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【旧】ニンジャスレイヤーPLUS

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記事一覧

レリック・オブ・マッポーカリプス(6):カタナ・オブ・リバプール社のロイヤルガジェット

シャード・オブ・マッポーカリプス(89):VPN空間

VPNとは?

シャード・オブ・マッポーカリプス(88):機動警察法人ロクハラ・コーポレイション

ロクハラ・アシガル / Rokuhara Ashigaruロクハラ機動警察法人の一般社員、すなわち機動警察隊員であるロクハラ・アシガルは、オムラ・エンパイア製の武者鎧型パワードスーツを着込み、背中には「六波羅機動警察」の文字が書かれたノボリを立てている(主任格のノボリはオムラ雷神紋に「羅」の文字を重ねた社紋が描かれることもある)。

シャード・オブ・マッポーカリプス(87):メキシコライオンと野生化バイオ生物

メキシコライオン / Mexican Lionsメキシコライオンは、メキシコに生息する巨大なネコ科の猛獣です。通常のライオンの体長が2メートル弱なのに対して、大型のメキシコライオンはその2倍以上、4から5メートル近い体躯を持ちます。絶対の誇り、プライド、王者の威厳、そのような言葉がメキシコライオンには相応しいものです。 メキシコライオンは通常のライオンよりも遥かに強靭、かつ凶暴ですが、適切にしつけられた場合、極めて強い忠誠心、あるいはユウジョウのような絆を示し、死ぬまで主人

ディスカバリー・オブ・ミスティック・ニンジャアーツ(22):鷲のニンジャ

鷲のニンジャ 鷲のニンジャとは、〈鷲の一族〉がかつて秘密裏に抱えていた、リアルニンジャの戦士集団である。鷲のニンジャの歴史は古く、平安時代の昔にまで遡るという。古来より〈鷲の一族〉は、自分達に対して血の忠誠を捧げたモータルの七戦士の家系を側近として重用し続けていた。その筆頭戦士であった大イシュトヴァーンは、〈鷲の一族〉にとっての不倶戴天の敵であるニンジャの力を逆に取り込まんとし、シルクロードを超えて平安時代の日本へと渡り、ニンジャのドージョーに入門してリアルニンジャとなった

シャード・オブ・マッポーカリプス(86):ネオサイタマの美容肉体改造ビジネス

美の追求と肉体改造ネオサイタマにおいても極端な美容追求を行う者は少なくない。そして彼らの多くはまた、伝統的な化粧品によるコスメティックに留まらず、最新テックによる後戻りの効かない危険な肉体改造へと一足飛びに向かうのだ。 2049年のネオサイタマには、無数のサイバネティクスとバイオ改造手術が氾濫している。それらの多くはカチグミ向けの高度再生医療、電子戦争向けの軍用技術、およびオイランドロイド技術から発展、ないしは廉価コモディティ化したものであり、通常は新製品の登場から数年から

ディスカバリー・オブ・ミスティック・ニンジャ・アーツ(21):コリニンジャ・クランの興亡

Kori Jitsu / コリ・ジツコリ・ジツとは、コリニンジャ・クランが主に用いるジツの系統であり、冷気、氷結、凍結などの力によって敵を殺すものである。

シャード・オブ・マッポーカリプス(85):オキナワ

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ  「必ず、真実を暴いてみせるわ……!」ナンシーは黒いティアドロップ型サングラスで焼け付くような紫外線から目を守ると、額から垂れる玉のような汗を拭い、潮風を胸いっぱいに吸い込んだ。この過酷な環境すべてが、ナンシー・リーのジャーナリストとしての決意を試しているかのようであった。  二人の報道特派員を乗せたクルーザーは、彼方の人工波発生プラント群から生み出される複雑な波に揺られながら、太陽を背負いながら北北東へと進んだ。陸地はもはや遥か遠い。西

シャード・オブ・マッポーカリプス(84):カタナ・オブ・リバプール社とロイヤルニンジャ

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ  「コーッ、シュコーッ……。コーッ、シュコーッ……」クルタナは虚空に浮かぶ砕けた月の足場を、精緻かつ大胆な重力パルクールで飛び渡っていた。四連続の側転から長距離の月面宙返りを打ち、ヤンの破砕面へと到達する。そしてバリケードに相応しい、天然大クレーターの斜面へと滑り込んだ。それなりの銃撃を覚悟しながら。  少しの静寂の後、ナビゲーションAIが優しい電子マイコ音声で彼に告げた。 『バイタルサイン皆無。敵性企業の追跡部隊、完全に圏外へと消えま

レリック・オブ・マッポーカリプス(5):聖剣エクスカリバー

シャード・オブ・マッポーカリプス(83):傭兵ニンジャ互助組織「デルタ・シノビ」とオメガコマンダー

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ   奇妙な胸騒ぎから、オメガコマンダーは眠れぬ夜を過ごしていた。そしてそれは、西の空を焦がす4本の巨大な飛翔物によって実現されてしまったのだ。明らかな緊急事態である。いまや大海に浮かぶ小島めいたデルタ・シノビの秘密要塞全域が、オメガコマンダーの心臓であるかのように、赤いスクランブルアラートを明滅させていた。  司令室にはオメガコマンダーと、アルファ級エージェントたるノーウインドの姿。机の上にはパンチアウトされたばかりのいくつもの書類。既に

ディスカバリー・オブ・ミスティック・ニンジャアーツ(20):ニンジャクランの成り立ち

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ  「ニンジャは、如何にしてその数を増やすのか?」 この問いは、長らくニンジャサイエンスとニンジャ考古学という二つの科学的フィールドで、活発な議論の的となってきた。なぜならY2Kカタストロフィ以降、ニンジャソウル憑依現象以外の方法で新たにニンジャ(すなわちリアルニンジャ)となったモータルの存在は、ごく近年まで確認されてこなかったからだ。 無論これは、Y2Kを絶対的な境としているわけではない。ニンジャの減少、すなわち新たなリアルニンジャの発生

シャード・オブ・マッポーカリプス(82):人造マスコットバイオ生物「ケモチャン」

生ケモチャンケモ動物(ケモチャン)とは、「ケモビール」のラベルに描かれたキメラ動物じみたマスコットキャラクターであり、獅子じみた頭と体、大きな翼、蛇の尻尾、神秘的な顔つきなどを持っている。この製品プロモーションのためだけに血肉を持つ存在として生み出され、ネオサイタマ市街へと放たれたのが、人造バイオマスコット生物としての「生ケモチャン」たちである。 マスコットバイオ生物の誕生Y2K以前より、酒造メーカーにおける新製品開発は、生化学や菌類などの研究と切り離せないものであった。ケ

シャード・オブ・マッポーカリプス(81):ヌーテック社から見た各メガコーポの兵器群

◇総合目次  ◇はじめて購読した方へ よくきたな。俺はロジャー・トンプソンだ。俺は長年にわたってUCAの最前線で銃を構え、血を流し、黒帯を巻いた熊やゲニントルーパーと戦ってきた、まさに真の男だ。すなわちヌーテック社の偉大さとUCAの力強さを体現し教育するのに最適の存在といえる。今日はおまえら新入社員に、偉大なるヌーテック兵器とその他全ての腰抜けメガコーポ群との違いについて骨の髄まで徹底的に叩き込んでやるから、覚悟しておけ。
 N.S.C.G. / Neo-Saitama