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2016年の11月にnote上でスタートした「NINJA SLAYER PLUS」(PLUS)は、最新スピンオフや設定資料集の公開場所であり、2010年から続くTwitter無料連載支援のためのドネート窓口でもあります。 📡ニュース / 更新まとめ ◆AoM本編3部作と「スズメバチの黄色」から続く最新シリーズはここから。3部作の戦いから10年後、2048年を舞台に新たなニンジャスレイヤーが誕生する。 AoMシーズン1:サンズ・オブ・ケオス編 ニンジャスレイヤー「マスラ
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総合目次 ◇1 ◇2 ◇3 ◇4 ◇5 ◇6 ◇7 ◇8 ◇9 ◇10 ◇11 ◇12 ◇13 ◇14 ◇15 4 ← 「2038年に、ひどいイクサが終わった。アタイの街……ニチョームは、アマクダリ・セクトの奴らから、ずっと攻撃を受け続けていた。ツキジでも戦闘があった。覚えてる? ジェノサイド=サン」 「多少はな」 ヤモトは一斗缶の焚火に固形燃料を投げ込んだ。二人はスタンピード・ストリートを離れ、人気のない廃駐車場で夜を迎えた。火を囲み、向かい合って座っている。
正午。ニンジャ。流れ者。 道標の向こうの松林に、行倒れの落武者を見つけた町人ユフコは、持っていた握り飯を渡し、藁を被せて家に戻った。「日が暮れたら戻りますゆえ、それまで持ちこたえて下さいませ」と云い残し。 家がある宿場町オミノロシはそこから徒歩で数分ほど。目と鼻の先であった。ここへ来てユフコは、初めて自分の行動が恐ろしくなった。落武者を匿ったと知られれば、即ち、死罪。命知らずにも程がある。だが、そうせずにはおれなかったのだ。 オミノロシの入口には老人が立ち、本当
◇総合目次 ◇初めて購読した方へ ◇ニャンニャ ◇キョート ◇108ニャンパンチズ ◇マタタビ このシリーズはニンジャスレイヤー本編とはとくに関係のない、ニャンニャ次元のお話です。 日本首都の中心部たるネコサイタマ公園には野放図なサイバネティクスと資本主義がはびこり、花壇や噴水やベンチ等には所狭しとネオン看板が配置され、極彩色の蛍光色で夜空を染めていた。猫と人間のコミュニケーションなど、稚気じみた夢。公園を根城とする無数の猫たちは、空を横切るサンマツェッペリンを見上げて