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新たなニンジャスレイヤーが主人公となる【エイジ・オブ・マッポーカリプス】第1シーズンまとめ


【砕かれた月の下で】

2038年の磁気嵐消失・日本政府解体から約10年。

世界は暗黒メガコーポ群によって支配されていた。破滅的なオーバーテックを支える謎の新素材「エメツ」を統べる者が、新たな千年紀の支配者となるだろう。かくして企業兵団同士の戦争と暗闘が再開され、テクノロジー進化と多様性の最先端たるネオサイタマは、暗黒メガコーポ群の群雄割拠の地となった。

超自然的な移動手段「ウキハシ・ポータル」を用いてネオサイタマと世界を行き来し、シャガイ級機密情報を奪い合う企業エージェント。海外勢力の流入に対してシノギを削るヤクザクラン。あるいはエメツのオーバーテックに身を包む、命知らずの企業傭兵や重サイバネの犯罪者たち。

そして彼ら全てが戦場で最も恐れる敵……それは、ニンジャ。すなわち太古の邪悪なニンジャソウルをその身に宿す、謎めいた異能者たちである。磁気嵐の消失、ケオスの蔓延と共に、世界全土でニンジャソウル憑依現象が増加し始めたのだ。暗黒メガコーポ群は、ニンジャすらも自らの手駒として戦争を激化させんとしている。……果たして、世界はどこへ向かおうとしているのか。



【新たなニンジャスレイヤーの誕生】

ネオサイタマの南東、汚染された海抜ゼロ地域、通称シャッタード・ランド。赤黒のニンジャ装束を着、メンポに「忍」「殺」と刻んだ謎めいた男が、ヤクザクランの部隊と激しい戦闘を繰り広げていた。彼の名はニンジャスレイヤー。「ニンジャを殺す者」の名が示す通り、彼はヤクザ部隊を率いていたニンジャを憎悪のカラテで返り討ちにする。そして煮えたぎるような憎悪に声を震わせながら、瀕死の相手に問うた。

「サツガイという男を……知っているか」

その忌々しい名を口に出すたびに、ニンジャスレイヤーのニューロンに蘇る、断片的な悲劇の記憶! そして燃え上がる、憎悪の炎!

……マスラダ・カイ。新進のオリガミ・アーティストであった彼は、幼馴染アユミとともに謎の男「サツガイ」の手にかかった。彼はアユミの命を守れず、己のみが生き残った。邪悪なニンジャソウル「ナラク・ニンジャ」が、死に臨んだマスラダの命を救い、現世に引きずりあげたのである。

マスラダはニンジャスレイヤーとして生まれ変わり、復讐のイクサを開始したのだ。サツガイを見つけ出し、地の果てまでも追い詰め、必ずや自らの手で葬ると……!



【主要登場人物】


ニンジャスレイヤー
本名マスラダ・カイ。サツガイを追い、ニンジャを次々殺してゆく。それにより自分の体がどれほど傷つこうとも、またどれほど仲間が危険に晒されようとも顧みない。サツガイを殺す。それが現在の彼の唯一の目的である。

タキ
ネオサイタマに「ピザ・タキ」という店を構える情報屋のハーフ・ガイジン。ヤクザクランの手で拷問死させられる寸前であったが、ニンジャスレイヤーによって救出され、以後、協力を強いられる。死にたくない。それが現在の彼の唯一の目的である。

コトブキ
自我を持つオイランドロイド。閉鎖空間に閉じ込められており、購入者が所蔵していたカンフー映画やグラインドハウス映画を糧として孤独に耐えていた。ニンジャスレイヤーの手で偶然外界へ解放される。正しく生きたい。それが現在の彼女の唯一の目的である。

サツバツナイト
先代のニンジャスレイヤー。本名フジキド・ケンジ。かつてのナラク・ニンジャの憑依先。宿主が生きたままニンジャスレイヤーの代替わりが起こったのは、これが初めてのことである。

サツガイ
マスラダを死の淵に追いやり、彼の幼馴染アユミを殺した謎の存在。ニンジャと接触し、強力な力を分け与えながら、世界を巡っている。その目的、正体の一端が、第1シーズン最終話で明らかとなった。


【第1シーズンのあらまし】

ニンジャスレイヤーはタキの収集情報をもとに、サツガイ接触者の互助集団「サンズ・オブ・ケオス」に所属するニンジャへの襲撃を繰り返した。サツガイに祝福されたニンジャを殺し、別の所属ニンジャの情報やより深い秘密を引き出し、あわよくばサツガイの気を引くなどしておびき寄せ、サツガイのもとへ到達するためだ。ニンジャスレイヤーはアユミを殺し人生を奪ったサツガイを許さない。サツガイを殺す。それが彼の目的である。



ここまでのエピソード

(クリックするとPlusの各エピソードまとめに飛びます)

#1【トーメント・イーブン・アフター・デス】

マスラダとタキの出会い
ネオサイタマの東南、シャッタード・ランド。ヤクザクラン「デビルズカインド・キョダイ」を取り仕切っていた二人組のニンジャ、コーストウインドとストリングベンドをニンジャスレイヤーは手にかける。ストリングベンドはサツガイに接触して力を得た特別なニンジャであり、それゆえニンジャスレイヤーは彼を狙っていた。ニンジャスレイヤーはサツガイに連なるニンジャとして新たに「ナハトローニン」の名を得る。そしてこの時、監禁されていた哀れな情報屋兼ハッカー、タキを連れ帰る。これまで徒手空拳でニンジャを追っていたニンジャスレイヤーは、以後、タキを通して標的のニンジャの情報を収集するようになる。

#2【マーセナリイ・マージナル】

無慈悲なる傭兵ニンジャの世界
大学受験システム「センタ試験」を軸に構築されたプロ浪人生リーグ「ヒョットコム」で巨額のカネを動かす暗黒メガコーポ、ユバナ・キャピトル。このカイシャの非合法エージェントとして立ち回る凄腕のニンジャがナハトローニンだ。ニンジャスレイヤーはタキの情報収集を通してこのニンジャが従事するミッションを掴み、襲撃をかける。ナハトローニンは致命的な大量殺戮武器「アクティブ・カタナ」を操る恐るべきニンジャであった。

#3【サンズ・オブ・ケオス】

コトブキの目覚め
ナハトローニンを通し、謎めいた組織「サンズ・オブ・ケオス」の情報を得たニンジャスレイヤー。サツガイと接触して力を与えられたニンジャ達がこの組織に関わり、断片的なサツガイの情報を共有していた。このネットワークを通して次なる標的ニンジャ、メイレインの所在を掴んだニンジャスレイヤーは、ゴールド銀座横丁の更に奥にある雑居ビルを訪れる。しかしメイレインはネオサイタマの広域で睨みを利かせるニンジャ集団「ソウカイ・シンジケート」のニンジャであり、間の悪い事に、シンジケート幹部「シックス・ゲイツ」のガーランドもまた、メイレインの粛清に乗り出していたのだ。

#4【ヨグヤカルタ・ナイトレイド】

国境のない世界で
次なる標的は東南アジア、ボロブドゥール王国、首都ヨグヤカルタ。魔術的存在シャン・ロアが支配するこの地に、ニンジャスレイヤーはウキハシ・ポータルを用いて訪れる。同行するのは前エピソードで雑居ビルに閉じ込められていたオイランドロイド、コトブキ。彼女はニンジャスレイヤーの後を勝手について来たのだ。治安部隊カロウシタイが睨みを利かせる中、二人はボロブドゥール政府高官との会食の場を持ったロングゲイトに狙いを定める。一方、ロングゲイトと会食する政府高官のグレイウィルムもまたニンジャであり、彼らはニンジャならではの残虐性を見せつけるが……そこに現れたのは黒橙のニンジャ「サツバツナイト」、またの名をフジキド・ケンジであった。

#5【アセイルド・ドージョー】

もう一人の「ニンジャを殺す者」
ヨグヤカルタの地に潜伏するサツバツナイトには、支配者シャン・ロアと敵対するのっぴきならない理由があった。サツバツナイトと旧知の関係であるドラゴン・ニンジャのドージョーが、このシャン・ロアを含む三人の強大なニンジャによって襲われ、秘蔵の神器を奪われたばかりか、ドラゴン・ニンジャは呪いによって石化されてしまったのだ。サツバツナイトはシャン・ロアの部下を次々に殺害し、シャン・ロア、すなわちムカデ・ニンジャに迫る。

#6【ストーム・イナ・ユノミ】

ピザ・タキ、襲撃さる
「サンズ・オブ・ケオスの構成員には、サツガイに二度接触したニンジャがいる」。ニンジャスレイヤーはその者の所在を暴くべく、サンズ・オブ・ケオスのニンジャを狩ってゆく。だが、彼がトラップマスターの居城に挑んでいる最中、無防備なピザ・タキが、サンズ・オブ・ケオスのニンジャ、アモクウェイブによって襲撃を受けていた。アモクウェイブは人間をゴミのように殺してはばからないサイコキラーであり、タキとコトブキは未曽有の危機にさらされる……!

#7【ダメージド・グッズ】

コトブキ、ウキヨの共同体へ
ある日テレビ番組で「ウキヨの共同体」の存在を知ったコトブキは、ピザタキに休暇届を出し、単身ネオサイタマを出発、探索に向かう。彼女は競技場廃墟を改造した砦「ウキヨポリス」と、そこに集まるウキヨ達に迎えられる。ウキヨのいびつなユートピアは、しかし、まさに時同じくして、執念深いウキヨ狩りのニンジャとその手勢による本格的な襲撃を受けようとしていた……!

#8【ザイバツ・シャドーギルド】

電子魔術戦争勃発
目くるめく電子魔術の都、旧チェコ共和国デジ・プラーグ。魔術ギルドを掌握した邪悪なるニンジャ、エゾテリスムは、サツガイに授けられた力を濫用し、自らの能力強化の為に、世界中で恐るべき破壊工作を繰り返していた。デジ・プラーグを訪れたニンジャスレイヤーとコトブキは、カゼのジツを用いる謎の冒険魔術師、コルヴェットに助けられる。サツガイ接触者を殺す旅は、思いがけず古都を邪悪なニンジャから解放する魔術戦争の様相を呈する。そして空に走った稲妻……ザイバツ・シャドーギルドのシャドーシップ出現の兆し!

#9【カロウシ・ノー・リモース】

満員電車の死闘
ネオサイタマの致命的満員電車に逃げ込んだサツガイ接触者、エッジウォーカー。ニンジャスレイヤーは彼を追い詰め、殺そうと試みるが、車内混雑率は際限なく上がり続ける。極限の戦闘環境は二人のニンジャの死闘をいかなる結末へ導こうというのか……!

#10【ソウカイ・シンジケート】

ソウカイ・シックスゲイツ揃い踏み
ニンジャスレイヤーの足取りを追っていた油断なきニンジャ、ガーランドは、ソウカイ・シンジケートの実行部隊「シックス・ゲイツ」所属の熟練の戦士である。イクサ直後の満身創痍のニンジャスレイヤーを捕らえる事に成功した彼は、スシ・トーチャリングによって、彼が何者なのかを洗いざらい引き出そうとする。しかし、ニンジャスレイヤーはザイバツ・シャドーギルドに追われる身であり、拷問の場には超自然のザイバツ兵が次々に出現するのであった。混乱を経て、ニンジャスレイヤーは大胆にもソウカイ・シンジケートの首領であるラオモト・チバへの直談判を行おうとするが……!

#11【ウィア・スラッツ、チープ・プロダクツ、イン・サム・ニンジャズ・ノートブック】

企業買収ニンジャの無敵のジツを破れ
次なる標的の名はデシケイター。M&Aを繰り返し、利潤追求の名のもとに、ポスト磁気嵐時代を救う薬の価格を不当に値上げする外道だ。そして同時に、無敵のジツと手練れのウキヨに守られた極めて攻略困難な存在でもある。ニンジャスレイヤーと共にムンバイに飛んだコトブキは、デシケイターが買収した企業にオーエルとなり潜入する。

#12【オラクル・オブ・マッポーカリプス】

サツガイとの邂逅、マスラダの過去
サンズ・オブ・ケオス創設者ブラスハート。サツガイに二度接触したという特異な存在の居場所をついにつきとめたニンジャスレイヤーは、暗黒メガコーポ、オムラ・エンパイアの巨大浮遊要塞に乗り込む。要塞が目指す先、ナスカの地において恐るべき運命が交錯し、カタストロフィが幕を開ける……!


エイジ・オブ・マッポーカリプス
シーズン2は2017年11月最終週から
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