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ニンジャスレイヤーTRPGシナリオ:ドラゴン・ドージョー襲撃

シナリオ難易度:これは「ニンジャスレイヤーTPRG」のためのシナリオです。ゲームクリアの難易度は、これまでに数本のシナリオをクリアしてきたニンジャ(もしくは作成されたばかりのニンジャ)PC2〜4人程度を想定していますが、オプションやプラグインを追加することで難易度は簡単に調整できます。

プレイにはルールブックが必要です。進行役となるNM(ニンジャマスター)は、公式のシナリオ何本かについてある程度のマスタリング経験があったほうがよく、一部のプラグイン・ルールについても理解していると、なおスムーズに楽しめます。

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「ムハハハハ! 素晴らしい!」ラオモトは交差する二本のカタナが描かれた軍配を掲げ、高笑いしながら自らの顔を扇いだ。しかしすぐに目元から笑みは消え、鋭いカタナのような目つきに戻る。「だが油断はならん。ドラゴン・ドージョー、罪罰影業組合、ヤクザ天狗……ワシの邪魔をする目障りな敵は多い」

 - ラオモト・カン 【レイジ・アゲンスト・トーフ】より


このシナリオの使い方

シナリオのタイプ:原作小説の【サプライズド・ドージョー】を下敷きとしたシナリオです。真正面からぶつかり合う単純明快な戦闘シナリオも、スニーキングアクションや探索、および脱出などをメインテーマとしたスリリングなシナリオも、どちらでも楽しめます。NMはプレイヤーの熟練度やPCの成長具合に合わせて、マップの広さや複雑性を適宜調整するのがよいでしょう。

組み込み方:このシナリオはキャンペイグンのどの段階にも組み込むことができ、単発シナリオとしても使用できます。ストーリー案やプラグイン環境での調整ポイントは最後にまとめられています。ソウカイヤ系キャンペイグンに組み込む場合は、物語の中盤のクライマックスに向いています。PCたちがそれほど強くない状態でこのシナリオに挑戦させる場合、テッポダマ扱いで投入されたように解釈すれば問題ありません(この場合の本命はむろん、ヘルカイトなどのシックスゲイツです)。

なお、原作小説ではアースクエイクとヒュージシュリケンがこの任務に向かいました。NMは、彼らではなくPCに白羽の矢が立った理由を、簡単でいいので考えておくといいでしょう(「2人は別の任務にあたっている」や「既にニンジャスレイヤーに殺された」程度でも十分な理由付けです)。

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ソニックブーム「クズども、起きてるか? いい靴履いて、今すぐラオモト=サンの所まで来い。トコロザワ・ピラーから見る夜景は最高だぜ。その後にゃ仕事が待ってる。テメエらに晴れ舞台を用意してやった。一発、デカい花火を打ち上げて来いよ。この意味、解ってんだろうな? エエッ?」


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