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S5第7話【トレイス・オブ・ダークニンジャ】#4

🔰ニンジャスレイヤーとは?  ◇これまでのニンジャスレイヤー
S5第1話【ステップス・オン・ザ・グリッチ】

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「てなわけで……この先のブースが、いよいよ至宝展示場ですぜ」オッドジョブがフジオに囁いた。「上階じゃ後ろ暗いオークションが開かれますが、どうやら目当ての品はこっちです。カーク=サンは用済みですな」カークは二人と別れ、早々にVIPフロアへ移動している。離れたくもなろう。

「ラオモト・チバに注意してください。間違いなくこの場に招待されてます。出くわしたら厄介だ」「血を見る事になるだろうな」フジオは無感情に答えた。オッドジョブは素早く頷いた。「そうです。ソウカイヤは一大勢力。奴はあるじをひどく恨んでますでしょう。何もいい事ありやせんぜ」

「そうだろうな」「むむ」オッドジョブは周囲に視線を投げながら、「差し出がましい言葉をお許しください」「何だ?」「あるじは……強者の余裕ゆえか、ときに無頓着でらっしゃると思える事がございましてね。トラブルがあっても当然カラテひとつで打開できましょうが、事態の複雑化は……」

「そう見えるか?」歩きながらフジオは無感情に尋ねた。オッドジョブは己の頬を張った。「いや! あくまで可能性の次元の話で! なにしろ、今回も強行突入なさらず、正規の入場手段を取ってらっしゃいます……」「そういう事だ」「絶対に! 絶対に全くでございます! ご勘弁を!」激しく頭を下げるオッドジョブを尻目に、フジオは先に進んだ。

『カタナ・オブ・リバプール……その歴史は英雄的闘争そのもの。苦難に満ちた啓蒙の歩みです。人類をより高次元の存在へ導く献身のしるしとして、様々なトロフィーが、すすんでもたらされる事となったのです』至宝展示場に足を踏み入れると、誇らかなアナウンス音声が降ってくる。『ご覧ください!』

 ゴウランガ。英国庭園めいて配された無数のボンサイとともに等間隔に配置されたクリスタルガラス群が、ミラーボールの輝きを受け、輝いている。ガラスの中には古今東西のレリックが収まる。それらの中には実際、フジオの考古学的興味を惹くものもあった。だが彼は足を早める。

『エクスカリバーに由来する社名の通り、KOLはカタナ、すなわち刀剣とゆかり深い企業です。こちらでは比類なき価値を示す宝刀の数々を特別に展示しております』エリザベートCEOのホロ映像が指し示す先では、円卓騎士めいた彫像が並び、それぞれ一振りずつ、レリック刀剣を携えていた。……ここだ。

 刀剣ブースでは正装のKOLエージェントが直立し、来場者に目を配っていた。胸のプレートには「ディカスティス」の名が示されている。メンポをつけていないが、その佇まいはニンジャである。他にもう一人、巡回のニンジャがいる。騎士が取り囲む岩石に突き立てられた宝刀には「聖剣エクスカリバー※模造品」と記載あり。

 実際に鍛えられた鋼鉄の剣だが、両刃である。フジオは聖剣エクスカリバーの実物が片刃のカタナである事を、幾多の文献を通して知り得ている。視線を動かし、円卓の騎士が携える剣を見てゆく。ソード・オブ・ダークドラゴンズフェイト。ソード・オブ・セレスチャルドラゴン。対となる二刀だ。

 ソード・オブ・セブンレルムズ、ベイン・オブ・フロストジャイアント、ムラサマ・ブレード、ウルフバート、ソード・オブ・インヴィジブル・トゥ・イディオット……そして……「ブラックブレード」。クサナギの名の記載はない。軽んじられているか。それは無雑作に、円卓騎士像ひとつの手にあった。

 ディカスティスの視線がフジオに定まっている。当然、彼がニンジャである事に勘づいている。「あるじ……」オッドジョブが囁く。それも二人連れのニンジャであると。展示会初日は招待客限定であり、VIPはニンジャを連れている可能性も高い。それゆえ、ただニンジャである事を理由に誰何はされない。

 模造品と明示されているエクスカリバー以外の刀剣は、実際、本物である可能性が高かった。アトモスフィアがあるのだ。二対のカタナは、マガトキ・ニンジャがカイデンに際しドラゴン・ニンジャに命名を賜った双剣であり、己の暗黒面に打ち克つべしという教えの体現であった。その迫力は凄まじい。

 後方から、巡回するもう一人のニンジャの接近を感じる。成る程、腕の確かなニンジャに護らせる事で、敢えて大胆な展示を可能たらしめるという事だ。重大レリックが存在するのは上階ばかりとも限らない。すなわち、フジオにとってそれは目の前にあるブラックブレードだ。(どうしやす)オッドジョブが問う。(やりやすか?)

 フジオの……ダークニンジャのニューロンが加速する。相手にするニンジャは二名。後方よりのもう一名の接近を待ち、このディカスティスとともに、ベッピンを用いたイアイ……初手のアンブッシュで決着する。そののち彫像からブラックブレード・オブ・クサナギを剥ぎ取り、この場を去る……。

「ブギーマンに気をつけろ」

 フジオは反射的に頭上を振り仰いだ。然り。上からその声を「感じた」。ニンジャ第六感の警鐘だった。その直後、別の者が発したとおぼしき悲鳴の超自然的周波数がニューロンに届いた。『ダメだ!』と。フジオは頭を押さえ、オッドジョブを見た。オッドジョブはハッとした。『ダメなんだァ!』

「あるじ! どうしたんですか! 目から……」フジオと異なり、オッドジョブにはコトダマ知覚の適性はさほどない。フジオはオッドジョブを制し、目から流れた一筋の血を拭った。それで終わらなかった。脳裏に他者の知覚の断片が乱れ飛んだ。「HAHAHAHA!」KRACK! KRACK! KRACK! 展示ガラスが次々破砕!

 中の品が宙に浮かぶ! 尋常の光景ではない!「ヌウッ!」フジオは頭を押さえ、踏みとどまる。そしてブラックブレード・オブ・クサナギを見た。彫像の手が砕け、宝刀が浮かび上がった。他の刀剣も同様だ!「これは!」ディカスティスが驚愕し、手近のものを掴もうとする。レリック群は跳ね上がった!

「おのれ! 何奴が!」ディカスティスが、そして巡回ニンジャのプレトールが通信を試みる。「緊急事態!」「イヤーッ!」フジオは跳ね上がるブラックブレードに左手をかざし、カラテグラップルを試みた。ネンリキが漆黒のツルギをひとたび捉えるも……振り払われる!「グワーッ!?」

『緊急事態! 緊急事態ドスエ!』警報マイコ音声が館内に鳴り響き、VIP市民が悲鳴を上げて右往左往を始めた。「アイエエエエ!?」「アイエエエエ!」『皆様は学芸員・警備員の誘導に従い、速やかに退避重点!』「ディカスティス=サン!」プレトールに促され、ディカスティスも走り出す!

「かなりまずいですぜ!」オッドジョブが慌てた。「一体何が起こってるんで?」(DOOOOM……)何らかの轟音! 二人は再び頭上を見上げた。ニンジャ聴力が捉えた音から察するに、広範囲のガラス破砕音。この展示場上階のドームが砕けたとしか考えられない。更にその直後、天井を切り裂く光!

「アバババーッ!」走ってゆくプレトールが上からのビームに薙ぎ払われ、斜めに断裂して死亡爆発四散!「サヨナラ!」ビームは会場を無軌道に旋回し、不運な市民何人かを殺す! KRAAACK! 崩落する天井材!「あるじ!?」「状況を把握しておけ」フジオはオッドジョブに言い残し、すぐさま動いた!


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「事態は相当込み入ってます」オッドジョブは黄色い装甲の兵士の死体を蹴って転がし、通信を継続する。「まず起こったのは……あるじが直接お確かめになった、その、何とやら。ブギーマンですか。その後、ニンジャカルトのサンズ・オブ・ケオスが上空から侵入しやした」左右の耳それぞれに、手持ちの通信機を当てている。

 一方の通信機は博覧会警備の者から奪ったものだ。これと目視とで集めた状況を、逐一フジオに報告してゆく。「サンズ・オブ・ケオスってのは……最近聞きますな。混沌の御子とやらを信奉する連中で。市街のツェッペリンを奪取し、突っ込んだと。その後、今度はロクハラの戦力が突入して来てまして」

 オッドジョブは瓦礫の陰から身を乗り出し、市民を逃がすKOLエージェントの姿を見る。獅子めいたメンポのただならぬニンジャで、見つかるわけにはいかないことは明白だ。「ロクハラってのはオムラの子会社ですな。KOLと敵対して、有形無形の嫌がらせを相互に。今回は有形のやつッてワケで」

 オッドジョブは首から下げたキーボードを通信機に直結し、タイピングでKOLのデータベースから情報を引きずり出す。爆発四散したプレトールのID情報を使ってのアクセスだ。「KOLの情報網は相当混乱してます。今ならツツヌケ。この会場におけるほぼ全てのIRC通信記録が見えます。いただきますぜ」

 KOLニンジャが市民避難の指示を終え、去ったのを確認してから、オッドジョブは移動を再開。歴史的な展示物や宝物の残りは手付かずだ。カタナ社のプロパティを敢えて盗もうとするVIP市民はいないか。彼は旧世紀のグローブ型ウェアラブルUNIXを目ざとく見つけ出し、掴み取った。「ジャックポット」

 グローブを左腕に装着し、腰に巻いた電源ユニットからケーブルを引き出して繋ぐと、グローブはたちまち息を吹き返した。キュイイイ、という心地よい微細モーター音を味わいながら、左手の指を順に動かす。オッドジョブは目を細める。「ンンージャックポット……」「居たか」「居ます!」振り返る。

 粉塵の中から現れたフジオに、オッドジョブは喚いた。「これはですね! 歴史的レリックが崩落や無差別攻撃で破壊され、永遠にこの世界から消え去る……そんな悲劇を見過ごせやしょうか!」「イヤーッ!」「アバーッ!」フジオのイアイがオッドジョブの肩越し、向かってきたロクハラの兵を殺した。

「警備サブスクリプション非契約者発見!」「ウケテミロ!」「ウケテミロヨロシク!」ロクハラの部隊が二人にレーザーサイトの光莉を照射し、降伏を促す。「今すぐロクハラしますか?」フジオは答えない。オッドジョブは息を呑む。フジオの重心が低くなり、カタナの柄に手が伸びた……!


◆◆◆


 ネオサイタマの地下深くには温泉脈が通っており、根気強くボーリングを試みれば、いずれ黒い湯が噴き出す。ゴハンバ・ディストリクトには、実際そうした努力で掘り出した湯を売りにするセントーの店が幾つかあった。その一つ、「かしみ湯」のタタミ敷きラウンジで、オッドジョブは神妙であった。

 ラウンジに他の客はいない。貸し切りである。長机にラップトップUNIXを置き、先日の取得品であるUNIXグローブを用いて激しく作業するオッドジョブは、店が貸与する縞模様のユカタ姿である。「……」フスマが開き、同様のユカタ姿のフジオがエントリーした。オッドジョブは平身低頭した。

「お疲れ様でごぜえやす! キルゾーンの運命的ご降臨のあの日以来、御蓄積なされた御疲労の御回復、成りましたでやしょうか!?」ドゲザめいてオッドジョブの言葉が堰を切った。「今日は邪魔者も居りやせんで! 俺ときたら何しろネオサイタマで10年。店を貸し切る甲斐性はごぜえやす!」「そうか」

 フジオは向かいに座った。オッドジョブは手を叩いた。別方角のフスマが開き、マイコが現れた。「ドーゾドスエ」スシを満載した木の舟を抱えたイタマエが続いて入室し、恭しく長机に置いた。「よし。去れ」オッドジョブはUNIXグローブでチップを入金し、彼らを退出させた。「……つまらねえものですが」

 フジオはスシを取って食べ、チャを飲んだ。そしてスシ舟を横にのけた。彼は机の上に二つの品を置いた。ヒミコの青銅製ジツ反射ミラーと、ワン・インチ・モアイ像。どちらも博覧会の展示品であり、あの夜に散逸したものたちである。「……」オッドジョブは表情を曇らせた。「難しいですわな」

『先日のKOL戦勝博覧会は大きな出来事に見舞われました』ラウンジのTVモニタがNSTV報道を映している。『ツェッペリンが博覧会場に墜落し、大きな被害が出ました。そればかりか、被害救済を名目に、ロクハラ社が会場に突入。乱暴狼藉を働いたのです。許しがたいマッチポンプ犯罪と言えます』

「今やKOLはNSTVの大口スポンサーなんでね」オッドジョブは言った。「ブギーマンやサンズ・オブ・ケオスの話は伏せてますなあ。カルトにやられたんじゃ格好もつかねえし。理解が及ばねえものはほっといて、とりあえず敵会社のせいにするのがいいッて判断でしょうな」

「ロクハラとブギーマンの関連は無いと考えてよいか?」「まずはナシでよいかと」オッドジョブは頷いた。「サンズ・オブ・ケオスのテロ行為を観測し、即座に後乗りした形でしょう。手ぐすね引いてた格好で……」「そのサンズ・オブ・ケオスはどうだ」「奴らは実際、ブギーマンのもとに集まって来てますな」

 UNIXデッキを文字が流れる。「ただ、奴らがブギーマンの手下なのかつうと、どうも妙でして」オッドジョブは言葉を濁した。「それから、アルカナム社とKOLの間でやり取りされた情報の一部もぶっこ抜けたんですがね。そう。アルカナム社がブギーマンを追ってます。エージェントが現地入りしてます」

ブギーマンに気をつけろ……か」フジオは呟いた。NSTVが、流星群の光景を映した。『これは事件直後に観測された事象です。今回のテロ行為との関連は以前調査中で……』「流星の虱潰しでは、クサナギにブチ当たるまで、どれだけかかるかわかりませんでしょう」オッドジョブは卓上の品を見た。

「ゆえに、だ」フジオはオッドジョブをじっと見た。あの夜、フジオは博覧会場屋上へ到達し、流星がネオサイタマに飛び去る瞬間を目撃していた。即ち、ブギーマンが爆発四散する瞬間を……ニンジャスレイヤーの手によって。「ニンジャスレイヤーですよね」オッドジョブは頷いた。「首尾ですよね」


◆◆◆


「ピザピザピザ! ピザガスキ! ピザスキ・ピザガスキ!」「アカチャン! オッキクネ!」「ヒートリー、コマキータネー……」広告音声が奥ゆかしく雑居ビル群に反響している。切れ切れの雲の隙間から光の柱が斜めに差し、配管パイプからの漏水がアスファルトに水溜りを生じている。

 確かな足取りが水を撥ね、水面に映っていた像を散らした。エメツめいた黒のコートを纏ったフジオの姿を。彼はピザチェーン店「ピザスキ」の軒先を一瞥し、その後、通りを挟んだ向かい、キタノスクエアビルの路面店を見た。看板には「ピザタキ」とある。「ここか」フジオはまっすぐに向かった。

 カラン! ドアのベルが音を鳴らした。「アア?」カウンター向こう、エッチ・ポルノ・ピンナップ雑誌を読んでいた薄汚い店主が、フジオを睨みつけた。「何の用だ?」

「用?」フジオは訝しんだ。「ここは飲食店だな?」「"飲食店" ときたかよ!」店主は小馬鹿にしたように肩をすくめ、エッチ・ポルノ・ピンナップ雑誌を投げ捨てた。「誰だお前。あのな。初見でウチみたいな店に飯を食いに来るような奴は、単なるサイコパスか、暗黒メガコーポの地上げ野郎なんだよ」

「どちらでもない」「なら注文して証明しろ。客ッて事をよ。ここが何の店だと思ってんだ、ア?」「フーッ……」フジオは溜息をついた。「では、ピザを。種類は……」「セルフだ」店主はさも面倒そうに冷凍ボックスを漁り、シュリンクされた冷凍ピザをカウンターに置いた。「そこのレンジに入れろ」

「これをか」「勝手に温めて食えや。ッたくオレがワンオペの時に来やがって。忙しいッてわかんねえか? ナメてんのか?」フジオは電子レンジにピザを入れた。そして尋ねた。「ニンジャスレイヤーはここに居るか」「ア? 何? ニンジャ……何だって?」「ニンジャスレイヤーだ」

「あ……ああニンジャスレイヤーね。たまに街の噂になるよな。まあウチは情報屋だからな。探せッて? なら費用は……」「前置きじみた話は不要だ」フジオは言った。「IRC上でニンジャスレイヤーのエージェント活動を行っているのは、店主のタキ=サン、貴様だ。かの者とコンタクトが取れる筈」

 ブオー。電子レンジの駆動音が店内に響くなか、フジオは瞬きせず、"タキ=サン" を凝視した。やがてタキは苦笑した。「かの者って。かしこまりやがって、何だよ、ハハハ……。わかった、わかった。チョット待っててくれや」頭を掻く仕草から首の後ろに手をやり、そして、チャカ・ガンを向けた。

「ニンジャスレイヤーのIRC窓口は匿名だ。確かにオレがやってるが、店と紐づけちゃいねえ。ノコノコ来やがって、どこで秘密を知ったか、答え如何でコイツをブッパ、ア?」タキは呻いた。取り出したはずのチャカ・ガンは、既にタキの手にはなかった。手を離れ、宙に留まっている。「ア……?」

 フジオはかざした手を捻りながら握りしめた。チャカ・ガンは耳障りな軋み音を発し、拳大の金属塊に成り果てた。「ア! オレのチャカが!……アイエエエエ! 痛てェ!?」タキは右腕を高く上げた状態で身悶えし、左手で必死に押さえた。「アイエエエエ! アイエーエエエエ!」

「害意はない。解放してやる。だが、暴れるなよ」フジオはタキを解放した。タキは痙攣し、カウンターに突っ伏した。金属塊が転がり、床に落ちた。「ち、チクショウ! ネンリキか? 何のニンジャマジックだテメェ……!」「カラテだ」フジオは答えた。チーン。電子レンジが音を立てた。

 フジオは電子レンジからピザを取り出し、掴み取って咀嚼した。「もう一度言うが、危害を加えに来たわけではない」「く……加えたじゃねえかカラテ関節技を! そんなふうにピザ食って友好を示しても遅きに失してンだ。絶対に賠償金を請求すンぞ!」「貴様は普段から誰彼構わず銃を向けているのか?」

「うるせえな。とにかくニンジャスレイヤー=サンの事は……」「おれならここだ」扉が開いた。そして声の主が現れた。黒髪の若い男とフジオの視線が衝突し、ピザタキの空気は陽炎めいて歪んだ。「おれに何か用か。ザイバツ・シャドーギルド」「……俺がわかるか」フジオは呟いた。

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