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S3第4話【ヨロシサン・エクスプレス】#6

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「アイ……エ……?」車掌と共に食堂車にいた乗務員は、ニンジャの暴威を目の当たりにしたことと、実際に急過ぎる目の前の出来事を認識できず、ぼんやりとなっていた。それが死を招いた。サクリリージは彼の頸部を鷲掴みにし、容易く引きちぎると、背骨を引きずり出した。

 ナムアミダブツ! だがその背骨をいかにするか!? その時だ!「ケキャーッ!」アクセルジャックが高速回転でサクリリージに接近し、ジャックナイフで斬りつけた! サクリリージは背骨をかざし、刃を受け止めた。ナムサン!? 彼が構えた時、背骨は既に呪わしいバスタードソード形状に変形していたのだ。

「イヤーッ!」「グワーッ!」サクリリージは容易くアクセルジャックの斬撃を阻み、一瞬後に彼の腹に前蹴りを叩き込んでいた。「オゴーッ!」吐瀉物を螺旋噴射しながら吹き飛ぶアクセルジャックを、サクリリージは背骨剣で真っ二つに切り裂きにかかった。「グワーッ!」ナムサン! 両断は回避!

 だが! 彼の顔面から鎖骨、胸、腹筋にかけて、凄まじい傷が生じ、血飛沫が噴出!「アバババーッ!」苦悶しながら床を転がるアクセルジャック!「ンンー……」サクリリージは目を細めて背骨剣を撫でた。「出来が悪いな……所詮は非ニンジャのクズの部品か」「イヤーッ!」畳み掛けるのはニンジャスレイヤー!

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