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【アイアン・アトラス・バトルロイヤル!】#7

◇総合目次 ◇1 ◇2 ◇3 ◇4 ◇5 ◇6 ◇7

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 マグナカルタは腕組みして、光る目にカラテを漲らせた。彼はフーディーギャングを振り返った。

「覚悟はできてンのかよ!」「「「「ウオオーッ!」」」」

「勝ち残る準備はできてンのかよ!」「「「「ウオオーッ!」」」」

 全てのギャング・クランが一斉に応えた!

「チッ……かかれ! テメェら! どっちにしろ、数で勝ってるのは俺らだ!」ユーチャリスは後退りし、広告看板に背中をぶつけた。クローンヤクザギャング達に号令を下す!「押し潰しちまえ! やれ! やれーッ!」

「「「「「ザッケンナコラーッ!」」」」」

 クローンヤクザギャングは雪崩を打って、倉庫屋上から下のコンクリート・グラウンドへ、続々と飛び降り、襲いかかった!

「「「「ウオオオーッ!」」」」

 フーディーギャングは雄叫びをあげ、迎え撃った!


◆◆◆


「イヤーッ!」「グワーッ!」

 ツルワカメ代表取締役補佐ヴァイキが真っ先に敵陣と衝突し、手にした大理石杖で容赦なくヤクザギャングを殴りつけた! 恐らく頭蓋骨陥没! 倒れ込むヤクザギャングにつんのめった後ろのもうひとりの顎を、二番手の代表代行アマヤツが蹴り上げた。華麗に跳び上がった童顔の彼の髪がスポットライトを受けてキラキラと輝く。

「スッゾオラー!」「イヤーッ!」

 危機一髪! アマヤツを叩き落とそうとしたヤクザギャングに横からタックルをかけたのは、カジュアリティーズの切り込み隊長、タンクマンだ。背中の排気凄まじく、重機関車めいた体当たりがヤクザギャングをキリモミ回転で吹き飛ばすと、デスパイア・ダンゴウの数人がまとめて巻き添えに倒れ込んだ!

「フン、余計なことを!」

「テメェもろともブッ飛ばしてやるつもりが、命拾いしたな!」

 対立フーディーギャングの二人は睨み合い、しかし並び立ち、向かってくるクローンヤクザギャングに向き直った。その背後を、

「ヤバイヤバイヤバイ!」

 四二円茶の情報伝達係、ヤキマルが悲鳴を上げて逃げ走る。追いかけてくる二人のヤクザギャングに両腕のラリアットを食らわせダウンさせたマグナカルタは、手近の敵を睨み、瞬間的なジャンプパンチで叩き伏せた。

「イヤーッ!」「グワーッ!」

 そこへ襲いくるさらなるヤクザギャング!

「ザッケンナコラー!」「スッゾオラー!」

 手には釘バットや青竜刀を持ち、カジュアリティーズ達をなぎ倒しながら向かってくる! マグナカルタは身構える! しかしそこへ……見よ! ギャルルルルルル! エクストリームスポーツめいて広場のコンテナの側面を走りきたモーターサイクルが彼ら殺到ヤクザギャングの側面から切り込んだ!

「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」

 亡霊じみた操車術でヤクザギャングを跳ね飛ばすのは、スカルボーンを率いるブラッドレイスだ! ドリフトする車輪が紫の炎を噴き出し、抑え込もうとするヤクザギャングを火だるまにする!

「負けてらンないよ! お前ら!」

 ツルワカメ専務取締役ジュリタが手近の幹部候補生達を鼓舞すると、競うように四二円茶のクルーが大挙してヤクザギャングに突進をかける!

「チィー! ナメやがって……!」

 ユーチャリスは怯んだ。このイクサは落とすわけにはいかない。いわばセキバハラ! 彼はアスタロスに怒鳴った。

「オイッ! お前のジツ、効いてんのかよ!」

「ハッハハハハ……焦る事ァねえじゃねえか」

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