力  7
ワザマエ   5  脚力   3/N
ジツ     3  万札   20

攻撃/射撃/機先/電脳  10/11/7/7
回避/精密/側転/発動  11/11/11/12

◇装備や特記事項
 マキモノ(ムチとみなす)、バイオカエル
 『●マルチターゲット』、『●時間差』、『バイオカエル巨大化』 

バイオカエル巨大化:
 フロッグマンが「バイオカエルなし」の状態でゲームを開始した場合、
 彼は手番中の「その他の行動」としてバイオカエルを巨大化させ、その上に騎乗することができる。
 この場合、フロッグマンは直ちに【体力】が+10され、上の能力値で戦える。
 この増加分の【体力】が全て失われると、バイオカエルは通常どおり休眠に入る。


ノトーリアス(サヴァイヴァー・ドージョー)

四本の腕を生やしたバイオニンジャ。倍の腕を活かし、一度に二本のイアイ・カタナでイアイ攻撃を行う「バイオ・イアイド」を編み出した。好戦的で物事を深く考えることがとにかく苦手。身長2メートルを超える筋骨隆隆たる体格だが、精神的に未発達で、無邪気な側面がある。

「俺のバイオ・イアイドは無敵だぜ!」「ハハハ! すまねえな、大将! ついカッとなってやっちまったぜ!」

◆ノトーリアス (種別:ニンジャ/バイオニンジャ)
カラテ    8  体力   16
ニューロン  3  精神力  3
ワザマエ   8  脚力   4/H
ジツ     0  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  8/8/3/3
回避/精密/側転/発動  8/8/8/3

◇装備や特記事項
 バイオイアイド二刀流
 『●連続攻撃3』、『●連射2』、「◉狂戦士化4』、『◉回転斬撃強化』

『バイオイアイド二刀流』:
 ノトーリアスは以下の能力値で『近接攻撃』を行う:
  『連続攻撃4』、『ダメージ1』、出目6で『痛打+1』
 この他、カタナと二刀流の基本の戦闘スタイルを全て使用できる。

『◉狂戦士化4』:
 戦闘衝動や怒りを励起する脳内麻薬分泌やニューロン刺激トリガーにより、
 血が流された時の凶暴性が過剰増幅され、さらなる流血を求めてしまう。
 このため、ノトーリアスが戦闘中に『近接攻撃』によって1ダメージでも受けるか与えることに成功した場合、
 その戦闘が終わるまでノトーリアスの『攻撃ダイス』が4個増え、『回避ダイス』は4個減る。


ハイドラ(サヴァイヴァー・ドージョー)

フードつきの迷彩ニンジャ装束を着たバイオニンジャ。爬虫類のミイラを思わせる人間離れした体型で、手足はひょろ長い。赤く発光する三つの眼を持つ。異常な再生回復力を持ち、四肢を失っても数十秒で生え変わる。短絡的で喧嘩っ早く、自分より後に加入したメンバーには先輩面をする。

「テメエの相手はオレだ!」「新入りはすっこんでろ!」

◆ハイドラ (種別:ニンジャ/バイオニンジャ)
カラテ    9  体力   11
ニューロン  4  精神力  4
ワザマエ   6  脚力   5/N
ジツ     6  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  9/6/4/4
回避/精密/側転/発動  9/6/9/10

◇装備や特記事項
 『●連続攻撃2』、『◉頑強なる肉体』、『◉ハイドラの異常再生』、『◉即死無効』

『◉ハイドラの異常再生』:
 戦闘中、各ターンの手番開始時に、ハイドラは自動的に【体力】を1回復する。
 またここで【精神力】を1消費した場合、【体力】を1ではなく
 【ニューロン】+【ジツ】値の判定成功数だけ回復できる(難易度:NORMAL)。
 この判定時に6の出目が2個以上あった場合、部位破壊による能力値ダメージも即座に全再生する。
 上限を超えて回復することはない。
 火炎ダメージを受けてしまった場合、受けたダメージ部だけ、そのシナリオ中の【体力】上限も減ってしまう。
 なおバイオインゴット欠乏症が発症した場合、『異常再生能力』はシナリオ終了まで使用不可能となる。


ディスターブド(サヴァイヴァー・ドージョー)

ヨロシサン製薬に作られたバイオニンジャ実験体の一人。液体金属バイオボディを持ち、水銀のように自由に液状化できる。狭いダクトの中を進んだり、地面や壁を這い進んで敵の背後に現れ、刃物化した腕などで奇襲攻撃を繰り出す。

「兄者、ナメられっぱなしで、いいのかよ」 「ウーン」 「インゴット、もうない」

◆ディスターブド (種別:ニンジャ/バイオニンジャ)
カラテ    7  体力   7/-1
ニューロン  3  精神力  3
ワザマエ   5  脚力   4/E
ジツ     4  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  7/5/3/3
回避/精密/側転/発動  7/5/7/7

◇装備や特記事項
 液体金属ボディ、戦闘用バイオサイバネLV1
 『●連続攻撃2』、『●即死耐性』、『●ダメージ軽減1(火炎ダメージは軽減不可)』、
 『◉流体金属の切り裂き攻撃』

『流体金属ボディ』:
 ディスターブドは『連続側転』の難易度が−1されている(液状化して這い進んでいるものとみなす)。
 また『連続側転』後の行動にペナルティを受けない。
 加えて、マスターが許可するならば、鍵のかかった扉やパイプなどの細い穴も通過できる。

『◉流体金属の切り裂き攻撃』:
 ディスターブドは身体を液状化して床や壁などを高速で這い、敵を切り裂きながら進む。
 ディスターブドが『連続側転』に成功した場合、この移動中に通過した敵最大2体に対して、
 移動フェイズ終了時に、自動的に1ダメージを与える(『回避:HARD』、カウンターカラテ不可)。
 同じ敵の上を2回以上通過してもダメージは増えない。
 直後の攻撃フェイズで『近接攻撃』を行う場合、全ての敵を『崩れ状態』とみなせる。


カマイタチ&K2、K3(サヴァイヴァー・ドージョー)

肘骨に飛び出し式のバイオブレードを隠した、少年兵型バイオニンジャ。対モータル軽装歩兵用に開発された。身軽に跳びまわり、ヒットアンドアウェイで敵を撹乱する。猫めいた縦長の瞳孔を持ち、ニンジャ反射神経に秀でる。ヨロシ・バイオサイバネティカ社の研究施設には、三体ワンセットで開発された少年兵型バイオニンジャである弟の「K2」と「K3」が培養器に入った状態で眠っていることが明らかになったため、少し遅れて救出された。体つきや能力は全く同じだが、カマイタチ(K1)が長兄として頼られている。

「見てなセンパイ! オレのカマ・ブレードで、あいつら全員ブッ殺してやるぜ!」「オレが先にやるぜ!」「いや、オレだ!」「お前ら黙ってろ!」

◆カマイタチ、K2、K3(それぞれが以下の能力を持つ) (種別:ニンジャ/バイオニンジャ)
カラテ    4  体力   4
ニューロン  4  精神力  4
ワザマエ   9  脚力   4/E
ジツ     0  万札   10

攻撃/射撃/機先/電脳  4/9/4/4
回避/精密/側転/発動  9/9/9/4

◇装備や特記事項
 カマ・ブレードx2
 『●連射2』、『◉トライアングル・リープ』、『◉常人の3倍の脚力』、『◉突撃』

『カマ・ブレードx2』:
 戦闘用バイオサイバネLV1とみなす(ダメージ2)。
 カマイタチに『カマイタチの連続攻撃』と『カマイタチの回転斬撃』の戦闘スタイルをもたらす。

『●戦闘スタイル:カマイタチの連続攻撃』:
 【ワザマエ】で『近接攻撃判定』を行う。『連続攻撃3』となる。
 1発のダメージは2ではなく1となり、『サツバツ!』も『痛打』も発生しない。

『◉戦闘スタイル:カマイタチの回転斬撃』:
 連続攻撃上限1。『痛打』『サツバツ!』発生なし。
 【ワザマエ:HARD】で『発動判定』。隣接している敵全員に1ダメージを与える。
 【6,6】で成功した場合、1ダメージではなく2ダメージを与える。


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