
ニンジャスレイヤー名鑑カードAoM-0009【コトブキ】
【コトブキ】/ Kotobuki
非ニンジャ。美しい女性型ウキヨ(自我を得たオイランドロイド)。購入者の突然死によって意図せず監禁放置状態となり、購入者が所蔵していたカンフー映画やグラインドハウス映画を糧として孤独に耐えた。親切だが、思考はやや奇妙である。
身長:162cm
外見特徴:明るく淡いオレンジの髪、TPOに合致させた様々な服装 瞳の色は二種類(翡翠色と明褐色)あり、無自覚に切り替わる
戦闘スタイル特徴:カンフー・カラテ
「自我があるのでダメです」
登場エピソード:【サンズ・オブ・ケオス】以降ほぼ全て
B&Mメモ
「コトブキは出口のない部屋に閉じ込められていたオイランドロイドだ。部屋に満載されていたビデオグラムは、電子戦争以前の……それも相当偏ったコンテンツだ。部屋の持ち主がマニアである事は確かだが、心臓発作で死んでしまったので、この鑑賞ルームを作った詳細な理由はわからない。出られない閉鎖空間に起動以前に入れられていたこと、外界との接触がない中でウキヨになったこと、ふたつの要因が彼女を奇妙な存在にした。
彼女はひととおりの一般常識を備えているが、実地検証を経ていないので、時々間違う。また、彼女は他にする事が無い中で、部屋に所蔵されていたグラインドハウス映画やカンフー映画などを片っ端から見ていった。これらのカルチャーのスラング等の影響もあり、他者をぎょっとさせるような言動を行う事もしばしばだ。しかし彼女自身の性格の根底にあるのは「強く、優しく生きたい」というまっすぐな欲求であって、勧善懲悪的な価値観のもとで、子供達にやさしくする事、ナメられたら拳で倒す事など、彼女なりに結論付けた独自の正義感を形成している。これは決して、彼女が「視聴したコンテンツのキャラクターの行動を機械的に模倣している」ということを意味しないし、「幼く無垢な存在である」という事でもない。彼女自身が情報を咀嚼し、独自に判断し、考えていった結果だ。
コトブキはピグマリオン・コシモト社の制作したカスタムオイランドロイドであり、その身体能力は極めて高い。人間よりも重く、敏捷で、握力も強い。ニンジャのような色付きの影めいた凄まじさはもたないものの、そのカンフー・カラテは驚異的だし、銃火器の扱いにも長けている。学習能力の高さから、伸びしろもある。状況が揃えばサンシタ・ニンジャ相手ならば良い勝負ができる筈だ。UNIXにLAN接続する事でハッキングの為のハブの役割をすることもできる。それから、彼女は着飾る事にこだわりを持っている。彼女は旅先に必ず衣装を満載したスーツケースをもってゆく。そして、出来るだけ状況にしっくりくる……と彼女が信じる……服装になる。
彼女がマスラダについてゆくのは何故だろう? 実際、マスラダも訝しんで、彼女に直接尋ねた事があった筈だ。その出会いが鮮烈だったこともあるだろう。なにしろ彼女にとって初めて出会った「他者」であるし、しかもその場で彼女は彼に命を救われているからね。ともあれ、彼女がマスラダについてゆくのは彼女自身の価値観に即した決断であり、マスラダや他人に対してそれを微に入り細に穿って説明するような事は無いが、その意志は固いんだ。
ウキヨエ・アートワークス
コトブキの最も基本的なイメージは、オレンジ色の髪と、ターコイズ色のアオザイ、またはカンフー・ウェアである。なお、サイバネが普及しているネオサイタマでは、ウキヨもヘアサロンで普通に髪色や長さを変えたりできるので、気分や時期でコトブキの外見はかなり変わる。























映画のビデオテープが好き
コトブキは現在でも旧世紀のビデオテープを収集する趣味を持っており、その良さをより多くの人とシェアしたいと考えているため、ピザ・タキにビデオデッキつきのTVを設置したりしている。




ピザ屋な
コトブキはピザ・タキの店員としてバイトをしている。このため、店頭で働く時の衣装を複数持っている。最もよく着用されているのは、胸に自分の名前が書かれた半袖Tシャツだ。





衣装替えコトブキ
コトブキは衣装持ちであり、気分で衣装替えをしたり、作戦に応じて変装したり、世界各地のさまざまな文化に触れてその衣装を収集したりすることを好んでいる。詳細はこちらのシャードから。


















この続きをみるには
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!