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ニンジャスレイヤーTRPGロールプレイガイド(2):アイサツや爆発四散

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ニンジャになる準備は整いましたか? この記事シリーズは、ニンジャスレイヤーTRPGの中でも特に「キャラクターのロールプレイ」について焦点を当てた初心者向けプレイガイドです。

「手っ取り早くネオサイタマ市民らしいロールプレイをしたい!」「あの有名なネットミームを自分のニンジャに今すぐ叫ばせたい!」という人に向け、原作小説の様々な特徴的言語セットについて解説していきます。

第2回目の今回は「アイサツ」「イヤーッ!/グワーッ!」「サヨナラ!」についてです。また10種類についての簡易まとめも収録しました。


アイサツ

たとえ憎みあう敵同士であっても、ニンジャ同士の戦いにおいては絶対に欠かしてはならない礼儀作法。古事記にも書いてある。

ニンジャ同士が出会った場合、「ドーモ、〇〇〇=サン、XXXです」とオジギとともに名乗って、アイサツを交わします。アイサツされた側も「ドーモ、XXX=サン、〇〇〇です」などと返します。

ゲーム中に他のニンジャに出会ったら、まずアイサツしてみましょう。相手が自分より目上か目下か、敵か味方かなどに関係なく、この定型がそのまま使用できます。

応用1:慣れてきたら「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン、ファイアイーターです! 俺のカトン・ジツでケシズミに変わるがいい!」「ド、ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン、ファイアイーターです。な、なぜ貴様がここに!?」など、多少のセリフを入れ、自己主張してみましょう。
応用2:アイサツは先手を取った側が精神的に優位に立てることが多いものです。これをゲーム上でも再現したい場合「誰が先にアイサツを行えるのか?」を厳密に決めたくなることもあるでしょう。このような場合、基本的にはストーリーや状況からマスターが柔軟に判断しますが、判断がつかない場合は、ターン開始時にイニチアチブ値の順でアイサツを行うのが最もシンプルです。一方、強制イベント的に敵が乱入してきた場合や、ニンジャスレイヤーが『Wasshoi!判定』で登場した時などはこの例外で、不意を打ってきた側がターン終了時にアイサツの先制権を得るのが良いでしょう。なお、アイサツ自体は特にフェイズ中の行動を消費しませんし、その先制権を得たとしても特にゲーム上の利点はありません。


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