【プラグ・ザ・デモンズ・ハート】#8
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モータータケシはいわば、上半身の前面を欠いた鋼鉄の巨人であり、その欠けた部位にサイバネニンジャのシージバスターが収まる設計となっている。シージバスターは両腕でガッチリとデバイスを握り込み、脊髄に沿って増設されているLAN端子でモータータケシとディープリンクを果たしている。これにより、一個の生命体めいた動作が可能となる。
モータータケシは月破砕以前の日本で製造されたオムラ・インダストリの殲滅機「モーターツヨシ」の設計を部分的に参照し、より柔軟な運用可能性と再現性を重視した機体である。サイバネニンジャの搭乗が前提であるゆえに、モーターワコクを上回る圧倒的火力と決戦力が約束されている！
「オムラ！ ウケテミロ！」
シージバスターが叫ぶと、全画面メンポに「敵」「殲」「滅」の漢字が表示され、湾曲熱線が全方向に放たれた！ ZAAAAAAAAP！ ニンジャ達は咄嗟に転がってあやうく回避！ 貪欲なる赤い熱線がのたうち、地面に深々と焼け痕が刻まれる！ アブナイ！
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