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2024年10月に「逆噴射小説大賞2024」を開催します

🌵今年の重要な変更点:ありません!🌵

文字数制限は800文字以内!

今回の本文文字制限も、800文字以内です。しかしこれは「800文字以内で物語を完結すること」という意味ではなく「小説の冒頭部800文字で応募する」という意味です。つまり「この続きを読みたいと思わせる、最もエキサイティングなパルプ小説の冒頭800文字」を表現した作品が大賞を受賞し、その応募者は大賞の栄誉とともに黄金のコロナビールを獲得できます。



“おれがこれから始めようとしているのは、予測変換やAIの力が及ばない世界、つまり血肉が通ったほんもののPULPだ。嘘まみれの砂の上にいっしゅんで築かれた業者RTの城ではなく、乾いたレンガをいっこずつ積み重ねて作った確かなモーテルだ。危険な銃弾飛び交うMEXICOの地でそうしたモーテルに逃げ込み、ぬるいビールを飲み、パルプを開いて味わう一時のやすらぎ。・・・・これは時代の主流におもねらず、つねに真の面白さだけを求める、そんなお前のために書かれた記事だ。”

 - 逆噴射聡一郎 「
パルプ小説の書き方1:一人称でやれ」より



◆逆噴射小説大賞とは◆

この大賞イベントを主催する ダイハードテイルズ/Diehard Tales は、1999年に誕生した、電子的なパルプノベル・マガジンです。

オンライン上での小説作品発表とマネタイズ、そして読者との相互関係と社会に及ぼす影響について常に考え続け、新分野の開拓へも勇敢に挑戦してきました。そのアティチュードの根底には、社会派コラムニストである逆噴射聡一郎先生の挑戦的なスピリットと、CORONAビールのようなエネルギーがあります。

逆噴射小説大賞とは、ダイハードテイルズ出版局が主催し、社会派コラムニストの逆噴射聡一郎先生が審査員に加わる、コンテンポラリーで由緒あるパルプ小説大賞です。これまでの大賞作品や最終選考作品群をぜひ一読してみてください。様々なテイストの作品群が最終選考に残っていることがわかるので、まず下の総評記事からチェックする事をお薦めします。

🌵過去の最終選考作品群と総評
 2023:第6回逆噴射小説大賞:結果発表と総評
 
2023:一次&二次選考コメンタリー
 2022:第5回逆噴射小説大賞:最終選考作品群
 
2021:第4回逆噴射小説大賞:最終選考作品群
 
2020:第3回逆噴射小説大賞:最終選考作品群
 
2019:第2回逆噴射小説大賞:最終選考作品群
 
2018:第1回逆噴射小説大賞:最終選考作品群

🍺過去の大賞受賞作品群
 2023:【
悪魔の風の軌跡
 2022:【罪喰らうけだもの】
 2021大賞:
【薄火点】
   2021奨励賞:【虚面狩り】 / 【玄獣狼、吼える。】
 2020:【そしてあの子はいなくなる】 /【英雄の証明】
 2019:【魔法使いの弟子】
 2018:【サグは二度死ぬ】

大賞を取ればこのようなCORONAも思いのままだ


◆募集要項◆

本人の応募資格:特になし。プロアマ問わず。

参加費:
無料。

テーマ:
投稿時点で未発表のパルプ小説作品であること。

応募可能数:
1人最大2点まで応募可能。

応募受付期間:
2024年10月8日の00:00から10月31日の23:59まで(10月1日から7日は応募要項についての質問受付期間となり、必要に応じてこの「募集要項」が明確化されたりFAQが追加されます)

応募方法:
note上で下記フォーマットの記事を作成し、収集漏れを防ぐため、なるべくTwitter(X)上でシェアツイートを行ってください(必須ではありません)。Twitter(X)上でシェアツイートを行う際は「#逆噴射小説大賞2024」を追加してください。またツイート内にコメントを付与しても構いません。

結果発表など:
選考が進むたびにnoteやTwitter(X)上でアナウンスされます。例年12月〜1月頃に最終結果発表が行われます。この大賞の審査に下読みはなく「局員全員が必ず全作品を読んで審査する」という特殊な形式のため、最終結果の発表時期がずれこむこともあります。


フォーマット:noteの「テキスト」記事で、800文字以内の小説冒頭を書き上げ、noteタグとして「#逆噴射小説大賞2024」を必ず入れて投稿してください。一人称である必要や登場人物が死ぬ必要は特にありません。この際、800文字で完結するのではなく、あくまでも「より長い小説作品の冒頭800文字」の体裁でなければなりません。記事タイトルにはその作品の題名のみを入れ、本文末尾には必ず【続く】かそれに類する文言を入れてください(題名と【続く】部分は800文字に含まれません)。その他のnoteタグ、例えば「#小説」や「#SF」などを入れることは自由です。


禁止事項など:現実世界の差別や誹謗中傷などを助長するものや、他者の権利を侵害するもの、その他常識的に考えてアウトなものは、いずれも選考対象となりません。エンタテイメントの範疇に収まっている必要があります。noteプラットフォーム自体の禁止事項も参照してください。

応募された作品はタグ検索され、専用のマガジンに収集されていきます。





審査基準と結果発表について

「この続きを読みたいと思わせる、最もエキサイティングなパルプ小説の冒頭800文字」が、大賞を受賞します。

現代的な情報の圧縮とインパクトだけでなく、伝統的な小説としてのテンポや読み易さ、そして何よりも「面白さ」が、最も重要な審査基準となります。本文だけでなく、タイトルも審査基準となります(ヘッダー画像の良し悪しは審査基準に含まれません)。

審査については、逆噴射聡一郎先生とダイハードテイルズ局員がこれにあたります。応募された作品、および大賞作品の著作権や版権について、特にダイハードテイルズ社は所有しませんので、あなたはその後いつでもその続きを書き上げて自由に発表したりマネタイズしたりすることができます。




デビューした作家はいるの?

この大賞は出版権を目的としたものではなく、主催者であるダイハードテイルズ側が一切の権利を主張しないため、投稿者は応募作をもとに完成させた小説作品を、様々なコンテストや新人賞などに応募できます。

たとえば逆噴射小説大賞2022で最終選考に残り「非常にエキサイティング」と評された獅子吼れおさんの「Q eND A」は、その後角川のデスゲーム小説コンテスト大賞を見事受賞し、2024年に角川ホラー文庫から出版されています。当時のコメンタリー等は2022年の結果発表にアーカイブされていますので、小説と合わせてぜひ読んでいただきたい内容です。これはダイハードテイルズ一同にとっても、とても嬉しい快挙でした。

これは逆噴射小説大賞の作品レベルの高さ、そして面白さにかける真の男としてのアティチュードがR・E・A・Lに証明された好例と言えるでしょう。今後もこのイベントが「パルプ小説を書く楽しみ、その原初的衝動」を味わうためのお祭りとしてシンプルに楽しめるものでありつつ、また野心的な商業作品を書き上げるためのイマジネーションの着火点としても機能することを願っています。


これはパルプなの?

募集要項にもなっている「パルプ小説作品」とは何か、ということについて、特に定義や説明はしません。現代的な、広義のパルプ小説を求めています。あなたが「これはパルプだ」と思えばパルプなので、あまり気にせずに投稿してみてください。

ダイハードテイルズの刊行物や、逆噴射聡一郎先生の「パルプ小説の書き方」を読めば、おおよそのイメージが掴めると思います。しかしこの枠に縛られず、あなたが考える現代的なパルプ小説作品を応募してください。サブジャンルとしてSF、ファンタジー、クライムサスペンス、ミステリー、時代物、動物、ホラー、冒険、などなど、どんな要素がミクスチャーされていても構いません。毎日のプラクティスのつもりで気軽に応募できます。



CORONA……!

大賞受賞者には、逆噴射聡一郎先生より真の男のためのMEXICO産飲料であるCORONAビール1カートン(24本入り)が郵送進呈されます。逆噴射聡一郎先生の判断により、1名を決定できない場合は、6本入りケースを複数名で分け合う場合があります。

ビールが飲めない!:受賞者が未成年者またはアルコールを希望しない場合ドリトス(輸入品)を選択することもできますので、ご安心ください(種類や個数は、その時々に応じてCORONA相当になるよう変更可能です)。



🌵FAQ🌵💰🌞🍺🌵


Q:小説作品であることがわかりやすいように、記事タイトルを「」や【】などの任意の記号でくくったりしても問題ないですか?

A:問題ありません。

Q:タグは本文文字数にカウントしますか?

A:しません。

Q:空白と改行は文字としてカウントされますか?
A:空白、改行、どちらもカウントしません(レギュレーション違反になってしまう作品ができるだけ少ない安全な方に倒していきます)。

Q:ヘッダー画像は審査対象外とのことですが、むしろ何もつけないほうがいいのですか?
A:そんなことはありません。むしろヘッダー画像が無いと殺伐として寂しいので、何かしらあったほうがいいですね。

Q:記事本文中に、画像、イラスト、写真などを配置してもいいのですか?
A:
かまいません(画像要素は審査時に無視されます)。ただし、それらがあまりにも可読性を損ねていたり、絵本やビジュアルノベルのように画像要素と内容が不可分になっていると判断した場合、減点ないしは審査対象外となる可能性もありますので、無理をして入れないほうが良いです。

Q:例えば桃太郎のような誰でも知っているレベルの寓話をベースに、原型を微かにとどめる程度まで改変した作品というのは、アリですか?
A:特に問題ありません。

Q:要綱に未発表のオリジナル作品とありますが、発表済オリジナル作品のリメイク・続編などは応募対象となり得るでしょうか?
A:なるべくゼロからの新作が望ましいですが、セルフリメイクは可です。また例えば応募者本人が連載中の既存シリーズの最新話的なものは、賞の趣旨とずれるのでご遠慮ください。世界観などが共通している場合、単品作品に見えるよう工夫してください。

Q:たとえば「◆◆◆」や「----------」など、場面転換を表現するような文字は文字数に数えるのでしょうか。また空白とはいつも使うスペースの認識でよろしいですか。
A:作中で文字で何かを表現した場合、それは全て文字数にカウントされます。例外は、レギュレーションに書かれた通り「題名」と「【続く】部分」のみです。また、文字数にカウントされない空白とは、各種改行コードによる空白や、半角全角のスペースなどを全て含みます。

Q:2点までの応募とのことですが、期間内で一度応募した作品を別のものに差し替えるといったことは可能でしょうか。あるいは、期間中に3点以上応募し、評判を見てから最終的に2点以下に絞るというやり方は不可という解釈で良いでしょうか。
A:タグをつけて投稿した時点で応募とみなされます。応募された投稿はどんどん応募作収集マガジンに収録されていきます。つまり、1人2本までしか投稿できません。タグをつけたり消したり、投稿を出したり引っ込めたりして最終的に2本に帳尻を合わせるやり方はNGです。

Q:noteに新規追加されたルビ機能の文字数の扱いはどうなりますか?
A:編集画面に出る自動カウント機能を使って、ルビやそのための記号もカウントしてください。つまり、本文に普通にカッコ書きで読みを記すのとほぼ同じ文字数になります。

Q:参加にあたっての心得を教えてください。
A:
選ばれなくても過度に落ち込まないこと。800字書いて参加できた時点で凄いです。

Q:AIを使ってはいけないのでしょうか? 少しでもAIを使っていると問答無用で失格になったりするのですか?
A:そういうのは特にないです。

募集要項についての質問、応募作の収集漏れ、あるいは問題の報告などについては、Twitterの @dhtls 、またはnoteの「クリエイターへのお問い合せ」までお願いします。また、過去に参加した方がさらなる向上を目指すためのTIPSや心得的な記事については、今年は別記事としてまとめられる予定です(長くなりすぎるため)。

ダイハードテイルズ編集部





これはダイハードテイルズによる自主運営イベントであり、KADOKAWA社、note社、Twitter(X)社、CORONA社などの提供・協賛によるものではありません。また、このイベントのために各賞受賞者から申告を受ける個人情報は、発送のための連絡、および賞品発送のためにのみ利用されます。

逆噴射聡一郎先生のコラムアーカイブや「パルプ小説の書き方」「逆噴射小説ワークショップ」などを読みたい方は「FURU SETTO」をどうぞ。「パルプ小説の書き方」のみの専用マガジンもあります(こちらにはワークショップなどは付属していませんので、FURU SETTOの購入、またはこれらの全記事が読み放題になるDHTメンバーシップの加入がおすすめです)。



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