【アイアン・アトラス・バトルロイヤル！】分割版 #4
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「ま……まずい」
コミタはVIPバルコニーから身を乗り出し、恐怖した。四二円茶（フォートゥ・エン・テイ）のパーティーを破壊しにきたスカルボーンの一団にマグナカルタが応戦したと思いきや、今度はアイアンアトラスが乱入した。一分以内で極めて危険な一触即発が生み出されてしまったのだ。
「なんかすごくなーい？」
ホットな女達がコミタとともに騒動を見下ろす。
「お兄さんのお友達、だいぶまずいんじゃなーい？」
「ま、まずいですよォ……！」
アイアンアトラスはゆっくりと身をもたげた。
「ドーモ。アイアンアトラスです」
薄くスモークが満ちるフロアに、アイアンアトラスの危険な眼光が滲んだ。マグナカルタの四二円茶、ブラッドレイスのスカルボーン……。今やアイアンアトラスは二勢力の狭間に割って入った格好だ。
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