ニンジャスレイヤープラス

S4第3話【マスター・オブ・パペッツ】#10

S4第3話【マスター・オブ・パペッツ】#10

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ ◇【マスター・オブ・パペッツ】まとめ版はこちら 9 ← 「イヤーッ!」レッドハッグは黒いカタナとともにレイテツに躍りかかった。レイテツは片手をかざし、レッドハッグと自身の間に分厚い氷の壁を作り出す。K.E.S(コリ・エンハンス・システム)が組み込まれたニンジャ専用カタナの助けを得た強大なコリ・ジツである。突っ込めば氷壁衝突死もありうる!  だが!「イヤーッ!」氷の壁はX字に黒く切り裂かれ、四つに分かれて散った。砕けた氷の破片の中からレッ

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【センスレス・アクツ】

【センスレス・アクツ】

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ この小説はTwitter連載時のログをそのままアーカイブしたものであり、誤字脱字などの修正は基本的に行っていません。このエピソードの加筆修正板は【フェイト・オブ・ザ・ブラック・ロータス】の一部として上の物理書籍に収録されています。また第2部のコミカライズが、現在チャンピオンRED誌上で行われています。 【センスレス・アクツ】 1  降りしきる陰鬱な重金属酸性雨の中、ローター回転を止めた黒塗りのヘリが傾いて落下する。鋭角なシルエットを持つ

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【プロメテウス・アレイ】#7

【プロメテウス・アレイ】#7

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ 全セクション版で読む 1997_12_19 ディー 「よう。"久しぶり"」  後部シートの闇が喋った。口元が見えた。ジョシュアだった。ディーは急いで車外に出ようとしたが、ジョシュアは穏やかに制した。ディーはすぐに諦め、運転席に座り直した。

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【プロメテウス・アレイ】

【プロメテウス・アレイ】

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ 1ダン 1993_10_02  やがてアパート前の路上でサイレンの音がうるさく聞こえてきたが、ダンはベッドの横に立ったまま、微動だにしなかった。  玄関のブザーが鳴らされても、ダンは動かずにいた。  ベッドの上で冷たくなっているリディアを、ダニエル・キャリントンは、ただじっと見つめる他なかったのだ。  荒っぽくドアが叩かれ、怒鳴り声が耳に届いた頃、ようやくダンは動いた。リディアの瞼に触れ、恐怖に見開かれたままの目を閉じさせた。  

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S4第3話【マスター・オブ・パペッツ】#9

S4第3話【マスター・オブ・パペッツ】#9

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ ◇【マスター・オブ・パペッツ】まとめ版はこちら 8 ← 「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーの後方、高速回転走行していた金属装甲塊が空中に跳ね上がり、両手足をひろげてアイサツを返した!「ドーモ、レッドハッグ=サン、パンヤンドラムです!」アイサツは神聖不可侵の掟。たとえ追跡行動中であろうとアイサツを挑まれれば答えねばならぬのが礼儀作法だ。  二者はニンジャスレイヤーを挟んで、数コンマ秒のあいだ睨み合った。凝縮していた時間が溢れ、再び高速の世界

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S4第3話【マスター・オブ・パペッツ】#8

S4第3話【マスター・オブ・パペッツ】#8

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ ◇【マスター・オブ・パペッツ】まとめ版はこちら 7 ←  自重倒壊する儚い巨大トーフ・モニュメントじみて螺旋塔は破片を撒き散らしながら潰れてゆく。粉塵と瓦礫が渦を巻き、天に跳ね上げられてゆく、その中心には、落下してなお殴り合うニンジャスレイヤーとマークスリーのワン・インチ立ち合い竜巻発生源! ゴウランガ! 「KATANA……これは一体……!」パラシュート降下しながら、コトブキはドレスの裾をバタバタと振って中に仕込まれたチャフを散布し、こ

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S4第3話【マスター・オブ・パペッツ】#7

S4第3話【マスター・オブ・パペッツ】#7

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ ◇【マスター・オブ・パペッツ】まとめ版はこちら 6 ←  17世紀! 英国社交界に、紅茶が出現する! その時点においては無論、紅茶とはすなわち発酵されたチャの事を指し、あくまで社交の道具であった。だが程なくして、チャの真実は英国においても明らかとなる……とある謎めいたメッセンジャーの来訪によって! メッセンジャーは、時を逆さまに生きると嘯く謎のニンジャであった!  紅茶とはなにか? それは茶であり、チャにほかならない。では、チャとはなに

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S4第3話【マスター・オブ・パペッツ】#6

S4第3話【マスター・オブ・パペッツ】#6

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ ◇【マスター・オブ・パペッツ】まとめ版はこちら 5 ←  ゴーン。ゴーン。ノイズ混じりの鐘の音が、天に、地に、ニューロンに鳴り響き、頭上に黄金の立方体の冷たい輝きが垣間見えるなか、ニンジャスレイヤーはしめやかに進んだ。網膜にハレーションする強い輝きが全てを透かして見える。それが今回の狩人の方角をしめすのだ。  KOL社実効支配区画、マジェスティック・ディストリクトの英国式巨大庭園は黒く静まり返っている。ニンジャスレイヤーの行く手を、花崗

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S4第3話【マスター・オブ・パペッツ】#5

S4第3話【マスター・オブ・パペッツ】#5

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ ◇【マスター・オブ・パペッツ】まとめ版はこちら 4 ← 「エ? 何?」「コクッテンノ?」ラジオ体操をしていたトイコとヨウナシがこれを目撃。体操を中断し、互いにしがみつき、動揺しながら見守った。コトブキはマークスリーを見た。マークスリーは顔を赤らめた。「お話とは、なんでしょうか」「……決闘に臨むのは、僕と決まりました」「なんですって?」 「殺し合いになるでしょう。その前に、僕は」マークスリーは苦しげに己の胸を掴んだ。「……貴女に、秘めたる

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【バトル・オブ・セイクリッド・ホウチョウ】モーメント・オブ・マッポーカリプス

【バトル・オブ・セイクリッド・ホウチョウ】モーメント・オブ・マッポーカリプス

◇総合目次 ◇初めて購読した方へ これまでのあらすじアキジは流浪のイタマエである。彼の握るスシは、時に人を楽しませ、時に傲慢なるカネモチに頭を垂れさせ、時にニンジャを怯ませ、時に孤独な魂を救ってきた。彼の旅、それは彼の探求の人生そのもの。 今日もどこかで、アキジのスシが、心を握る。

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