ニンジャスレイヤーAOM本編:シーズン3目次
ニンジャスレイヤーはコトブキと共にシトカを離れ、カナダ国境をこえた。そこはタイクーンことアケチ・ニンジャが君臨する邪悪なるカラテの大地「ネザーキョウ」であった。
マスラダはサツガイを倒すために己の力を燃やし尽くし、ニンジャスレイヤーとしてのカラテを失っていた。メイプル採取民が暮らす小村で、彼を休ませようとするコトブキ。しかしそこにネザーキョウの残虐なニンジャが訪れる。
ニンジャスレイヤーとコトブキはプリンスジョージの街に到着する。そこは現在、川を挟んでネザーキョウと現代文明が睨み合う前線都市と化していた。川を越えてネザーキョウを脱出しようとする少年、ザカリーは、ニンジャスレイヤーのカラテを目撃し、彼らに力を借りようとする。
ネザーキョウのカイト部隊のニンジャ、憑依ニンジャのメタルファルコと、タイクーンにその力を認められたリアルニンジャのマイトイカラス。彼らの恐るべき作戦行動が始まろうとしていた。
バンクーバーを逃れ、大陸を横断するヨロシンカンセンに乗り込んだマスラダ達。そこにはヤモト・コキというニンジャが乗り合わせていた。
第4話と第5話の間で、様々な視点が描かれる。
インターネット禁止のネザーキョウで、データストリームを絶やすまいと地下活動を続けるリコナー達。彼らの始祖「A-1:ファストストリーム」は強大なカラテビースト「ドリームキャッチャー」と共に隠れ谷で暮らす。ニンジャスレイヤー一行とWi-Fi狩りの騎士「テツバ・ドラグーン」の戦いが始まる。
ネザーキョウ首都ホンノウジでネザー化現象のデータ収集を行っていたUCAの強行偵察部隊「ファイアストーム隊」。狂気の大地ネザーオヒガンでのカイデン儀式に恐れをなして逃げ出したカネト。彼らの脱出行の顛末とは。
邪悪なるケイトー・ニンジャは、ハリマ離宮に突如出現したギンカク・オベリスクからナラクの力を搾取する事をジョウゴ親王に提案。かくして離宮にはゴマグラウンドが築かれ、恐るべき儀式が進行していた。ギンカクに接続してナラクを取り戻そうとするニンジャスレイヤーに、ジョウゴ親王、クセツ、さらには狂気の英雄ザンマ・ニンジャが立ちはだかる。
ネオサイタマを始めとする世界4都市に矢が落ち、ネザーの軍勢による蹂躙が始まった。神出鬼没のタイクーンの攻撃に晒され、文明社会はネザーキョウの前に為すすべなく崩れ去るばかりなのか。折しもピザタキを襲う奇怪な電子超常現象。それはタキを大いなるコトダマ空間の冒険へといざなうメッセージであった。やがて、ネザーキョウの軍備とインターネットの要である工業ナガシノを舞台に、様々な勢力のカラテが乱反射する。
旅の終わり。
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