ニンジャスレイヤープラス

【スロー・ア・シュリンプ・トゥ・キャッチ・ア・シーブリーム】(前編)

【スロー・ア・シュリンプ・トゥ・キャッチ・ア・シーブリーム】(前編)

「あがッ、あがッ、あがががががッ……」ヤクザは椅子の上に固定され、今にも失禁しそうなほど震えていた。暗い闇の中、ほとんど何も見えない。加えて彼の両目の上にはセンベイが置かれている。その隙間から月蝕光輪のように覗くのは眩しいライト。ピンク色の光は見えない。機械音が聞こえる。 「案ずるな、すぐに終わる。あと少しだ」暗闇の中で男が言った。逞しい腕が彼の肩を叩き、勇気付けた。「ニンジャの悪夢を浄化し、二度と現れぬようにする……」  彼は悪夢とともに夕刻に目覚める。  夜の訪れ。

97
このつぶやきはマガジンを購入した人だけが読めます。

このつぶやきはマガジンを購入した人だけが読めます。

3
【デッド! デダー・ザン・デッド!】#8

【デッド! デダー・ザン・デッド!】#8

総合目次 ◇1 ◇2 ◇3 ◇4 ◇5 ◇6 ◇7 ◇8 ◇9 ◇10 ◇11 ◇12 ◇13 ◇14 ◇15 7 ←  ドゥーム……ドゥーム……ドゥーム! 「アバー」「アバー」「アバー……」「アバーッ!」 「アイエエエエ!?」「アイエエエエエ!」  ナムアミダブツ! 頭を揺らしていた客たちが困惑する客たちに襲い掛かり、食らいついた! 「キャモンエビリワン! ネクロナイッツァ!」  ピンクモヒカンゾンビーは花嫁ゾンビーからマイクを奪い返し、こめかみのカタナを抜き

58
シャード・オブ・マッポーカリプス(23):ウィッチまたはコードロジスト

シャード・オブ・マッポーカリプス(23):ウィッチまたはコードロジスト

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

88
【デッド! デダー・ザン・デッド!】#7

【デッド! デダー・ザン・デッド!】#7

総合目次 ◇1 ◇2 ◇3 ◇4 ◇5 ◇6 ◇7 ◇8 ◇9 ◇10 ◇11 ◇12 ◇13 ◇14 ◇15 6 ←  ドンツクドンツクブブンブーン! ブンツクブンツクブンムムーン! ダカダカディカダカドドンドゥーン!   極度増幅されたベースサウンドとBPM126のビートがグラス表面にミニマルなさざ波を立てる。蛍光色のライトが天井高くのミラーボールから降り注ぎ、ヤモトとジェノサイドの輪郭を、桃色→黄緑→黄色→紫→水色のローテーションで照らしていく。  天井はとにか

63
このつぶやきはマガジンを購入した人だけが読めます。

このつぶやきはマガジンを購入した人だけが読めます。

ディスカバリー・オブ・ミスティック・ニンジャ・アーツ(5):カトン・ジツ

ディスカバリー・オブ・ミスティック・ニンジャ・アーツ(5):カトン・ジツ

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

114
このつぶやきはマガジンを購入した人だけが読めます。

このつぶやきはマガジンを購入した人だけが読めます。

ハイヌーン・ニンジャ・ノーマッド(中編)

ハイヌーン・ニンジャ・ノーマッド(中編)

【前編】  トゥームストーンは黒い刀を大上段に構え、畳四枚の距離でニンジャスレイヤーを威圧した。ニンジャスレイヤーは臆することなく切り掛かった。ニンジャの速度で。そして弾き返された。鋭い金属音が大通りに鳴り響いた。  二度、三度、四度。やはりニンジャスレイヤーは弾き返され、逆に蹴りを防御の上から受けて転がり、二連続バック転を決めて斬撃をかわした。  踏み込めぬ。一見隙だらけのように見えて、攻め入る隙がない。然り。これは墓石の構えと呼ばれる、堅牢なる古イアイドーの業前であ

79
【ストライダー:サーチ・アンド・デストロイ】

【ストライダー:サーチ・アンド・デストロイ】

「オーン! オオーン! オオオーン!」  遠吠えを繰り返すシバ種の犬のもとへ、重い足取りで歩み寄ったのはジンドウ=サンである。彼はミノト・ストリートの「コンパス橋」を住まいにする浮浪者だ。ここのところ体調の優れない彼は、橋の下のテントのなかで横になり、今日もじっと息を潜めて横たわっていたのだが……。 「どうした、どうしたタロウイチ……おお?」  ジンドウは空を見上げ、驚きに目を見開いた。黄金に輝く太陽が、タマ・リバーの向こうへ、ゆっくりと沈んでゆこうとしていた。重金属雲

154